カラスは、街中でもポピュラーな鳥であなたもよく見かけると思います。

 

 

では、カラスの子供(赤ちゃん)となるとどうでしょう?

 

よく見るという方は、あまりいないのではないでしょうか?

 

今日はカラスの子供を見ない理由や巣のある場所はどこについての記事です。

 

また、カラスが人の子供を襲う理由や雛が産まれる時期と生態なども説明していきますね。

 

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カラスの子供を見ない理由

カラスの子供(赤ちゃん)を見たことないという方も多いと思います。

 

カラスの雛

 

理由としては、雛(ひな)である期間の短さにあります。

 

カラスの卵は二週間ほどで孵化(ふか)します。

 

繁殖期は春先で、それが成長するに従いしっかりとしたものに変わります。

 

その期間は、一か月ほどで羽が生えそろい大人と同じ姿に成長します。

 

そうしてようやく巣の外に出てくるようになるのです。

 

子供のカラス

 

親カラスと同じような見た目になるまで早い子供なら三週間ほどのものもいます。

 

このように雛でいる時期が一か月に満たない短い時間であることが挙げられます。

 

私たちは、もしかしたらカラスの子供を見ていたとしても気づいていないだけかもしれません。

 

年齢的には幼くても、外見的に私たちが気づけないことが多いです。

 

そのため親との違いは見かけではなかなかわかりません。

 

高い木の上にあるカラスの巣

 

また、カラスの巣が高い場所に作られることが多く分かりにくいためです。

 

高い場所に作る理由は、巣を見つけにくくするためです。

 

まず巣を目に触れにくいとても高い木の上に作る生態のためです。

 

こうして天敵から隠れるために見つけにくい場所で育つので子供の報告が少ないです。

 

この子育ての時期に不用意に巣に近づくと敵として認識されてしまうため攻撃されることがあります。

 

ヒナがいるときの親の反応はとても過敏なものに変わってきます。

 

カラス攻撃

 

反応が強いなと思った時はカラスの子供(雛)を見ようと無理をしないことです。

 

そっと離れてあげるのがいいでしょう。

 

この時期のカラスの子供は飛び方餌の捕り方などを、まだしばらく親元で練習します。

 

まだ飛び方が下手な時期に子供が地面に落っこちてくることもあります。

 

カラスヒナ

 

その落ちてきた子供に近づいても親カラスに威嚇されます。

 

あなたが何もしていないのに、妙に守っているようなカラスが周囲にいる。

 

さらに攻撃されそうならば近くにカラスの子供がいるからかもしれません。

 

そして秋ごろになって、ようやく正しい意味での巣立ちを迎えます。

 

巣立ち

 

このころになると近づいても親鳥が威嚇してくることは減るでしょう。

 

巣立ちの直後ころには見た目で親と区別が中々つかないです。

 

こうして姿かたちもカラスの子供が雛だとわからなくなってくる時期です。

 

そして厳しい冬を乗り越え、春先にまた新しい卵産んで親になります。

カラスの子供の特徴

卵から孵った(かえった)子供(雛)は生まれたばかりのころは、なんとも生えていません。

 

 

どのような姿なのかというと見た目がちょっとグロテスクですよね。

 

目もまだ開いてない状態で、くちばしもとても小さいです。

 

やがて生えてくる羽も最初はふわふわとした頼りない羽毛です。

 

この時の見た目としては、毛の短い黒いヒヨコといった感じです。

 

カラスヒナ

 

このようにカラスは生まれたばかりの赤ちゃんのころは羽が生えていないんです。

 

孵化後一週間ほどの時点でやっと羽毛が少しずつ生えてきます。

 

このあたりで、くちばしもしっかりとしたものになってきます。

 

本当に生まれてすぐの期間でない限りは、ヒナ鳥であると気づくことが難しいです。

 

からす雛

 

体が成長しても実は、まだ子供なんです。

 

巣から出てくるようになっても最初はうまく飛べないですし餌も自力では獲れません。

 

このようにカラスの子供は生まれたばかりのころはとてもひ弱な存在です。

 

卵から孵ってから自分で餌を獲れるようになるまで親カラスが交代で餌を運んで食べさせます。

 

カラスつがい

 

これは他の多くの鳥類と同様ですね。

 

鳴き声もどことなくへたくそなのでこれでカラスの親と子供の見分けがつきます。

 

子供は長くカァカァと鳴けず、細切れか不格好なカッカァッと声を発します。

 

カラスの鳴き声についてですが、親ガラスはあなたもご存じのとおりカァカァーと鳴きますよね。

 

ここまでは普通ですがなんとこの鳴き声がカモメと似ているといったら信じられるでしょうか?

 

かもめ

 

実はよく耳を澄ましてカモメの鳴き声を聴いているとカラスの鳴き声に似ているんです。

 

こちらについては、下記のページで詳しく書いてみましたの参考にしてくださいね。

 

 

またこのころのカラスのヒナは餌を獲るのもまだ上手ではありません。

 

飛び方もぎこちなくて時々地面に落ちたりもします。

 

 

カラスの親は雛の体が大きくなった後も飛び方や餌の取り方などを教えて練習させます。

 

そして自力で生きていくすべを身につけられた秋ごろに、やっと完全な独り立ちとなります。

 

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カラスの巣の場所

カラスの巣はどこにあるかというと、一般的には高い木の上に作られることが多いです。

 

木の上の、枝が三つ又になっている場所を好んで巣を作ります。

 

カラスの巣

 

ですのでそのような危ない枝がある植木は枝を剪定して目をつけられないようにしましょう。

 

カラスは縄張り意識が強いため、一度巣を撤去しても同じ場所にまた作ることがあります。

 

人の出入りの少ない高層マンションの屋上などや庭の枝に作ることもあります。

 

ちなみに鳥類が低い場所に巣をつくる年は風が強いという諺(ことわざ)が私の地元にあります。

 

 

被害を防ぐのに大切なのは巣を作るきっかけを与えない事です。

 

巣の位置を特定しにくくしている中でも、雛を抱えた親鳥の反応は変化します。

 

この時期のカラスはヒナを守ろうと攻撃的になっています。

 

やたら攻撃的になったり、近づくと威嚇してくるような場合があります。

 

 

このような場合は巣が見えなくても子育てをしている最中なのかもしれません。

 

近づく人に襲い掛かってケガをさせるカラス被害が問題になることもあります。

 

カラスはありふれた生き物ですが、子育て中の威嚇は少し様相が違います。

 

最初はガーガーという濁った声での威嚇鳴きの警戒声を上げます。

 

カラス威嚇

 

その後、人間すれすれの低空飛行をしてきます。

 

枝や木を突いたり、枝を折ったりといった行動をとります。

 

鳴き声も低く激しいものに変わります。

 

最終的に背後から後頭部を蹴ったり、つついて来たりと攻撃をしてきます。

 

カラスは賢いので敵だと認識されるとしつこく襲われます。

 

鳥獣保護法

 

一度敵であると認識されると次は近づく前でも遠くから飛んできて襲ってくることがあります。

 

カラスは鳥獣保護法の保護下にあるため、むやみな巣の撤去や駆除が出来ない動物です。

 

被害を受けないためにも、まずは巣作り防止の仕方を徹底する必要があります。

 

なので巣の撤去方法としては専門業者への依頼が必要になります。

 

カラスが巣作りをする環境はどのようなところか?

 

餌が豊富であること材料があること場所があるなどが挙げられます。

 

餌となるのは主に生ごみです。

 

 

ゴミステーションを清潔にしたりネットをしっかりと張ったりという対策が必要です。

 

餌やりは言うまでもなく厳禁です。

 

その他にも外で飼っているペットの餌が呼び水になった例もあり注意しなければなりません。

 

次に材料ですが、枝だけでなく針金ハンガーなども巣作りに利用されます。

 

ベランダや庭の物干しなどにハンガーを出しっぱなしにしないことです。

 

こうしておくと材料を提供してしまうことになるので片づけておくことが望ましいです。

 

針金ハンガー

 

また、巣の近くを通るときには刺激しないよう注意が必要です。

 

特に子育て中で巣にカラスの子供がいる場合の親ガラスは危険です。

 

警戒心むき出しの状態の親カラスに不用意に近づかないことです。

 

襲われて、時には怪我をさせられることもあります。

 

巣を見つけても自分にこれといって害のないものであれば、そっとしておくのが賢明です。

 

カラスの子供の産まれる時期

カラスは一夫一妻制つがい繁殖します。

 

カラス雛

 

子供は大体3~5羽が育つようですが、何羽産まれるかは餌などの環境に左右されます。

 

1日1個の卵を産むと言われ20日ほどで孵化(ふか)します。

 

種類によって少し時期の差が出ることもあります。

 

大体3月から4月ごろの春に巣を作り始め、繁殖するのもこの時期です。

 

巣を撤去しても、また新しいものを作って卵を産む事が多いです。

 

工夫

 

駆除するなら巣を作らせない工夫が重要になります。

 

基本的にカラスの子供の生まれる時期は5月ごろとなります。

 

生まれてすぐは目も見えず、羽も生えておらず、声も出せません。

 

育て方としては、羽が生えそろい体温を保つことができるようになる10日くらいまでメスが雛を温めます。

 

これは、羽毛が生えてきて離れることが可能になったあたりまでです。

 

 

この間、夫婦が交代で餌を獲ってきて雛に与えるようになります。

 

カラスは、雑食のため何でも口にし、この時の餌の一つに昆虫も入ります。

 

昆虫としては比較的大きくて捕まえやすいと思われるエビガラスズメの幼虫は絶好の獲物でしょうね。

 

また同じ種に当るスズメガの幼虫も体が大きく動きも遅いです。

 

そのため、こちらもカラスにとっては捕まえやすい獲物でしょうね。

 

カラスの子供の巣立ちはいつ

こうして体が大人のカラスと同じような大きさと形になる1か月後くらいまでを過ごし6月から7月ころ巣立ちとなります。

 

 

巣立ちの時期と言ってもすぐに独り立ちするのではなくしばらくは親元で飛び方や餌を獲る練習を重ねます。

 

最初のうちは周囲の枝を飛び移るだけです。

 

飛べるようになっても上手ではないのでよく地面に落下してしまいます。

 

カラスヒナ落下

 

見た目は大人なので気づかずに近寄ると見守っている親カラスの激しい威嚇に遭います。

 

場合によっては襲われることもあり夏ごろにカラス被害が増えるのはこれが主な理由です。

 

明らかに小さかったり羽が柔らかそうなカラスが居たら雛かもしれないと考えましょう。

 

また特におかしなことをしていないのに、なぜかやたら鳴かれることがあります。

 

カラス旋回

 

さらに周囲を旋回されるなどの行動を取られる場合も子供に近づきすぎている可能性があります。

 

無視していると体当たりやくちばしでつついてくるなどの直接攻撃に出てきます。

 

そういった異変に気づいたら速やかに進路を変えることが望ましいでしょう。

 

飛び方など、1人で生きていける術を身に着けることができるようになった秋ごろにカラスは親元を離れていくのです。

カラスが子供を襲う理由

カラスに子供が襲われるケースがあります。

 

 

これは巣などに興味本位で近づくことが多い点と警戒されても気づけない点です。

 

大人なら入らない木立や塀の上などに踏み込むためどうしても距離が縮まりやすいのです。

 

また幼い子供だと警告鳴きなどをされても不穏な空気に気づけないことがあります。

気づいても無視してしまうこともあるので攻撃対象となってしまうのです。

 

襲われた際に大きな声を上げることも要因です。

 

悲鳴は興奮したカラスをより刺激してしまうため避けた方がいいです。

 

子供は体が小さく弱いとみなされることも原因の一つです。

 

カラスが襲ってくる大きな理由として、雛を守ろうとしているというものがあります。

 

親鳥と言えども大きな人間に襲い掛かるのは命がけのことです。

 

 

そのときにカラスも怪我をする可能性があるためです。

 

そのため、大人よりも子どもの方がハードルは低くなるのも理由の一つです。

 

また子供を攻撃した方が、大人がより離れて行ってくれるのでより効果的という面もあります。

 

追いかけてくる理由は完全に追い払うためと警戒心を更に強く植え付けたい狙いがあるからです。

 

 

そしてカラスは後頭部めがけて攻撃をするという習性があります。

 

後頭部を狙う理由も、頭を蹴る理由もあります。

 

それは、カラスが敵を退治する上で一番効果が高い方法を学習しているからと言われています。

 

頭を隠すと標的を見失うらしく攻撃を回避することができます。

 

カラスに顔を覚えられるなどされて毎回襲われる場合の対処法があります。

 

 

それは、傘や帽子でカムフラージュすることです。

 

また、カラスは自分の翼に腕が当たるのは嫌いなようです。

 

何も無い時は腕を真上に挙げるだけでも効果があるとされます。

 

腕上げる

 

例外的に、頭をつかまれる理由にキラキラ光った髪飾りを狙ったためというものもありました。

 

カラスは光物を好むという習性もあります

 

なお、色としては明るい黄色に惹かれるようです。

 

金髪に染めていただけで寄ってきたという例まであります。

 

 

被害が多い地域ではこれらの点に注意して生活することが望ましいかもしれません。

 

カラスによるケガや事故は夏ごろの繁殖期、子育て期に集中して起こります。

 

その時期はカラス側もどうしても神経質にならざるを得ない時期です。

 

私たち人間側が上手に対処することが大切です。

 

カラスの知能を実験してみたときの体験談

カラスって知能が高い生き物だなと感じる時がよくありませんか?

 

 

私の住んでいた地域は、海に近いところだったんです。

 

そのためかカラスも多いので知能はどのくらいあるのか興味がわき観察しました。

 

この時の体験談を少し載せておきますね。

 

漁師町のせいか私の地元では、カラスがよくツブを銜えて(くわえて)飛んでいます。

 

 

それをどうするのかとカラスの知能の実験を兼ねてしばらく見ていました。

 

すると上空から地面に貝やツブを落としてを割って中身を出していたのです。

 

それでも割れない貝やツブはアスファルトの道路に落としていました。

 

最初は、道路だとアスファルトなので普通の地面より堅いので落としているものだと思っていました。

 

 

それだけでも凄いな賢いなと感心して見ていました。

 

しかし、驚いたことにカラスは私の予想をはるかに上回る作戦を実行していたのでした。

 

それは、道路に落とすには地面が堅いだけが理由ではなくそこを走る車に引かせるためだったんです。

 

 

こちらが本当の理由というかカラスの知能の高さを活かした作戦の全貌といったところです。

 

どうやって覚えたのか、さらにはその行動を見ていた他のカラスまで同じことをしています。

 

こうして堅い殻を割り車が通りすぎると急降下して中身を食べていたのです。

 

 

ある意味、これは道具を使う、利用するということを学習したというでしょうね。

結び

カラスの子供を見ない理由や巣の場所や産まれる時期についての記事はいかがでしたか?

 

自分の身近にカラスの子供が必ずしもいないわけでもないということです。

 

カラスの子供

 

雛が成長するスピードも速いために区別がつきにくいというのも考えられましたね。

 

また、その場所も比較的高いところにつくるので街中にあっても目につきにくいこともその理由となります。

 

いままでカラスの子供を見ない理由について疑問に思っていたことが少しでも解決していただけたでしょうか。

 

 

これからは街にいるカラスの見かたも変わるかもしれませんね。

 

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