コツコツと育ててきた植物を害虫に食い荒らされるとショックですよね。
よく聞くのが朝顔(アサガオ)にエビガラスズメの幼虫がつくということです。
つかれると大食漢の虫なので、あっという間に朝顔の葉を食べてしまいますよ。
こうならないためにもエビガラスズメの幼虫の駆除の仕方を覚えておくことです。
朝顔(アサガオ)にエビガラスズメの幼虫がつくときの駆除の仕方
朝顔(アサガオ)につく害虫の内、エビガラスズメの幼虫は比較的つきやすい虫です。
一見するとアゲハ蝶の幼虫に似ていますが、エビガラスズメの幼虫は蝶ではなく蛾の仲間です。
そもそもアゲハ蝶の幼虫は柑橘の葉にしかつかないので、朝顔(アサガオ)についている時点で違うと分かります。
毒はなく放置しても健康被害の懸念はありませんが、葉が食べられてしまうので駆除が必要ですね。
駆除の仕方としては、物理的に摘んで取り除くのがベストとなります。
というのも、同時に大量発生することはまずありません。
このため、割り箸や火箸などを使えば直接手で触れずに取り除けるからです。
取り除いて潰す駆除の仕方もありますが、薬剤や熱湯で処理する手も使えます。
いずれにしても、エビガラスズメの幼虫は成長途上で動きも鈍いです。
このため、敵意を向けて人間に攻撃してくることはないです。
危険性はないので、極端なことをいえば放置も可能です。
ですが、やはり朝顔(アサガオ)の葉が食べ尽くされてしまうのは困りものです。
他の植物を与えておびき寄せようにも、エビガラスズメの幼虫は朝顔(アサガオ)が大好きです。
なので、中々他の物に興味を示さないので困ります。
つまり、能動的ではなく受動的に駆除する必要があります。
このため、物理的に取り除く駆除の仕方が合理的というわけです。
箸でつまんで遠ざけるだけでも良いです。
即効性がある上に薬剤による植物のダメージも簡単に避けられます。
体長10cmほどの幼虫がもぞもぞと動く様子は、虫を苦手とする人にはショックですね。
しかし朝顔(アサガオ)を守る為に駆除は不可欠ですよ。
エビガラスズメの幼虫の好物なので、つくことは仕方がありません。
ついてしまったら駆除せざるを得ないでしょう。
精々見掛けるのは1つの株に1~2匹ほどですから、取り除く手間はそれほど掛からないです。
むしろ、勇気を出して思い切って駆除してしまえば、呆気なくあっという間に拍子抜けして終わります。
予防するのが基本ですが、ついても早期に発見次第容易に対処可能なので、焦らなくても大丈夫です。
手をこまねいて対処が遅れれば葉を食べ尽くされてしまいます。
食べ尽くされる前にすぐに対処できればダメージは最小限で済みます。
ただし、流石に大量発生した場合は駆除と原因究明が必要です。
1~2匹程度なら摘んで遠ざけるなど処理をすれば終了です。
後は再発防止で定期的にチェックしたり、見つけ次第同様に取り除くくらいです。
踏みつけるか薬剤や熱湯で処理するかは自由です。
結局のところは何らかの方法で処理しない限り再発するリスクは残ったままになるので要注意です。
朝顔(アサガオ)にエビガラスズメの幼虫がつかない対策
朝顔(アサガオ)からエビガラスズメの幼虫を遠ざけるには、つかないように事前に対策をするのが得策です。
幼虫は卵からかえり孵化して葉を食べるようになります。
卵を産みつけられていないか葉裏をチェックすることが基本です。
卵を取り除くのは難しく、取り除くだけでは残った卵が孵化する恐れがあります。
そのため、葉ごと切り取って処分するのが無難です。
卵の数が多いときは、朝顔(アサガオ)に使えるエビガラスズメの薬剤散布を検討しましょう。
これでほぼ幼虫がつかない対策の完了です。
手間は掛かるものの卵を産みつけられるリスクが減るので、物理的な対策方法として検討の余地があります。
早期発見のコツは朝顔(アサガオ)の周りを飛び回る成虫がいないか調べましょう。
もし、飛んでいる様子を見たら直ぐに葉裏を確認してみることです。
卵らしきものを見つけたら思い切って葉を根元から切り、卵と一緒に駆除すると安心です。
エビガラスズメの幼虫以外にも、同様に朝顔(アサガオ)につく害虫はいます。
このように、卵を除去したからといって油断しないのが賢明です。
いずれにせよ、変化を観察して異常を見つけたら対処をすることです。
それが朝顔(アサガオ)をエビガラスズメの幼虫から守るポイントとなります。
複数の鉢を植える場合は、鉢の間隔を空けて風通しを良くすることも大切ですよ。
姿が見えないと発見が遅れてしまいますから、早期発見がしやすくなる意味でもこの対策は有効です。
薬剤は可能な限り使わない方が良いです。
しかし、何度もエビガラスズメの幼虫の被害が再発するようであれば、薬剤を使って遠ざけましょう。
忙しくて頻繁にチェックできない人も薬剤でつかないようにしておけば、被害の発生やダメージを最小限に食い止められます。
被害発生後の対処でも間に合わなくはありません。
ですが、幼虫は思いの外速いペースで葉を食べますから、何よりも早期発見が重要です。
食べられた葉の回復には時間が掛かってしまいます。
物理的に卵の産みつけを防ぎつつ、薬剤なども使って予防するのが理想的です。
ついてしまってもまだ間に合う、そう考えれば気持ちは楽になります。
それでも少なからずダメージを受けるのも確かです。
生育に影響したり見た目が悪くなってしまうので、できれば被害は発生させない方が良いです。
寄ってきてしまうのはどうしようもないです。
それでも成虫を遠ざけたり卵を産みつけさせない準備はできます。
手間といってもそれほどではないですから、面倒臭がらずに被害の発生を防ぎましょう。
朝顔(アサガオ)はエビガラスズメの幼虫の好物
サツマイモの葉と茎やマメ類にもつくエビガラスズメの幼虫ですが、やはり朝顔(アサガオ)を一番の好物としています。
植物なら何でも食べるわけではなく、案外選り好みして食べます。
こうしたことからも朝顔(アサガオ)は本当に好物なのだといえるでしょう。
小動物なら食べる様子を見ても可愛いで済みます。
しかし、エビガラスズメの幼虫となると害虫なので無視できないです。
当然ながら他の植物には目もくれません。
目の前に朝顔(アサガオ)があればあるだけ葉を食べてしまいます。
放置はいずれ食べ尽くされることを意味します。
エビガラスズメの幼虫は朝顔(アサガオ)を好むことを頭に入れておき、発見したら速やかに駆除するのが正解です。
対策の遅れはダメージの増加に直結するので、苦手だからと手をこまねくわけにはいかないです。
周囲にサツマイモやマメ類の植物がある場合は、害虫を呼び寄せたり被害を受けないように気をつけましょう。
好物は食べ始めると止まらない、これは人間にも理解できることですね。
エビガラスズメの幼虫が味を占めないように遠ざけたり、食べられないように防ぐことが肝心です。
屋外に設置して栽培する以上は、何時狙われてもおかしくありません。
そのため、物理的に届かないようにするか、薬剤で苦手意識を植えつけると効果的です。
結び
朝顔(アサガオ)の害虫にはエビガラスズメの幼虫も含まれ、主に葉を中心に食べてしまいます。
放置は食べ尽くす結果に至りますから、発見次第物理的に割り箸などで取り除くことが必要です。
取り除いたら潰したり薬剤か熱湯で処理すると、再びつくことが避けられるので安心です。
一方、防除の仕方は卵がついた葉を取り除くか、ネットを設置して成虫の接近を防ぐのがエビガラスズメの幼虫がつかない対策です。
朝顔(アサガオ)はエビガラスズメの幼虫の好物です。
放置しておけばやがて接近しますし、一度食べられれば食べ尽くすまで葉を食べ続けるでしょう。
つまり卵を産みつける成虫さえ防げれば、幼虫が葉を食べることもなくなります。
薬剤で防除する手もありますが、これらの中でつかない対策を行うことが重要なのは間違いないです。