トンビ(鳶)の子供やヒナってあなたは見たことありますか?

 

ほとんどの方は見たことがないのではないでしょうか。

 

親鳥はよく見かけるのに、なぜ子供は見ないのでしょうね。

 

実は、これにはれっきとした理由があるんですよ。

 

なお、巣の場所もなかなか見つけられないのにも理由があります。

 

では、そんなトンビの巣立ちはいつなんでしょう?

 

ここでは、トンビの子供を見ない理由についての説明しますね。

 

また、巣の場所と産まれる時期や巣立ちはいつなのかもお話していきます。

 

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トンビの子供を見ない理由

 

トンビは、人の生活環境でも比較的見る機会が多い鳥ですよね。

 

それでありながら子供はなかなか見ないです。

 

子供やヒナの状態を見ない理由は繁殖場所が人間の目につきにくい場所と関係していることがわかっています。

 

人の目につきにくい大きな木の上や時には崖の上などにも巣を作ります。

 

 

それは、人や外敵から大切な子供やヒナを守るためです。

 

これがトンビの成鳥を見る機会はあっても子供やヒナを直接見たことがないという方が大半な理由です。

 

こうして親鳥が安心して子育てすることが出来る場所をきちんと選んでいるためです。

 

また、トンビは生きているものをあまり襲わない習性があります。

 

そのため、トンビはカラスと食性が非常に似ています。

 

 

餌は、比較的手に入れやすい死肉残飯を主食にしていることです。

 

ヒナ達は全員生育途中で命を落としてしまうことは少なく無事に巣立っていくことが出来ます。

 

餌もあたる確率が高いので巣立ちの時点である程度大きく成長しています。

 

こうしたことから、人がトンビを直接小さな子供や赤ちゃんのうちに見ることはほとんどありません。

 

このため、大きく成長した状態で市街地などで飛んでいる場面は目にする機会がぐっと増えることがわかっています。

 

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トンビの巣の場所

 

トンビは、人が気軽に目に付く場所に巣を作らない鳥です。

 

繁殖期には平地低山の大木の枝状に雄と雌が共同で枯れ枝を積み重ねて皿形の巣を作ります。

 

ほとんどが、比較的高い場所で巣作りを行います。

 

人間の目につきにくくカラスなどの外敵からも見つからないところです。

 

このような、きちんとヒナを守ることが出来る場所にねぐらを作る傾向にあります。

 

そのためトンビのヒナを見る機会は殆どないといわれています。

 

最初の卵を産むとすぐに親鳥は温め始めます。

 

生まれたタイミングによってヒナがかえるまでには数日かの差が生じるといわれています。

 

卵からかえってからはどんどん親鳥が餌を与えていきます。

 

なので、育つ間に体格の差も広がりやすくなる特徴を持っています。

 

繁殖期になると日本国内にある平地や低山の大木に枯れ枝を積み重ねて巣を作ります。

 

通常は樹上に営巣するのですが場合によっては断崖の地上に営巣する場合も非常に多いです。

 

 

基本的にトンビは単独行動をする鳥です。

 

他の鳥類のように群れを作って行動をすることはなく狩りも基本的に一羽で行います。

 

しかしねぐらでは集団で眠る習性があったり、秋冬になると集団を作りねぐらを作る特性を持っています。

 

繁殖期になるとカップルを作り雄と雌が共同でねぐらを作る特徴もあります。

 

実際に作られるねぐらは直径約45~80cmのお皿のような形をしています。

 

卵から孵化したヒナに餌を与えるためにも親鳥は海岸や漁港、河口などの場所まで餌を探しに行きます。

 

 

こうして戻って来ることが可能な場所に巣を作ることが多いといわれています。

 

生ゴミなどを食べる雑食であることから昔は都内にも多く棲息していました。

 

近年はゴミ処理場がきちんと管理されるようになり都内での棲息する数がぐっと減っている傾向にあります。

 

そのため日本国内では、自然の多い郊外などで多く見る機会があり繁殖も毎年行われています。

トンビの子供の産まれる時期

 

トンビは一夫一妻の鳥で、産卵期になると、その巣に4~5月頃に2~3卵を産みます。

 

繁殖期以外はかなりの大きさの集団となって夜はねぐらにつく特徴を持っています。

 

日中の行動は基本的に単独で動き、狩りなども一羽で行います。

 

繁殖期になるとパートナーを探し3月から7月の時期になると産卵期に入ります。

 

卵が産まれる場所は市街地や村落付近、山麓などにある高い樹枝上に営巣する事になります。

 

巣には枯れ枝を雄と雌が共同で積み重ねていきます。

 

 

内部には紙くずや縄、獣毛などを敷いてクッションを作る傾向にあります。

 

直径45~80cmの巣が出来上がるとそこに雌が卵を2~3個産卵して抱卵をします。

 

卵が一つ産まれる時点で、親鳥は抱卵をし始めるため最初に生まれた卵が率先して温められます。

 

そのため、成長から子供が孵化するまでの日数が産まれたタイミングによって異なることがわかっています。

 

実際に抱卵を始めてから約30日前後になると、率先して温められていた卵からヒナが孵化します。

 

そして、すぐに両親から給餌を受けることになります。

 

この際に与えられる餌はトンビの特性として主に動物の屍肉も食べることになります。

 

東京をはじめとした日本の様々な場所は都市化が進んでいます。

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このため、生き餌を直接手に入れることが出来る場所が減ってきています。

 

これも原因で、一般的なワシや鷹(タカ)類は日本国内で生息数が減少しています。

 

しかし、何でも食べるトンビは年々生息数が増加している傾向にあります。

 

このように、ワシや鷹(タカ)類が生き餌を好むのに対し、主に屍肉を餌としていることが影響しています。

 

トンビは生き餌はもちろん、なんでも食べる雑食系です。

 

これは、カラスに近い生態となっているので日本国内どこでも餌をとることができるようになっています。

 

豊富な餌場が多いことから生まれたすべてのヒナは十分に餌を食べることが可能です。

 

これが成長し巣立っていくことが出来ると考えられています。

 

トンビの子供の巣立ちはいつ

 

トンビの子供がいつ巣立ちを迎えるというと生後2ヶ月までは親から給餌を受け取ります。

 

こうしてある程度大きくなるまで巣の中で過ごします。

 

その2ヶ月ほどが経過すると体や飛ぶための羽も十分に成長します。

 

これでトンビの子供は、自身の力で空をしっかり飛ぶことが出来るようになってきます。

 

孵化してから約2年ほどで立派な成鳥になるといわれています。

 

成長した時点で巣立ちをすることになります。

 

でも、基本的にこのトンビは単独行動をする特性を持っています。

 

 

なので狩りから移動までを群れで移動することはほとんどありません。

 

しかし夜になると数十匹のトンビが同じ木で群れを作り寝る習性を持っています。

 

夜の間は同種の鳥同士で外敵から身を守ります。

 

こうして安心した環境で眠りに作ることが出来るようになっているのです。

 

巣立ちを迎えたトンビは、雄に比べて雌のほうが体格が大きくなります。

 

嘴(くちばし)から尾までの全長は約60~70cmにもなります。

 

日本国内の市街地などで多く見かけるカラスは全長が50cmほどです。

 

トンビの子供が巣立つころには、それよりも一回り大きなサイズであることがわかりますね。

 

 

両翼を目一杯広げると150~160cmの大きさになるので間近で見るとかなりのインパクトがあります。

 

また、トンビは世界中に分布している鳥です。

 

日本国内で見かける場合は留鳥(りゅうちょう)と呼びます。

 

留鳥(りゅうちょう)とは、季節ごとに移動を行わない一定の場所に棲む鳥のことを言います。

 

このように基本的に一年中同じ場所で生活しています。

 

寒冷地に住んでいる場合は冬になると越冬のために暖かい地域に移動する場合もあります。

 

基本は生育場所は山間部から街中、海沿いと住む場所を選びません。

 

そのため親鳥が繁殖期を迎えて卵を産み、ヒナが成長して巣立ちを迎えても生活範囲が劇的に変わることはないです。

 

またトンビは、親鳥と近い場所で子供も生活していることがわかっています。

トンビの生態や特徴と鳴き声

 

トンビは鳶(トビ)とも呼ばれる、国内でも多く生存している鳥の仲間です。

 

野生では森の掃除屋として重要な役割を担っている鳥でもあります。

 

特徴として飛翔時には翼を水平に保つことで円を描くように飛びます。

 

鳴き声は、「ピーヒョロロロー」と聴こえます。

 

 

尾を広げると三味線のバチの形をしているなど別名トビと呼ばれる日本人にも身近な鷹(タカ)類です。

 

雄だと全長59cm、雌だと69cmという大きさがあります。

 

翼を広げると約1.6mもあることから日本国内に生育している鳥の中でも大型種に分類されています。

 

日本国内では九州以北に留鳥(りゅうちょう)として分布しています。

 

主に山地林から平地林、市街地や農耕地、海岸など様々な場所に棲息しています。

 

トンビは、河口や海岸、河川などの水辺の近くに生育して動物の死骸などを食べていることが多いです。

 

ゴミ処理場や肉の加工場など餌を手に入れることが出来る場所では数羽から大きな群れを作る特性を持っています。

 

 

その他にネズミやトカゲ、ヘビ、カエルやミミズ、鳥などの生きている小動物を捕食することもあります。

 

親鳥は餌を河口や漁港、ゴミ投棄場といった動物の死骸など餌が豊富にある場所にも行きます。

 

こうして、子供の成長に必要な十分な餌を巣に持ち帰って与えます。

 

また、日本では公園や屋外で売店を出している場所などにも多く生息しています。

 

人が食べているお弁当を空からかっさらっていく光景なども多く見られます。

 

まさに、「トンビに油揚げさらわれる」ですね。

 

 

これは、大切な物をふいに脇から取られてぼうぜんとするさまをあらわす意味です。

 

生ゴミなども食べる特性があることからカラスと争う場面を目にすることも多いです。

 

日本国内では殆どの地域で繁殖しているため比較的見る機会が多い野鳥の一種でもあるのです。

 

市街地の河口近くに生育しているため最近では都内でも観察することが出来ます。

結び

 

トンビの子供を見ない理由についての記事はいかがでしたでしょうか。

 

巣の場所と産まれる時期や巣立ちはいつなのかはお役に立てたでしょうか?

 

トンビの子供を見ない理由として人間や他の動物など外敵から子供を守るためです。

 

これは、大木など高い場所で巣作りをしていることにも関係しています。

 

トンビは日本国内で広く棲息している鷹(タカ)類の野鳥です。

 

主に食べている餌には生きている小動物から動物の屍肉や生ゴミなど雑食系となります。

 

都市部や河口、漁港など餌が手に入りやすい場を選んで生育場所としている傾向にあります。

 

基本は日中の行動は単独で移動しています。

 

そして夜になるとトンビが数十羽集まってねぐらを作り体を休める習性を持っています。

 

繁殖期は3~7月頃とされ、卵から産まれる時期は4~5月から卵胞を初めて約1ヶ月の5~6月頃になります。

 

巣作りの際にはパートナー同士になった雄と雌が平地や低山の大木を巣の場所に決めます。

 

そこに枯れ枝を積み重ねて巣を作ります。

 

ヒナの巣立ちはいつかというと卵から孵化してからは約2ヶ月間は親鳥から給餌を受けます。

 

こうして体が十分に成長した時点で巣立ちとなります。

 

トンビのヒナは巣立ちを迎えてから約2年をかけて成鳥になることができます。

 

日本人には馴染みの深い野鳥であるからこそ、生態を理解しておくことは共存していく上で非常に重要ですね。

 

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