風速25m(メートル)とはどのくらいの威力の風になるのかわかるようになります。この風が吹くときの予想される被害の目安はいったいどのくらいになるかも紹介していきます。実際に風速25m(メートル)の風が吹いてきたときの対策もまとめてみました。
最近は大型の自然災害が日本を次々と襲い、甚大な被害を及ぼしています。今まで自分は被害にあったことがないという方も、これを機に被害にあわないための予防をすることが大切になってきます。台風や地震など自然災害にも色々と種類があります。
その中でも様々なところに被害を及ぼす可能性のあるのが風だということをご存じでしょうか。そこで今回は被害を及ぼしかねない風速が25m(メートル)の風はどのくらいの威力なのかそれに伴って予想される被害の目安と今のうちにしておきたい対策を解説していきます。
また、風速25m(メートル)の威力での災害予防に必要な物も含めてくわしく紹介します。
風速25m(メートル)とはどのくらいの威力
風速25m(メートル)と数字で聞いても正直なところその威力がなかなかピンときませんよね。台風などが来た時でも毎秒何メートルなのか伝えるニュースをよく見ます。このとき、どのくらいの威力があるのか知っていればより対策を取りやすくなります。
風速の基本的な知識を持っておくだけでも一つの予防策となります。そこでここからは毎秒25m(メートル)という風が、どのくらいの威力なのかを紹介していきます。なお、風速25m(メートル)以外の風の威力については下記のページに詳しい説明を載せています。
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まず人が普通に立っていられるのは、毎秒10mまでと言われています。15mになると体が傾くようになり、20mになるとかがむと風に押し倒されてしまうほどの風となります。そうなると当然、風速が25m(メートル)ともなれば普通には立っていられません。
この風速25mの威力ともなれば、何かにつかまらないと歩行が困難になります。
風速25m(メートル)では、人だけでなくプレハブなどの建物が倒壊する威力があります。風の当たり方にもよりますが樹木が根こそぎ倒れることもあります。根こそぎ倒れる可能性があるということは、枝などが折れて飛んでくるということもありえますね。
樹木だけでなく、看板や瓦など風で飛ばされた何かが飛んでくる可能性もあります。飛来物が窓にぶつかって窓ガラスが割れる被害もみられます。車に乗っていても風を感じるようになるので通常の速度での走行が困難となります。大型のトラックは横転してしまう可能性もある風速です。
よっぽどのことがない限り、徒歩であっても車であっても外出をしない方がいい規模であることは明白です。よく台風を伝えるニュースでは「暴風域」という表現を耳にしますね。この暴風域と呼ばれるのは一般的に風速25m(メートル)以上の風が吹いている範囲のことです。
もしくは、吹く可能性のある範囲のことです。台風の暴風域を決める一つの基準となる数字がこの風速25m(メートル)なんです。このようなことからも危険な風速だということには間違いないです。
風速25m(メートル)と聞くとそこまで早いイメージがないかもしれません。しかし先にも述べたように人だけでなくトラックや樹木まで飛ばされてしまう威力の風です。
そうとわかれば、暮らしている地域が暴風域になる可能性があるときには外出しないという対策をとることができます。つまり台風が来ている、または大きな風が吹く可能性があるということです。風速により、その威力をはかることで、より自分の身を危険から守ることができます。
風速について数字を基準として規模を判断して対策を取れるようにまずは知識を持っておくようにしておきましょう。
風速25m(メートル)で予想される被害の目安
ここまで台風などの自然災害によってもたらされる風速25m(メートル)がどのくらいの威力なのかを説明しました。では、この風速がによってもたらされる可能性のある被害にはどんなものがあるのでしょうか。どんな被害が予想できるのか、引き起こされるのか?
予想される被害の目安は、しっかりと知っておきましょう。まず風速25m(メートル)の中では、お年寄りや子供などは特に転倒によるケガをしてしまうかもしれません。それだけではなく樹木や看板が飛んできてぶつかれば大けがに至る可能性もあります。
また、風速25mの威力となればビニールハウスのフィルムが広範囲にわたって破れる恐れがあります。
また煙突が倒れたり、トラックが横転したりする可能性もあります。ケガが命に係わるほど大きくなってしまいかねません。風速25m(メートル)の風の中では人だけでなく建造物も同じく危険にさらされます。
具体的には、この風の威力で屋根瓦が剥がれたり道路標識が傾いたりします。
場合によっては工事の足場が崩れることもあります。やむを得ず外出しなければいけないときには出来るだけ近寄らないようにしましょう。そして風速25m(メートル)では車の運転も通常速度で出来なくなる可能性もでてきます。
風速25mの風が吹くと高速道路も走行禁止となる場合も多いです。小さい車では特に風を感じやすいので、運転に恐怖を感じるという場合も多いです。そして飛来物によって車が傷ついたり、視界が不良になる場合もあります。
これが原因で事故を起こして被害を拡大してしまうこともあります。自分の身を守るということだけでなく他人に影響を及ぼさないことも大事なことです。歩行での外出はもちろん、車での外出もよっぽどのことがない限り避けるべき風の威力と言えます。
風速25m(メートル)という風の威力は耳で聞くよりも強いものです。実際にこの風がもたらされると予想される被害も実はとても大きいものなんです。出来る限り外出せず、危険から身を守ることが大切です。
さらに予想される被害に基づいて自然災害が起こる前に事前に対策を練ることです。事前に対策を練ることで自分だけでなく他人も守ることにもつながります。予期せぬ自然災害に向けて今のうちからしっかりと被害の目安を把握をしておきましょう。
風速25m(メートル)での対策
ここまでは風速が25m(メートル)とはどのくらいの威力があるのか。そしてどんな被害が予測されるのかを説明してきました。それらの情報を元に、これから自分のところにもやってくるかもしれない自然災害に備えていきましょう。
今のうちからしておきたい風速25mでの対策と必要な物を紹介していきます。まず対策としては台風の多い春や秋などのシーズンには毎回家の周りを確認するようにしましょう。
ベランダや庭、玄関先などに風の影響が起きる物がないか定期的に点検することです。何か壊れやすくなっているものや部品はないか、飛びやすい軽いものを置いていないかを確認することです。
家が被害を受けてしまうということだけでなく他人にケガをさせるということも避けることができます。点検は1度し宝良いというものではなく老朽化などによって日々状況は変化してきます。そのため、定期的な点検をすることがとても大切です。
その点検によって飛びやすそうなものが発見されたときには、しっかりと固定しておきましょう。
これも立派な風の対策にすることができます。また、予想される被害の一つに老朽化した雨戸が飛んでしまうというものがありましたね。そこで、出来るだけ雨戸は優先的に点検をしておきましょう。
なお、風速25m(メートル)ともなれば、雨戸をしっかりしておくことも大事なことです。これで、飛来物から窓ガラスを守ることにもつながるので雨戸の点検はとても大切です。また、家に対してだけでなく車を運転しているときに強風に見舞われてしまった時の対策も重要です。
まず風速25mともなれば通常時通りの運転が出来なくなるので、速度を出さないように慎重に運転しましょう。早く目的地に着くために気持ちが焦るかもしれませんが、速度を出しすぎると横転の危険性を高めてしまうので落ち着いて運転しましょう。
そして同じようにドアの開け閉めも慎重にする必要があります。強風が吹いているときは、開けた車のドアが勝手に閉まることもあり、ドアが体に当たりケガをする恐れもあります。
さらに開けたドアが勝手に大きく開くことでドアが壊れたり、隣の車や歩行者を傷つける可能性もあります。車のドアは確実に開けて締める慎重な動作も重要になってきます。風速25mの風とはそれほどの威力があります。
風速25m(メートル)で必要な物
風速25m(メートル)では飛来物で窓が壊れるというケースが多いです。雨戸がないという家庭があれば、内側から窓ガラスが割れた時のための対策をしておきましょう。雨戸だけでは不安という方はシャッターガードなどのグッズで補強をしておくと良いでしょう。
こうして補強しておけば、さらに安心度が高まります。段ボールなどを窓ガラスに貼ることで、窓ガラスを補強することもできます。さらに割れてしまった場合、ガラスが飛び散ってしまうことも防げます。
また段ボールだけでなく窓ガラスにガラス飛散防止フィルムを貼っておくとさらに安心です。二次被害を防ぐためにも外からだけでなく中からの補強もとても大切です。強風によって車が発進できない状況となっているうちに車が冠水してしまうということも十分にありえます。
風速が25m(メートル)とは、その威力による家や車の対策はもちろん大切ですが、それと同時に冠水マップなどを常備してできるだけ安全なルートを確認しておきましょう。
そしてもしかして途中で走行が困難になった場合、助けを呼ぶために今はスマートフォンや携帯電話が便利に使えます。ただし、故障してしまった時のために多めに10円玉を用意しておくと公衆電話を利用することもできます。
いつも使っているものが壊れてしまうとより焦りが大きくなってしまう可能性があります。小銭も自分を安心させる意味でも必要な物と言えます。さらに家の中も車の中も共通することですが、防災グッズは準備必須の必要品です。
風速が25m(メートル)になっているということは、強風による被害だけでなくなる可能性もでてきます。雨による冠水や洪水などの被害にも繋がりかねないです。色々な面から災害に対応できるグッズを常に備えておきましょう。
また、風速が25m(メートル)の風が吹いている場合は、出来るだけ外出しないという事が一番大切ではあります。ですが、被害によって避難をしなければいけない状況に陥る可能性もあります。
ヘルメットや懐中電灯、防災ラジオやロープなどのグッズを用意して出来るだけ安全に避難できる環境を整えておきましょう。
もちろん地図や広報で事前に避難所を確認しておくこともとても大切です。災害に備えて保険に加入しておくという事も、今のうちにしておきたい対策の一つです。
このようなことが起これば、莫大な費用が掛かってしまうことがあります。災害による被害を受けるということだけでも気持ちが沈んでしまいます。
費用がかさんでしまうとなるとさらに大変になります。今の保険の保障条件を確認して十分な備えをするということもとても大切になってきます。
結び
風速25m(メートル)とはどのくらいの威力なのかご理解いただけたでしょうか?予想される被害の目安と対策についてもお役に立てたなら幸いです。毎日何気なくニュースで聞く風速ですが、どのくらいの威力なのか知っておくことです。
風の威力を知らないでいると危険から身を守ることも難しくなってきます。台風を中心とした自然災害の規模をはかって危険に備えるためにも重要なことです。このため、風速が25m(メートル)とはどのくらいの威力かを把握しておくことです。
また、予想される被害の目安がどのくらいなのかをしっかりと頭にいれておきましょう。防ぐことが出来たかもしれなくても、被害にあってからではもう手遅れという場合も多いです。防災に関心が高まっている今の時期だからこそ、必要な物をしっかりと備えて対策をすることです。
こうして被害を最低限に予防する努力をすることが大切です。そしてなによりも一番大切なのは風速が25m(メートル)の時は外出をしないということです。風だけでなく大雨などの被害によって避難をせざるを得ない場合もあります。
強風のみが観測されている場合は外出を避けて安全を確保していきましょう。風速が25m(メートル)に対するあなたのとる対策が、自分や家族の命を守っていくことにも繋がります。
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