プレーリードッグのペットの値段と飼う方法!餌や臭いと寿命・性格・生態も調べてみた

生き物

プレーリードッグをペットで飼う場合の値段

 

ペットで飼う場合の値段ですが、1匹あたり大体20万円前後が相場となっています。

 

プレーリードッグはネズミ目リス科の動物で、同じ種類に属する名前の総称でもあります。

 

原産地は北米で、草原地帯を中心に穴を掘って巣を作ります。

 

 

そこに群れで生活するのもプレーリードッグ特徴です。

 

大きさは約40cmと、子供でも抱えれる程度のぬいぐるみほどで淡い茶色の毛並みが体を覆っています。

 

基本的に草食でイネ科の植物を好みます。そういった点から食べる姿も含めて、可愛らしい動物として愛されます。

プレーリードッグの輸入禁止と相場の関係

 

感染症を理由に、2003年以降の輸入が禁止されているので、その点も現在の相場に関係します。

 

ペアだと価格は50万円にも達します。

 

このように、プレミアがついて高額取引されるようになった動物だといえるでしょう。

現在国内で販売されているプレーリードッグは、殆どが飼育による繁殖で増やされた個体ばかりです。

 

繁殖が難しい動物だと、ペット用で販売される価格は更にアップします。

 

しかし、プレーリードッグはそれほど高騰はしていないようです。

 

 

むしろ、安定した供給に期待できますし、何時でも買えるチャンスに結びつきます。

 

20万円以上という値段もありますが、新しい家族と一緒暮らす思い出には値段がつけられません。

 

そのため、大切に扱って健康的に育てたいものです。

 

大切にしたい気持ちと行動は、元気な姿やなつく振る舞いとして返ってきます。

 

繁殖期が販売状況や価格に影響する

 

繁殖期が販売状況や価格に影響するのも確かです。

 

1月から4月に集中しがちな品種は、この期間に販売数が充実します。

 

価格的にもやや落ち着きがでます。

 

 

プレーリードッグの購入を検討するのであれば、年が変わってから春になるまでの間が狙い目です。

 

20万円前後という価格は、あくまでも目安に過ぎないです。

 

希少な種類や品質の高いものだと値が上がります。

 

いくつかの候補の中から選びたいならば、1匹あたりの予算を30万円ほどに上げておきます。

 

こうしてからペットショップを訪れるのがおすすめです。

 

予算は多ければ選択肢も増えます。選り取り見取りの中で自分好みの1匹が探せるようになるでしょうね。

 

ケージや小物といったアイテムの費用

 

プレーリードッグの購入では他にも、ケージや小物といったアイテムの費用が発生します。

 

一度ペットとして飼うことを決めれば、継続的に出費が発生します。

 

そこも考えて購入する必要があります。

 

 

ペットはなつくと可愛いものですし、ぬいぐるみサイズは愛らしいです。

 

しかし、生き物には間違いないので責任ある飼育が求められます。

 

可愛らしい動物と一緒に長く暮らす為にも、適切な「ゲージ」と「おもちゃ」や「かじり木」といった環境を整えて飼育を始めることも重要ですね。

 

プレーリードッグをペットで飼う方法

 

プレーリードッグをケージに入れっぱなしだと運動不足になります。

 

ストレスも溜まるので、定期的に出してあげることが大切です。

 

ペットで飼う方法は、飼育環境を整えて過ごしやすくすることが大前提です。

 

しかし、放し飼いにすると部屋にあるものを何でも噛んでしまいます。

 

そのため、物の出しっぱなしは厳禁だといえます。

 

自然界においては、穴を掘ってそこで暮らします。

 

なので、何かと忙しく運動量も見た目に寄らず多いです。

プレーリードッグのケージの選び方

 

プレーリードッグはケージ自体もかじってしまうことがあります。

 

そのため、耐久性の高い頑丈なゲージを用意しましょう。

 

電源コードなどがかじられてしまう恐れもあるので、そこから火が出て危険です。

 

 

そのため、ケージから出す時は目の届くところに置くのが無難です。

 

鍵がついていれば尚良く、ついていないなら別に購入して準備します。

 

ケージ内には餌入れの設置を行い、ボトルタイプの水入れも用意して準備完了です。

 

巣穴を作って生活をするペットを飼うわけです。

 

そのため、体を隠して隠れられる空間を作るのも忘れてはいけないポイントです。

 

 

運動はプレーリードッグにとって、健康維持の大切な鍵を握ります。

 

ケージ自体を大きめにして動ける広さを確保すると運動不足が避けられます。

 

また、ケージとは別に部屋の中に運動空間を作ってあげると開放的な気分で自由に遊ばせることができます。

 

おもちゃを用意する

 

理想的なのは、何もない部屋におもちゃを用意して自由に遊ばせる方法です。

 

ただ、誰もがこのような部屋を用意できるとは限らないです。

 

大きめの箱で小さな部屋を作ったり、ダンボールの壁で決まった空間から外にでないよう工夫するのが得策です。

 

 

ペット用の回し車を一緒に設置してあげるとよく遊んでくれます。

 

ストレスの解消にもなるのでおすすめですね。

 

何日も体を動かさないと、流石にプレーリードッグもストレスが溜まって暴れたりします。

 

こうなると開放した途端に部屋中を走り回ることがあるので要注意です。

 

 

プレーリードッグは元気に動き回るのが好きな動物です。

 

扱いがペットだとしても振る舞いや運動量は野生の動物に近いものです。

 

予算に余裕があるならば複数のケージや板を組み合わせて、2階建ての家を作ってあげるのも1つのアイディアです。

 

運動不足やストレスが解消できますから、そういった工夫で過ごしやすくしてあげましょう。

 

かじり木を用意する

 

ペットのかじり癖が強い場合は、いわゆる「かじり木」を用意すると、電源コードやケージがかじられにくくなります。

 

 

金属製のケージは、かじり過ぎると歯を悪くします。

 

それを予防する意味でもかじり木は有用です。

 

回し車も退屈しのぎに丁度良いです。

 

回し車もプレーリードッグを飼うなら用意したいところです。

 

プレーリードッグをペットで飼う場合のエサ

 

プレーリードッグのエサは、草食動物ということを考えて選ぶことが必要です。

 

ペットとして飼うわけですから、与えてはいけないものも理解しておくことです。

 

最適な餌(えさ)をあげるのがベストです。

 

 

リス科なので、リスの餌を与えれば良い、これは間違いなので注意しましょう。

 

繊維質のものを与える

 

食物繊維を意識して、できるだけ繊維質のものを食べさせてあげるのが正解です。

 

ナッツ類も食べるので、おやつとして与えるのも手です。

 

しかし、ナッツは比較的カロリーが高いので、あげ過ぎは禁物です。

 

乾燥牧草は必須

 

チモシーや根菜類は、噛みごたえがある繊維質ですから、歯周病予防にも役立ちます。

 

チモシーはペレットのもとになる素材で、保存性が良く栄養バランスにも優れます。

 

乾燥牧草もプレーリードッグには必須です。

 

常に切らさないように在庫を確保することが大事です。

 

市販の商品にはいくつかグレードがあって、最高級品はそれなりに良い値段がします。

 

あまり安す過ぎるものだと、カビが生える恐れがあります。

 

そのため、ある程度の価格で信頼できる商品を選びましょう。

 

葉物や根菜と果物もおすすめ

 

乾燥牧草とは別に与えたいのは、水分補給も行える野菜類です。

 

キャベツは食物繊維を含みますし、水分量も多いのでペットに最適です。

 

ほうれん草を含めた葉物も適しています。

 

 

人参やサツマイモなどの根菜もおすすめできます。

 

果物には、りんごとバナナが良好で、沢山あげ過ぎなければ大丈夫です。

 

お腹が緩くなるほど与えれば、食あたりで体調を崩してしまいます。

 

人間の感覚で1つまみくらいに抑えます。

 

果物は糖分が多めで太りやすいことから、ナッツ類と同じく控えめが好ましいです。

 

ひまわりの種は餌に適さない

 

ひまわりの種は特に、餌としてプレーリードッグの体には合いません。

 

安易に与えてしまわないことが問われます。

 

 

ひまわりが適さない理由は、栄養価が高過ぎて肥満のリスクが高まるからです。

 

野生では草を始めとして、草についている虫や土まで一緒に食べます。

 

そこで、ペットとして飼う場合は干し草やペレットなど、野生に近い食事を餌とします。

 

プレーリードッグ用の餌も販売されているので、干し草などが手に入らない時はこちらで代用できます。

 

ビタミン不足の場合

 

肥満は割と多いプレーリードッグの懸念事項で、ビタミン不足も容易に発生します。

 

栄養の方よりはどちらの発生要因にもなります。

 

そのため、バランス良く健康を考えた食事を与えたいものです。

 

ビタミン不足が気になる時は、液体タイプのビタミン剤を飲水に数滴加えるのが良いです。

 

ただし、こちらもあげ過ぎによる脂溶性ビタミンの蓄積が懸念されるので、適量を考えて与えることが肝心です。

 

プレーリードッグをペットで飼う場合の臭い

 

プレーリードッグの臭いは、数あるペットの中では並のほうです。

 

特別強くはニオイませんが、それ相応の覚悟は不可欠です。

 

それでも、室内で飼う場合に気になりにくい程度です。

 

 

慣れてしまえば大したことはないでしょう。

 

変化する体臭の中でも特に臭うのは、ストレスが溜まった時や緊張状態などです。

 

逆にリラックスしていると、それほど臭わないです。

 

鼻を近づければ感じるでしょうが、離れている分には殆ど分からないはずです。

 

しかし、臭気が弱くても敏感な人は気になります。家族や同居人に苦手な人がいるなら注意です。

 

プレーリードッグの糞便(ふんべん)の臭い

 

糞便(ふんべん)は体臭よりも強いので、こちらもペットに無臭を希望する人には向かないです。

 

プレーリードッグは、きれい好きというわけではありません。

 

しかし、糞便の臭いも並ですから動物を飼った経験がある人なら問題なく耐えられます。

 

 

体臭も糞便も並なので、動物の臭いに抵抗感がない人であれば、室内で飼うことができるでしょう。

 

苦痛を感じさせる強烈な臭気の心配は皆無です。

 

プレーリードッグの臭いを確かめる方法

 

ペットショップなどでプレーリードッグの臭いを確かめるなら、お尻の近くを嗅ぐと臭気の特徴が分かります。

 

肛門の近くに臭腺があるので、ここから出る臭いがプレーリードッグの体臭となります。

 

ペットもやはり個体差がありますから、気になる子もいればそうでない子も存在します。

 

 

臭気の感じ方で選ぶのは可愛そうですが、長い付き合いになる生き物を選ぶわけです。

 

部屋に置いても大丈夫と思えるプレーリードッグを見つけましょう。

 

ペットのニオイは良し悪しに関係なく少なからず部屋につきます。

 

その臭いに耐えられるかどうかが、プレーリードッグをペットで飼う検討の要点です。

プレーリードッグを集合住宅で飼う場合

 

プレーリードッグは、アパート・マンションのような集合住宅でも条件次第で飼えると思われます。

 

ただし、高密度な現代的な住宅だと締め切った室内でニオイが充満します。

 

また、衣類を中心に獣臭がついてしまいます。

 

 

集合住宅で飼う場合は、近隣住民から指摘を受けないように気をつけたいところです。

 

鳴き声と合わせて、結構存在感がある生き物です。

 

賃貸物件だと動物禁止でクレームが発生しかねないです。

 

ニオイだけなら何とかなるかもしれません。

 

しかし、そこに鳴き声も加わるとなれば苦情が出てしまう恐れが強まります。

 

プレーリードッグ健康状態と臭い(ニオイ)の関係

 

動物を飼育するというのは、特定の環境で長く暮らすことを意味します。

 

そのため、周りの環境にも配慮して共存する必要があるでしょう。

 

幸い、体臭がトラブルの原因になることは少ない動物です。

 

ただし、健康状態が臭い(ニオイ)を変化させるケースはあります。

 

変化に気がついたら病気になっていないか気をつけることも飼い主が心掛けたい配慮です。

 

尿道結石を起こしやすくその原因として考えられるのが一日に必要な水分が少ない場合や運動不足によるものです。

 

プレーリードッグの生態と寿命や性格

 

プレーリードッグをいざ飼うとなったときに知っておきたいのが、その生態や寿命と性格ですね。

 

珍しい動物なので、これをしっかり覚えておくことで飼うのが楽になります。

 

野生で暮らすプレーリードッグを、人間の都合で飼うわけです。

 

 

なので、なるべく生態に合わせてより良い飼育方法を模索するのが賢明です。

 

ストレスの発散を上手に行い、食事面で病気のリスクを減らしてあげる。

 

こうしていけば、10年近く一緒に暮らすことができるでしょう。

プレーリードッグの生態

 

プレーリードッグの生態は、一夫多妻制で、縄張り争いをする習性を持ちます。

 

習性的には見張り台を作ることでも知られています。

 

ここに、仲間と一緒に生活をする特徴が表れます。

 

 

プレーリードッグという名前は、鳴き声が犬に似ていることから命名されています。

 

そのため、日本のように狭い敷地内で飼う場合は近隣への迷惑に注意が必要ですね。

 

犬に似ている鳴き声は、天敵が近づいてきたことを知らせる合図です。

 

 

動物なのにキスをすることが確認されています

 

さすがに北米原産の生き物といったところですね。

 

野生での天敵は、陸上動物だとコヨーテ、空だとタカが相性の悪い生き物とされています。

 

プレーリードッグの寿命

 

プレーリードッグの寿命は飼育環境だと10年未満の8年程度です。

 

ですが、10年ほど生きる個体もいますが稀です。

 

野生は遥か(はるか)に過酷で、1年生存できる割合は全体の半分ともいわれます。

 

 

平均寿命は2年から4年ですから、飼育であれば倍以上の寿命に期待することができます。

 

折角安心して暮らせる飼育下でも、病気になれば寿命が縮まります。

 

このため、ストレスなく健康的に育てることが前提です。

 

プレーリードッグの性格

 

プレーリードッグは、性格的に社交性があって仲間思いの一面もあります。

 

しかし、一方では寂しがり屋で孤独を嫌います。

 

警戒心は慣れない相手だと強いものの、慣れてしまえばなつくようになります。

 

野生動物は臆病ですが、安全だと分かれば心を許してスキンシップも認めてくれます。

 

プレーリードッグと自咬症(こうごうしょう)

 

プレーリードッグは、ストレスが溜まりやすい性格でもあります。

 

適切に対処しないと自咬症(こうごうしょう)を発症する恐れが強まります。

 

自咬症(こうごうしょう)は名前のように、自分の手や体を噛んでしまう病気です。

 

 

これは、発散できないストレスが原因です。

 

酷い場合は出血しますし、化膿して細菌が体内に入り込むと大変です。

 

スキンシップはストレス発散に良いです。

 

1日の間に数回、定期的に触れ合ってあげましょう。

 

2匹以上を同時に飼うと、遊び相手ができるのでストレスを溜めにくくなります。

 

外出時間が長く、中々一緒にいてあげられない場合はオスならオス、メスならメス同士の同時飼育を検討するのがおすすめとなります。

 

異なる性別で一緒に飼うと、繁殖してしまう可能性があります。

 

もし、望まない場合はプレーリードッグの同性同士がベターです。

 

プレーリードッグのペットの値段と飼う方法|まとめ

 

プレーリードッグをペットで飼う場合の値段ですが、1匹あたり大体20万円ぐらいが相場です。

 

プレーリードッグをペットで飼うコツは以下となります。

 

ケージに入れっぱなしですと運動不足を招いてしまいストレスも溜ます。

 

 

また、ケージ自体もかじってしまうため、耐久性の高い頑丈なものを設置するべきです。

 

餌は、草食動物という事を意識して選ぶことが大事です。

 

チモシーや根菜類は、噛みごたえがある繊維質となっており、歯周病予防にもおすすめです。

 

乾燥牧草とは別にして与えたいのは、水分補給も行える野菜類となります。

 

餌(えさ)を与えるときの注意点としては、ひまわりの種は特に、プレーリードッグの体には合いません。

 

そのため、安易に与えてしまわないことが求められます。

 

プレーリードッグをペットで飼う場合の臭いです。

 

この動物は、特別きれい好きというわけではありません。

 

しかし、糞便の臭いも犬や猫よりはくさいですが並くらいです。

 

動物を飼った経験がある人なら問題なく耐えられます。

 

プレーリードッグの寿命は飼育環境だと10年未満の8年程度で10年ほど生きる個体もおりますが稀です。

 

野生ははるかに過酷で、1年生存することが可能な割合は全体の半分ともいわれていてます。

 

野生での平均寿命は2年から4年くらいです。

 

飼育だとすれば倍以上の寿命を期待することができます。

 

性格的に社交性があって仲間思いの一面もあります。

 

そのため、プレーリードッグは寂しがり屋で孤独を嫌います。

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