ダニに刺された画像!痕の特徴や対処の仕方と発生場所、他の虫刺されとの違い?

ダニに刺された画像って見たことあるでしょうか?

 

また、刺された痕がダニなのか他の虫なの特徴の判断がつかないこともあります。

 

蚊や蜂の場合だと比較的身近なものなので、あなたも見ているかもしれませんね。

 

こう言いましたが、実は一番身近にいるのがダニということもあり得ます。

 

そこで、刺された場合の対処の仕方発生場所についても紹介していきます。

 

ここでは、ダニに刺された画像を元にその痕をもとに詳しく解説していきますね。

ダニに刺された画像と特徴

噛まれた皮膚の跡や撮影したその部分の画像を目視しただけでダニに刺されたかどうかを判断することは皮膚科専門医でも難しいです。

 

そのため、あくまでもその症状の特徴から経験をもとに判断されるかたちになります。

 

刺された場所からの判断としては、基本的には全身を刺します。

 

その中でも、全般的に特に好んで刺すのが皮膚の柔らかい場所です。

 

具体的には上半身は二の腕から脇腹にかけて、下半身ではお腹からにかけての部分になります。

 

蚊などのその他の虫たちが比較的に衣服に覆われていない肌の露出した部分を刺すことが多いですね。

 

それに対して、ダニの場合はその真逆で肌が露出していない衣服で覆われている部分を刺すことが多いです。

 

このやっかいなダニ退治、対処におすすめのグッズがダニピタポイαという商品です。

 

これをダニのいそうなところに置くだけでシートの中に入ってくれるというスグレモノです。

 

これには、使用開始がわかるシールも付いて、捨てるときもシートに触れずに捨てられます。

ツメダニの画像と刺されたときの特徴

一般的に通常に生活をしている中でよく遭遇して被害を受けるものは2種類で、1つ目がツメダニになります。

 

家の中にいるもので人を刺すのはこれのみです。

 

服の中を刺すことが多く、特に柔らかいお腹や太もも、二の腕を好んで刺す傾向があります。

 

そして刺し方も近い場所に数か所まとめて刺すことが多いです。

 

また夜行性で、就寝時など夜に刺されて翌朝気づくということが多いのも特徴になります。

イエダニの画像と刺されたときの特徴

2つ目がイエダニで屋外にいるものでネズミや鳥などに媒介します。

 

刺すだけでなく血を吸う吸血性なので、肌の柔らかいところに加えて、血管の通っている場所の近くを刺すことが多いです。

 

刺された場所に赤い腫れができて、その中央に水膨れとしこりができるため、見た目にも特徴的です。

マダニの画像と刺されたときの特徴

その他では発生頻度は少ないですが、注意しなければならないものとしてマダニが挙げられます。

 

屋内には生息していませんが、山間部森林にいて、田舎では通常の田畑にもいます。

 

吸血性なので人の体温や匂い、吐く息の二酸化炭素などを感知して飛んできて、付着していても気づきにくいです。

 

大きさは5mmくらいはあるので視認できます。

 

しかし、蚊のような羽音もなく、蜂ほどの大きさや見た目の派手さもなく地味だからです。

 

ただ、刺されたときは痛みもなく気づきにくいです。

 

しかし、吸血する際に皮膚に口器を差し込んだままです。

 

長い時では1週間近くも顔をめり込ませるように刺さっているので、容易に見つけることができます。

 

その間血を吸い続けると体がタンクのようにどんどん大きくなって1cmくらいまでになります。

 

噛まれた場所はそこを中心に10cmほど大きく腫れることです。

 

そのほかの虫に刺された無数の小さな腫れができる場合と違って見分けがつきやすいです。

 

しかしマダニに咬まれると腫れは、すぐには治まりません。

ダニに刺されたときの症状と対処の仕方

ダニは小さくて見つけにくいので刺されるまで気づかないことがあります。

 

注意していてもこうして刺されてしまうケースもあります。

 

また、その症状がダニによるものなのか、他の虫なのかも知っておきたいところです。

 

ここでは、ダニに刺された時の症状について紹介していきますね。

ツメダニに刺されたときの症状と対処の仕方

ツメダニだと服の中で皮膚の柔らかい場所であるお腹太もも二の腕に数か所まとめて刺されていた。

 

しかも、夜間就寝時に噛まれたあとならツメダニに該当する可能性が高いです。

 

遅延型アレルギー反応を示すので、刺された直後はなんともなくて、その数時間後から痒みで気がつきます。

 

この痒みが1週間ほど続くのもこのダニに噛まれたときの特徴です。

 

対処の仕方は軽症であれば市販の痒み止め外用薬で問題なく、赤みや痒みが強い場合にステロイド外用薬の使用が一般的です。

イエダニに刺されたときの症状と対処の仕方

イエダニは肌の柔らかいところで血管の近くが刺されていて、その場所が赤く腫れて中央に水膨れとしこりができているなら該当します。

 

数か所まとめて刺される傾向もあり、痒みは1週間ほど続きます。

 

対処法は同様に皮膚へが主になるので、市販の痒み止め外用薬と症状が強い場合にステロイド外用薬の使用が一般的です。

 

基本は1週間ほどで消失してくるので大きな問題はありません。

 

ただし、それ以上経過しても治癒してこなかったり、別の症状が出てきた場合は感染症が疑われるため病院へ受診が必要になってきます。

 

これはネズミや鳥が媒介になっているため発生するものです。

マダニに刺されたときの症状と対処の仕方

最後に最も注意が必要なのがマダニです。

 

視認できる虫を発見して皮膚に頭をめり込むようなかたちで刺さっていた場合はこれに該当します。

 

また取れ落ちてしまっていたあとだったとしても、腫れが出てきて複数ではなく単一箇所に発生します。

 

すぐに引かない場合はこの可能性が考えられます。

 

対処法は基本的にはそのまま構わず、その状態のまま病院の皮膚科へ受診することが望ましいです。

 

自己対処で無理に引きちぎると、口器や頭が取れてそのまま皮膚内に残ることがあります。

 

このため適切な処理で取ってもらうのが良いからです。

マダニに刺されたら感染症に注意

マダニに刺された場合に気をつけないといけないのは感染症です。

 

代表的なライム病では刺された1から2週間後にその部位の赤い斑点丘疹(きゅうしん)で初期症状が始まり、周辺に紅斑(こうはん)が拡大していきます。

 

疲れやすさや発熱や筋肉痛、関節痛などが1週間続いたり、放置した場合は紅斑が多発することもあります。

 

稀に循環器障害や神経症状も発生したりするので、皮膚科専門医による適切な治療が必要です。

 

治療薬は抗生物質のテトラサイクリンかペニシリンを服用することで、4~5日経過の後、軽快していきます。

 

その後も10日間の服用は必要で、後遺症として倦怠感や全身筋肉痛、記憶力低下が続く場合も追加内服します。

ダニの発生場所と時期はいつで餌は何

発生時期は厳密に言うと一年中で、場所も身近な身の回りほぼ全てに生息しています。

 

その中でも特に好む環境となるのが、室温20~30度、湿度60~80%になるので、ほぼ人の生活環境下と一致します。

 

季節や時期としていつかというと特に6~9月辺りがその条件になりやすいです。

 

ダニが自分の家や部屋にもいるかチェックするのにはこのダニチェッカーというグッズがおすすめですよ。

 

基本的にダニは秋~春にかけての厳寒期には減ります。

屋内の室温とダニの関係

しかし、最近では屋内の室温が気密性の向上や暖房器具の進歩で高まったため、なかなかいなくなる状況にはなりません。

 

また、外の寒い外気が入ってくることを嫌って換気頻度が減ったりするのも原因となります。

 

たとえば、低い湿度で喉を痛めたりインフルエンザをはじめとする風邪対策で加湿することで繁殖を促してしまいます。

 

風通しの悪い換気の行き届いていない場所に増加しやすく、逆に換気を行うことで減らすことが出来ます。

 

換気の目安は気がついたときに部屋の2箇所の窓を開けて空気の流れをつくり、5分~15分もすれば十分です。

寝具

そして、冬場の寝具は移動も少なく、羽毛布団など暖かい温度を保つ傾向にあるためです。

 

このように、より増殖しやすい環境が揃う場所もあります。

 

具体的には寝具である布団シーツやそのカバーなどです。

 

また、それらを収納するタンスクローゼットも多く発生する場所です。

 

材質では毛布などの毛がついているものは特に注意が必要です。

 

また、基本的に光を嫌い高温多湿を好みます。

天然繊維や畳

健康志向で天然繊維や畳などが取り上げられます。

 

しかし、ダニに関しては化学繊維やフローリングの方が繁殖を抑えることができます。

 

アレルギーに困っている場合などは衣服や和室を避けてみるなどの対策が有効なこともあります。

 

室内で発生するものは主に4種類でヒョウヒダニは主に布団や枕、カーペットなどに発生します。

ダニの餌(エサ)は何

寝具は、簡単に洗濯も出来ないので人の汗も染み込んだままです。

 

餌(エサ)としているのがチリやホコリ、好むのが人間の皮脂である髪の毛やツメやフケやアカなどです。

 

それらが多くある場所が要注意になります。

 

なお、人間の食べかすも好むので、寝具の上で食べることが多い人は注意しましょう。

 

コナダニは高温多湿好きで繁殖力が強く、畳や食べ物に増殖します。

 

ツメダニもそれらを餌(エサ)にして繁殖して人を刺します。

 

イエダニはネズミなど他動物に寄生して媒介し、夜間や暗所を好んで人を刺して吸血します。

 

これらが直接的に刺してきたりする場合と、または糞尿などのアレルゲンを発生させます。

 

こうして、喘息やアトピー性皮膚炎の発症など人に被害を与えます。

ダニと他の虫に刺されたり咬まれた画像と特徴の違い

ダニと他の虫に刺された場合や咬まれた場合の違いはすぐにわかるのか気になりますね。

 

一般的に刺された画像だけ見てもダニか他の虫か判断するのはなかなか難しいです。

 

どの虫に刺された痕なのか判断できないでほっとくと後で大変な目にあうケースもあります。

 

そこでここでは、画像やその特徴なども比較して紹介していきますね。

蚊に刺された画像と特徴

まず蚊の場合は痒みがあります。

 

しかし、それほど強くはなく市販の痒み止めを塗っておけば問題なく過ごせます。

 

腫れも短時間ですぐに自然治癒が可能です。

 

また、刺される場所も衣服で覆われていない露出した場所を指します。

 

基本的には単一性で噛まれるので、同じ部分周りを大量に刺されるようなことはありません。

ノミに刺された画像と特徴

次にノミの場合は蚊に比べると痒みは数倍強いですが、ダニよりは痒くない場合が多いです。

 

遅延性アレルギーなので、蚊のように噛まれてすぐにではなく数時間後から痒くなって気づきます。

 

日本ではほとんどがネコなどに寄生している吸血性のネコノミによる被害です。

 

主に脚やスネなどを集中的に多発的に噛みます。

 

刺された跡は最初は小さく赤くなる程度ですが、そこから段々と広がり1cmくらいになり水膨れになるのが特徴です。

蜂(ハチ)に刺された画像と特徴

蜂(ハチ)に刺された場合は最初に激しい痛みを感じて赤く腫れてきます。

 

蜂毒によるものです。刺されたのが1回目の場合は通常は1日で症状は軽快していきます。

 

だだ、2回目以降になってくると蜂毒へのアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。

 

蕁麻疹(じんましん)や酷くなると意識を失ったり、血圧の低下を伴って命を落とすこともあります。

ブヨに刺された画像と特徴

ブヨに刺された場合はこれもまずは痛みが発生し、遅延性のアレルギーで次第に痒みが出てきます。

 

赤い湿疹が発生し、しこりのように長く残る傾向があります。

ムカデに咬まれた画像と特徴

ムカデの場合は咬まれた際に痛みがまず襲います。

 

それが大きいものだった場合は2つの牙跡が皮膚に残ったりします。

 

跡自体は時間の経過と共に最後は無くなります。

 

その痛みは強くなってくると夜も眠れないくらい激しくなる場合もあり、痺れが発生することも多いです。

 

この痺れも重篤なものになることはなく徐々に回復していきます。

 

ムカデ毒の特徴は40度以上の熱には弱いです。

 

シャワーで調節して噛まれた直後に患部を洗い流すことで症状を軽減させることは可能です。

 

ただし、温度調節を上手くしないと火傷を負ってしまうこともあるので注意しましょう。

 

36度~38度くらいの人間の体温に近い温度では逆に毒が活性化して症状が悪化してしまうのでこちらも注意が必要です。

 

また冷やすことも毒が強くなって痛みの増加や痙攣の発生など逆効果になる特徴があります。

 

その他ではボディーソープで患部を流すことで、応急措置に繋がることがあります。

 

蜂ほどの重篤な症状はないですが、ムカデ毒もアナフィラキシーショックの可能性があります。

 

以上が代表的なその他の虫に刺された場合です。

結び

ダニに刺された画像や痕の特徴や対処の仕方と発生場所についての記事はお役に立てましたか?

 

また、他の虫刺されとの違いについても紹介してみましたがご理解いただけたでしょうか。

 

ここでは、これまでの要約を載せていきますね。

 

まず、他の虫刺されとの違いを比較した場合に自己判断出来る基準をまとめてみます。

 

強い痛みが最初に出てきた場合は蜂やブヨやムカデの可能性が高いので除外します。

 

次に衣服などに覆われていない露出箇所のみを単一的に刺されることが多いです。

 

痒みも市販薬を塗れば我慢出来る範囲、湿疹もすぐに消失してくればだと判断出来ます。

 

ノミの場合はイエダニと症状が似ているのが難しい点です。

 

ダニは、違いはスネや足などを集中して噛む特徴があるのでそこで判断します。

 

このように、ダニは一般的に刺された画像から判断するのは難しいです。

 

発生場所が屋内か屋外かで種類を特定出来たりもします。

 

痕の特徴や対処の仕方を知っておくことで、冷静に判断して最適なものを選択することが出来るので大切になります。

 

基本的には皮膚症状が主になるので、軽度であれば市販の痒み止めで対処します。

 

それでも治りにくいときにステロイド外用薬を使用して対応します。

 

なかなか治りにくく別の症状が強まってきた際に感染症の可能性があります。

 

このような場合には、皮膚科専門医への受診を考えるかたちになります。

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