ショウリョウバッタの幼虫が卵から孵った後は葉っぱを餌(エサ)として与えるのが一般的です。

 

 

ばったは、成虫になるまでの期間に体が変化していく変態の工程を行います。

 

捕まえたり育てる予定であれば、イネ科の植物の近くにいけば、出会える可能性が高いともいえます。

 

割と日当たりの良い野草や草地といった場所にいるので、多くの種類の中でも決して珍しくはないです。

 

今日はこのショウリョウバッタの幼虫の餌や成虫になるまでの期間と変態について詳しく解説していきますね。

 

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ショウリョウバッタの幼虫の餌(エサ)は何

ショウリョウバッタの幼虫は何を食べるかといえば、餌(エサ)としてイネ科の植物の葉っぱを好みます。

 

 

正確にはイネ科の雑草で、イネ科の植物ならあまり拘りがなく、何でも良いと考えられます。

 

例を挙げれば、ササやススキに猫じゃらしで知られるエノコログサなどです。

 

根拠はショウリョウバッタが棲息している場所です。

 

こういう植物が生えている環境に棲んでいることからもイメージできます。

 

成虫との餌(エサ)の違いはありません。

 

ただし、餌(エサ)が切れると成長に影響するので、切らさないように注意が必要です。

 

それだけ食べ盛りで沢山の栄養を必要とします。

 

成虫との餌(エサ)の違いといえば、十分な量というのが答えになります。

 

 

いずれにしても、入手性の良い植物の雑草が餌(エサ)になるのは、飼育する側にとってコストが掛かりにくく好都合でしょう。

 

イネ科の雑草が入手しにくかったり、もう少し良い物を与えたい場合は、リンゴも立派な餌になります。

 

美味しそうに食べるように見えます。

 

また、時折雑草ではなく、果物のリンゴを与えてみるのがおすすめです。

 

食べやすくカットすると、かなり早く食べます。

 

このようにどれほど栄養を必要としているかが分かります。

 

異なる食べ物を与えて観察するのは、食べ方の違いを理解するのに役立ちます。

 

このようにリンゴのような食べ物を与えるのは観察するのに役立ちます。

 

 

しかし、リンゴばかりだとコストが掛かってしまいます。

 

なので野菜のキュウリで代替しても良いです。

 

キュウリもリンゴ同様に、食べやすい大きさにして与えるのがポイントとなります。

 

ばったの飼育に定番のキャベツやヨモギなどは、イネ科を好まない種類が食べる餌です。

 

オオバコやシュンギクといった植物も、ショウリョウバッタはどちらかといえば食べない方です。

 

やはりイネ科の植物を中心に与えるのが賢明です。

 

幼虫は特に十分な栄養摂取が不可欠です。

 

 

何を食べるかと問われて真っ先に出る、イネ科に関係する雑草や葉を与えるのが無難です。

 

ただ、たまにリンゴを餌(エサ)として与えるのも良いことです。

 

栄養を補給したり食べる楽しみをもたらすなどショウリョウバッタの幼虫に良い影響が与えられます。

 

食べさせるリンゴの量は、人間にとっての一切れが適量です。

 

これを皿にのせて飼育ケースの中に置くのが良いでしょう。

 

キュウリも同じく、食べやすい大きさに切ってから皿にのせ、ケース内に設置することをおすすめします。

 

 

食べられる物であれば選り好みはなく、比較的何でも餌として食べてくれます。

 

ばったは、高級品や希少品を求める昆虫ではないです。

 

その点は子供にとって飼育しやすく、気軽に飼える切っ掛けになっていると思われます。

 

幼虫は成虫と変わらず食べてくれますから、そういう意味でも飼いやすい昆虫の1つです。

 

ただし、餌(エサ)を切らさないように与え続けることは重要です。

 

なるべく新鮮なものを食べさせる必要はあるものの、この条件を除けば飼育の難易度は低めです。

 

むしろ、幼虫の飼育に慣れれば成虫になってからも飼いやすく、同様のペースで育てられるでしょう。

 

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ショウリョウバッタが幼虫から成虫になるまでの期間と変態の仕方

ショウリョウバッタが幼虫から成虫になるまでは、以下の変態をおこないます。

 

5月~6月に掛けて翅(はね)のない幼虫が卵から孵り(かえり)、6月~7月に羽化する変態の仕方があります。

 

 

更にいえば、6月中旬頃から7月頃の梅雨開けに掛けて、羽化が始まる変態を行います。

 

この変態ですが幼虫成虫という順番となる不完全変態となります。

 

ちなみに完全変態とは、蝶や蜂などのように卵→幼虫→さなぎ→成虫という工程をいいます。

 

11月には繁殖が終わりますから、冬が到来すると寿命を迎えることになります。

 

このように、5月~11月までの期間がショウリョウバッタの変態工程の期間で、成長して寿命を迎えるまでの過程を辿ります。

 

地域によっては寒さで10月頃までしか生きられないので、もっと寿命が短くなることもあるわけです。

 

成虫になるまでには複数回脱皮を繰り返し、脱皮の度にサイズが大きくなっていきます。

 

 

回数に個体差はあります。

 

一般的には5回前後、4回~6回程度脱皮を行うのが普通です。

 

期間中の飼育方法は、原則的に幼虫から成虫に掛けて殆ど変わりません。

 

そう考えると飼うのがとても楽ですね。

 

成虫になって最も成長すると、日本で最大級の大きさになります。

 

このため、見応え抜群で飼う満足感も得られます。

 

改めて確認すると、ショウリョウバッタは冬を卵の状態で過ごします。

 

暖かくなって夏が近づいたら、卵から孵り幼虫に変わります。

 

幼虫から成虫までの成長は非常に早く、短期間で大きくなった姿はまさに立派な大人です。

 

サイズは雄(オス)だと最大50mmほど、雌(メス)なら75mm~80mm以上ととても大きく成長します。

 

 

日本で最大級といっても、雄は雌の半分ほどの大きさにしか成長しません。

 

そのため、大きなバッタを飼いたいなら雌のショウリョウバッタとなるでしょう。

 

ただ約2倍の大きさの違いがあれば雄雌を見分けるのは簡単です。

 

飼育の違いはないことから並行して飼うのも難しくないはずです。

 

当然ながら、雌には卵を産む立派な仕事がありますから、そこは雄との大きな違いです。

 

それでも、2倍の体格差は別種を思わせるほどで、雌は時々他のバッタと間違われることがあります。

 

成虫になった以降は寿命を迎えるまで変態はもうないです。

 

繁殖活動をして子孫を残してから天寿を全うすることになります。

 

 

成虫の期間は夏の間で、この間には勿論変態はありません。

 

変化がないので食べる物や飼い方もほぼ不変です。

 

立派な成虫になると、頭は細長い円錐形に変わり、剣状(けんじょう)の太く短い触角が生えます。

 

体はバッタの定番の緑色に加えて、褐色になったり混合するなど個体差があります。

 

基本的に色は緑ですが、棲息場所、つまり育った環境や食べ物で体の色が変わるようです。

 

この体色は脱皮によっても変わります。

 

記録を残していたり変化を追ってみると、よりショウリョウバッタの理解が深まるでしょう。

 

成虫になったと判断できるのは、羽化により羽が生えて自由に飛び回れるようになることです。

 

羽は飛ぶ時にチキチキという音を立てるので、ショウリョウバッタは通称チキチキバッタとも呼ばれています。

 

ショウリョウバッタの幼虫から成虫までの変態は、複数回の脱皮を経て成長する工程が存在します。

 

 

期間は5月~11月の間で、卵から孵って脱皮をしながら成虫を目指して成長する形です。

 

工程はシンプルで分かりやすい変化が起こりますが、体色というやや分かりにくい変化もあります。

 

幼虫から成虫に至るまでの期間は短く、1年の半分ほどで大人になって寿命を迎えます。

 

ショウリョウバッタには、本種と比べて少し小さい別種が存在します。

 

間違えて捕獲したり飼育を行わないように要注意です。

 

しかし北海道から九州まで棲息していたり、草原や河川敷に都市の芝生と公園にもいます。

 

そのため、割と見つけやすく捕獲のチャンスも少なくないです。

 

同時期に別々の場所で観察して比較を行えば、本物かどうか見分けるのは難しくないでしょう。

 

ショウリョウバッタが卵を産む場所と時期や特徴

ショウリョウバッタが卵を産むのは、7月の梅雨明けまでに成虫に育ち、それ以降の期間となります。

 

 

卵を産む場所は土のあるところで、お腹を差し込む形で土中に産みつけます。

 

飼育ケースであれば、適度な深さのある容器に土を敷き詰めます。

 

それを温度変化が小さい場所において産卵を待つのがベストです。

 

肝心の産む時期は、寿命を迎える直前の秋頃です。

 

正確なタイミングは気温や地域、あるいは個体によって異なります。

 

一足先に冬を迎える地域なら、羽化と同様に産卵の時期も早まるでしょう。

 

仕事を終えたショウリョウバッタはこの時期に命が尽きていきます。

 

そして残った子供が命を引き継ぎ、孵るのを待って越冬することになります。

 

卵の特徴は、色が橙色オレンジで、光の当たり方や見え方によっては黄色にも捉えられます。

 

形状は楕円形でやや細長く、太さは1mm~1.5mm程度が目安です。

 

何かに例えるならタイ米のような形で、直径は1cmあるかないかといったところです。

 

土中の自然環境で育つものなので、いわゆる人工孵化で孵すのは非常に困難です。

 

 

やはり、ショウリョウバッタの雌が産みつける環境こそが最適であって、そこで孵るまで待つのが正解です。

 

確認すると、ショウリョウバッタが卵を産む場所は土中です。

 

産む時期は秋頃、卵の特徴はオレンジ色のタイ米のような形状となります。

 

大きさは小さいものの、土色に対して黄色味掛かったオレンジ色です。

 

一部が表面に出ていれば自然環境の中でも見つけやすいです。

 

勿論、幅が1mmほどで直径は1cmくらいですから、地面に顔を近づけなければ発見できないです。

 

それに土の中に産みつけるので、ショウリョウバッタのいる場所を知らなければ、同じく発見の難易度は上がります。

 

飼育ケースで飼っている雌が無事に役目を果たした後は、掃除で清潔にしたケースを用意して、そこで孵るまで育てます。

 

 

極端に寒い場所や温度変化を嫌いますから、この点に注意した環境で育てましょう。

 

土中の環境を再現する為に、ラップでフタをしてそこにいくつか穴を開けると、バッタの好む雰囲気となります。

 

このまま春になれば孵化しますから、残るは越冬して季節が変わるのを待つだけです。

 

自然環境では、土中でじっくりと寒さに耐えながら育つので、思いの外たくましい昆虫です。

 

産む場所や産む時期が分かれば、どういう場所で産みつけるのかが把握できます。

 

 

なお、ショウリョウバッタをケースで飼育する場合はジャンプ力が強く高く飛び上がるので大きめのケースがおすすめです。

 

飼育だけでは分からない生態が理解可能となるので、秋に外に出て観察してみるのも1つの方法です。

結び

ショウリョウバッタの幼虫の餌(エサ)や成虫になるまでの期間と変態の工程についてご理解いただければ幸いです。

 

 

この章ではその要約を載せていきますね。

 

ショウリョウバッタの幼虫の餌(エサ)はイネ科の植物で、雑草や葉っぱを好み、成虫も同様に食べます。

 

りんごやきゅうりも食べるのでこれらも餌(エサ)になります。

 

変態の工程は、卵から孵って脱皮を繰り返して、羽化を行い少変態による不完全変態で成虫になる流れです。

 

成虫になるまでの期間は、5~6月に孵化して7月に羽化という形で、脱皮を繰り返しながら成長していきます。

 

雄の約2倍の体長を持つ雌は秋になると土中に産卵して、やがて寿命を迎え一生を終えます。

 

幼虫から成虫になるまでの変態の工程はシンプルで、人間の一生からするとかなりペースが速いです。

 

この為、家庭でも飼育しやすく短期間でショウリョウバッタの生態が把握できます。

 

非常に似た別種が存在するので、それには注意が必要ですが、棲息場所は広く都会でも見つけられるので捕獲して飼うのは容易です。

 

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