ニホンオオカミの復活計画!リスクとクローンは可能?DNAが近い犬!

生き物

ニホンオオカミの復活計画って最近良く耳にしますね。これがどのような計画でなぜ行われようとしているのか?もし、実行された場合にリスクはないのか?また、クローンでの復活は可能なのかやDNAの近い犬についても気になるところです。

 

ここでは、ニホンオオカミのそれらの疑問について詳しく解説していきます。ニホンオオカミの復活計画!リスクとクローンは可能?DNAが近い犬の記事を読むことでニホンオオカミマニアとも対等なレベルで会話ができるようになります。

ニホンオオカミの復活計画

「もののけ姫」や「ゴールデンカムイ」といった作品に出てくるように日本にもその昔はオオカミがいました。その名をニホンオオカミといい、本州はもちろん四国九州地方にも普通に棲んでいました。

 

ちなみに北海道に棲息していたものはエゾオオカミと言って、また別の種類となります。このどちらも明治時代に全滅しました。そこで、ニホンオオカミの復活計画の始動について『オオカミフォーラム』が発表がされましたね。

 

ここ最近、シカなどが増えたことで農業被害の増加が深刻化しています。天敵となるオオカミがいなくなったことがその理由のひとつです。だからこそもう一度復活させたいという計画案は挙がってきています。

研究が進めば当時起こったことがより明確に分かります。こういった研究のおかげで、生態についても理解が深まる期待が持てます。

 

動物というのは案外、過酷な環境でもしぶとく個体を残す生命力もあります。資料が限られているので、記録から読み解いていくのは困難です。

しかし、諦めてしまうのは早いでしょう。このため、個体数がゼロになるのは余程のことです。ただ、元の個体数が少なかったり、成育に時間が掛かる場合は別です。

 

それでも、少なくとも数年やそこらで特定の種がなくなることは稀です。「犬神」とも呼ばれるニホンオオカミたちは、弥生時代から常に農耕民族として暮らしてきました。

ニホンオオカミは、我々日本人にとっては農作物を荒らすシカイノシシを退治してくれる神のような存在でした。狩猟民族であった白人達の場合は獲物を取り合うライバルでもありました。

 

こうして、常にオオカミと敵対し関わることが多かった民族とは違います。あかずきんちゃんなど外国から取り寄せられた物語には悪い動物として出てくることが多いですね。

しかし、日本の昔話では悪いオオカミ(狼)があまり出てこないのはその為でしょう。そんな神でありながら、なぜ減っていき絶滅したかは詳しく分かっていません。

 

野山が開発され人間の生活の場が広がって行き、住む場所が減っていったことも原因です。また、シカやイノシシなどの野生動物が明治以降に乱獲されていたことなどが関係しているでしょう。

 

そうして生態系を壊した人間達が今度は害獣を獲ってくれるオオカミがいないがゆえにイノシシ被害も拡大しています。

もう一度オオカミが復活して、捕食者という立場が出てきたら食物連鎖の繋がりが上手く行くのではないか?そう考えられています。もしかしたらまた、その美しい姿が見られるかも知れません。

 

何しろ、文献も記録も少なく毛皮や剥製もほとんどないです。そのため、もし始まると大掛かりなプロジェクトとなることでしょう。なお、オオカミにはヤマイヌという呼び名もあります。

 

ですが、ヤマイヌは別物だという説もあります。それが、大陸アジアにいるドールをヤマイヌと呼んでいるという説です。

元々オオカミ自体が日本にいなかったといった説まで飛び出してきています。このように、その存在自体がやみに包まれています。絶滅したとはされながらも、埼玉県秩父では目撃情報が相次いでいます。

 

遠吠えが聞こえてくることもあるとか、山深い中に今もなお子や孫が細々と暮らしているとさえ思われているのです。一から絶滅したはずの生き物を復活させるのは難しいものの、生存が確認されれば増やすことは可能です。

しかし、明治から今まではっきりした情報が無いままなのはかなり絶望的な状況と言えるでしょう。そこで、タイリクオオカミを日本に放つことで草食動物を減らそうといった方法が考えられてきました。

ニホンオオカミの復活の可能性

絶滅したニホンオオカミが、はたして復活するのか?その可能性は絶えない目撃談があることから、小さくても望みはあると思われます。

 

目撃は絶滅したとされる1800年代後半以降にも、1900年代と2000年代にそれぞれあります。ニホンオオカミが昔、存在していたと仮定するなら名前のように日本に根づいていた動物ですよね。

 

本物の生存の目撃談もあり、絶対に生存していないと断言はできません。また、アメリカは絶滅したオオカミを復活させたことがあり、崩れた生態系が回復するほどに個体数が増えました。

ニホンオオカミに同じ可能性があるとしたら、目撃談の通りに本当に個体が生存していた場合です。また、標本などを使ってクローンの形で蘇らせることになるでしょう。

 

前者の生存説は、人間の心理的には期待したいところですね。しかし、決定的な目撃談がないことから実現の期待値はそれほど高くないです。可能性の低い生存を祈り、個体を捕獲しなければ始まりませんから、かなりハードルの高い高難度となります。

復活計画の話は度々話題になっているので、ある程度は蘇らせる目星がついていると期待できます。確率的には未知数ですが、可能性がないわけではなく期待せざるを得ない話だといえるでしょう。

 

仮にもし復活したら、生きたニホンオオカミが人間の目の前に表れるのは、実に120年ぶりとなります。類似する他の動物と比べてどのような生き物なのか、それを再び知るチャンスが得られます。動物園での展示にも期待できますし、触れられる機会も増えてきますね。

ニホンオオカミが復活した場合のリスク

もし、ニホンオオカミを復活させた、あるいは他からオオカミの種類を導入した場合のリスクはあるのでしょうか。ニホンオオカミの復活計画は、草食動物の数を減らして農作物の被害を抑えるというのがその計画です。

 

私の考えですが、すべて上手くいけばとても良い計画だと思います。しかし、様々なリスクも考えられると言われたからこそ計画は頓挫したままなのではないでしょうか。

 

まずは、オオカミが生存できる野山が明治以前と比べて減ってしまっていることです。だからこそイノシシや、時には熊の目撃情報だって増えています。

更に人間にとって恐ろしい動物であるオオカミまで放たれてしまったら大変なことになるかもしれません。もしかしたら始めからニホンオオカミの数が少なかったのかもしれません。その証拠に、彼らがいなくなってから何十年も経つのにそのポジションは空いたままです。

本来であれば何かが滅びたらその隙間は他の動物で埋まるものです。人々に崇められていたオオカミ、それが絶滅にまで至るというのはあまり考えられないことですね。

 

今、たくさんのオオカミを導入した場合にせっかく丁度良い均衡を保っていた生態系が乱される危険性は高いです。ましてやニホンオオカミではなく海外から他の種類のオオカミだと更に崩れは大きなものになるのではと感じます。

 

そのまま放っておいてそっとしておく方が良いかもしれないですね。野山を駆け巡る美しい彼らの姿を見てみたいと考える方は多いかもしれません。

しかし、一度放ったらそのまま子孫を増やしそこで彼らなりの生活を始めることとなります。それが自身の子や孫・更に後の世代にどういった影響を及ぼすこととなるのか?

 

そこをよく見極めてからの方が良いでしょう。日本の環境に他から導入してきたオオカミは合わなかったらどうでしょう。そう気が付いても深い山の中に入り込んでしまった彼らを1頭1頭ずつ駆除して行くのはとても大変な作業です。

 

日本は、山も多い地形ゆえに安易な自然の食物連鎖への関与は避けた方が良さそうですね。そういった理由から、今もなおニホンオオカミは滅びたままです。

ニホンオオカミのクローンは可能か

凍結していたマウスの身体からDNAを採取し、クローンを作り出したという研究例があります。たとえ体細胞がダメだとしても、核の遺伝子情報さえ残っていれば復活させることは可能です。

 

国内には3体・世界的に見ると6対の剥製が現存するというニホンオオカミも、もちろんクローンを作り出すことは可能です。

 

クローンは、技術的には非常に期待できるところまできているので、現実味はあります。ただし、現存する標本は頭骨や剥製にされた毛皮など、世界的に僅か数体分しかないです。

日本国内に3体分の標本がありますから、これがクローンを作り出す材料になります。技術的には可能でも倫理的な問題もあるので、話し合って決める時間も必要です。

 

それと、標本の状態によって使えるか否かが変わりますから、状態の確認もまた重要です。そんな研究の責任者となっているのが、若山照彦氏です。この方は、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのチームリーダーです。

 

STAP細胞の関係でテレビにも出ていた有名人ですから、ご存知の方も多いでしょう。元々は、シカやイノシシなど人間の生活に害を成す動物たちを駆除することを目的として考えられていました。

それが、ニホンオオカミの復活計画です。若山リーダーらが目指すのはまた違った視点です。オオカミに限らず絶滅種たちの中には寒さに強いなど特有の能力を持つものが様々います。

 

その能力の中には、現存する動物には無いようなものだって多数あります。彼らの細胞を復活させ、その原因遺伝子を解明することが出来ればそれが人間にも役立てられるかもしれない。

 

そういった意味で活動をしています。忠犬ハチ公だってはく製化されて今もなお残っています。また、ロシアの永久凍土からはマンモスだって発見されました。

このように、あらゆる生き物がもう一度蘇える可能性を秘めています。地球温暖化など、どんどんと環境が変わってきているこの世界で、生き延びるための術が見つかるかもしれません。

 

技術の面では追いついているものの、それにストップをかけている理由もあります。滅びた生き物を復活させることによるリスクと、もう一つは倫理面です。

 

生き物の命、その分野に人間の手が入っていくことは本当にやっても良いのかどうかといった議論は常になされています。植物でさえ不快な感情を持つ方は数多くいます。

遺伝子組み換えの原材料が入っているものはその事が分かるようパッケージに表示されていたりしますね。生き物のクローンが当たり前となったら、やがて様々な動物の復活だって視野に入れられないとも限りません。

 

そんな時に生まれた動物は、どういった扱いをすれば良いのか?法律はどのように変えていくかなど様々な問題が出てきます。

 

異論が多く出ている中で、ニホンオオカミがこの世界に蘇えってくるのはまだまだ先の話となるかもしれません。これは、どこまでという線引きが難しい問題です。

ニホンオオカミとDNAが近い犬は

野生の生き物であるオオカミとDNAが近い犬達もいます。柴犬などは遺伝子的に最も近いと言われる原始的な犬であることは、見た目だけでも充分に分かりやすくなっています。

 

絶滅したとされるニホンオオカミですが、その後も目撃情報は出ています。ただそれはもしかしたら野犬なのかもしれません。

 

体長95から114センチくらいのニホンオオカミは下の写真のような中型の日本犬と非常によく似ています。このような日本犬と近い外見を持っていて区別が極めて難しいとされています。

DNAが近い日本犬、だからこそ見た目も似通っているのでしょう。縄文時代にはすでに犬達は日本人と共に暮らし、狩りをするうえでの強い戦力となってくれていました。

 

その時代の犬の骨を調べると佐川オオカミと呼ばれる種類に近いということが分かっています。それが、人間に飼われるというまた違った環境で過ごす中でそれぞれの環境に適用する形となってきたのでしょう。とは言え、素人にはどちらも同じ物にしか見えないかもしれません。

オオカミと犬の違い

オオカミの方が歯が大きくあごの力も格段に強いです。顎の筋肉が多いことから鎖骨が高くなり、目が吊り上って見えます。

 

足も犬よりも大きく、前足がより後方に位置しているがゆえに俊敏に動き回れ素早く走り出すことが可能となります。であるオオカミの肉球は細長い形です。

 

このように細長い方が早く長い距離を走り回れます。それと比べて犬は丸い形となっています。成熟期間や出産の回数・消化能力など細かい点でも違いは多数あります。野生動物だったオオカミの一部が人間に慣れ飼われていく中で犬となっていきました。

 

それぞれの住んでいる環境や狩りの形態により種類が増えていったという説が有力です。あの小さく可愛らしいチワワや短い足がユーモラスなダックスフンドだって、野生の血が流れています。

結び

ニホンオオカミの復活計画についての記事はいかがでしたでしょうか?また、リスクとクローンは可能なのか?DNAが近い犬はどんな種類なのかもお分かりいただけたでしょうか。

 

これまでの記事の要約を載せていきますね。ニホンオオカミは、本州だけじゃなく四国や九州地方でも棲んでました。この双方とも明治時代に全滅しています。

 

近頃、シカやイノシシが増えてきたために農業被害の急増が深刻化してます。天敵となるオオカミが消えたということも、その背景の1つにあります。その結果ふたたび復活させたいという計画案は挙がってきているようです。

 

ニホンオオカミを復活させた、それか他からオオカミの種類を用いたケースでのリスクはあるのか。差し当たって、オオカミの生存が可能になる野山が明治以前と違って減少していることです。

 

数多くのオオカミを持ち込んだもののせっかくふさわしいバランスをキープしていた生態系が壊れる可能性は高いです。

 

野生の動物の一種のオオカミとDNAが近い犬達もいます。柴犬は遺伝子的に一番近いとされる原始的な犬であるのは、見た目のみでもちゃんと分かりやすくなってます。

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