ショウリョウバッタに白い色がいる3つの理由!変わるとリスクもある?

白い色のショウリョウバッタ昆虫

ショウリョウバッタに白い色がいる3つ理由

 

ショウリョウバッタの白い色の個体は存在します。

 

では、ショウリョウバッタの白い色がいる理由はなんでか?

 

考えられる主な理由は3つあります。

 

ショウリョウバッタに白い色がいる3つ理由

 

下記の3つの原因でもショウリョウバッタが白い色なります。

 

①脱皮
②周囲の環境
③病気

 

ショウリョウバッタにとっては白い色なることが直接寿命には関係ないことです。

 

しかし、どちらかといえば白はショウリョウバッタの生息地では目立つ色です。

 

それが原因で、天敵に見つかる危険もあります。

 

では、なぜリスクの高い白い色に変わるのかその理由は何かという疑問が残ります。

 

ショウリョウバッタが白い色の理由は脱皮が原因

 

ショウリョウバッタの色が変わるのは脱皮が主な原因です。

 

まず、白い原因はショウリョウバッタが脱皮をした直後というのがよくあることです。

 

バッタは多くの昆虫と同じく、脱皮を繰り返して成虫になっていきます。

 

 

その脱皮をした直後というのは、まだ皮が柔らかいです。

 

そのため、色が本来のものではありません。

 

また、脱皮を行う直前も色が白っぽくなっています。

 

こちらは脱皮を行う前兆ともなり、詳しくは下記の記事で解説しています。

 

脱皮は必要不可欠

 

ショウリョウバッタの成長にとっては脱皮は必要不可欠なことです。

 

人間の体を支える骨格は体の中にある内骨格です。

 

それに対し、バッタの場合には皮に近い部分に骨格がある外骨格であることが原因です。

 

 

成虫になるため体を大きくしようとしても、外骨格が邪魔になります。

 

ですから、脱皮をしてすべてを新しくしなければいけません。

 

そうして脱皮をした直後は、まだ外骨格が固まっていません。

 

そのため、色素もできていないので体の色は白に近い色です。

 

しかし、時間と共に体が変化していけば見慣れた緑色や茶色の体ができあがります。

 

脱皮をして白から緑や茶になるまでの時間

 

ショウリョウバッタは脱皮をしてからどのくらい時間が経てば色が変わるのか?

 

ショウリョウバッタは脱皮後、白から緑や茶に2~3日で変わるとされています。

 

これは一時的なことで時間の経過とともに、馴染み深い緑色や茶へと変わっていきます。

 

 

ショウリョウバッタは成虫になるまでには数回の脱皮を行います。

 

ショウリョウバッタの脱皮の回数や失敗については下記の記事で詳しく紹介しています。

 

 

 

多くの個体が生息している地域であれば白い色がいるのを見かけることは珍しくないです。

 

脱皮が理由であれば病気ではないので、特に心配することではないです。

 

ショウリョウバッタの白い色の理由は環境が原因

 

ショウリョウバッタは、環境に合わせても白い色に変化をします。

 

環境が原因というのは、ショウリョウバッタの生存戦略です。

 

つまり、これも保護色で白い色になったということです。

 

ショウリョウバッタの保護色

 

緑や茶の草木ではなく枯れて白に近くなった草木の近くで単独で育った場合です。

 

そのため、白いのはショウリョウバッタが周囲の環境に溶け込むためです。

 

そこで草が枯れていくとその色に合わせて白っぽくなっていく個体もいます。

 

環境に合わせて体色を変えるのは、生きるための知恵です。

 

ショウリョウバッタが健康な状態だからこそできることです。

 

タカ
タカ

突き詰めれば偶然にそこで育ったからです。

 

もし、違う環境で育てば普通の個体と同じく緑や茶の体を持つことになったでしょう。

 

病気が原因ではないので、見かけたとしても不安になる必要はありません。

 

なお、白い色といっても、枯れ草は完全に白くなるわけではありません。

 

多少は茶色や緑色が混ざっています。

 

ショウリョウバッタが白い色は病気が原因

 

ショウリョウバッタが、脱皮にような一時的な変化が理由ではない場合もあります。

 

白く色が変わるのはアルビノという可能性があります。

 

例えば、人間にもアルビノが理由で白い肌や白い毛髪の人がいます。

 

 

上の写真はアルビノ・エンターテイナーの粕谷幸司さんです。

 

遺伝子に何らかの変化が起きてしまい体内の色素がない状態がアルビノです。

 

バッタでも時として色素が白くなる個体が見られます。

 

ショウリョウバッタが脱皮をした直後か、それともアルビノかは目の色で判断できます。

 

 

アルビノの場合には目が黄色がかった色になります。

 

もし遺伝子の異常ではない場合なら、目は普通の個体と同じで茶です。

 

感染症とは違いますから人や他の虫に影響を与えることはないです。

 

アルビノは、色素に関する遺伝子に異常が起きて発症する病気です。

 

こういったことから、アルビノであることはその個体に多くの不利益をもたらします。

 

とはいえ、色が普通と違うこと以外は、とくに体が悪いといったことはないです。

 

アルビノになるショウリョウバッタは一部の個体

 

ショウリョウバッタのアルビノは全体からすればごく一部の個体だけにしか発症しません。

 

ですが、ある程度の数はいますから注意深く探してみると意外といます。

 

人間から見れば白くて珍しい個体で特別な個体に思えます。

 

 

しかし、自然の中で生きることを考えれば良いことではありません。

 

なぜなら、周囲とは違った色になるので目立つからです。

 

ショウリョウバッタは、生態系の中では捕食される側であって弱い存在です。

 

できるだけ目立たない色になることが、生き残るための戦略と言えます。

 

ショウリョウバッタが白い色になるリスク

 

白く目立った見た目になればそれだけショウリョウバッタのリスクにもなります。

 

それだけ、ショウリョウバッタのリスクが増えるということです。

 

高く飛んでいる鳥からも確認でき、すぐに捕まってしまいます。

 

こうなると、やはり白いと長生きするには向いていない色ということにもなります。

 

 

また、捕食されないとしても、普通の個体よりも危険な状態にあることは間違いありません。

 

というのもショウリョウバッタにとって天敵は動物だけではありません。

 

色が白いと人間に見つかってしまう確率も高いです。

 

ショウリョウバッタは、農作物やガーデニングで育てた植物も食べます。

 

そのため、駆除の対象になりやすい昆虫です。

 

 

普通よりも目立つ白であれば、すぐに発見されてしまうでしょう。

 

また、虫が好きな子どもたちにとってはアルビノのショウリョウバッタは格好の獲物です。

 

珍しため発見された途端に捕まって、かごやケースに入れられる恐れもあります。

 

ショウリョウバッタを飼うときには捕まる昆虫のためにもしっかりお世話したいところですね。

 

 

大切に飼われたとしても、自然に戻ることなく命を終える可能性が高いです。

 

そうなれば、仲間と離されたショウリョウバッタは子孫を残せなくなる確率も上がります。

 

まとめ:ショウリョウバッタに白い色がいる3つの理由!

 

ショウリョウバッタに白い色がいるのはなんで、というと3つの理由が考えられます。

 

そのうちの一つがショウリョウバッタが脱皮をしたばかりのときです。

 

脱皮をしたばかりの体が完成していないときには、まだ色がつかないので白い色に見えます。

 

 

あと、ショウリョウバッタの育った環境によっても色は変化する力があります。

 

枯れた草木の近くで単独で育った個体は天敵に襲われないように体色を白い色に変化させます。

 

また、ショウリョウバッタの遺伝子に異常がある場合です。

 

遺伝子に異常があると色素が作れないアルビノという病気です。

 

色が変わるのは奇妙だと思うかもしれません。

 

ですが、自然界では時折そういう個体が生まれることがあります。

 

ショウリョウバッタに白いのがいるのも、そこまで珍しいことでないです。

 

一つ一つの理由を見ていけば白いショウリョウバッタがいるのはなんでという疑問も解決します。

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