風速5m(メートル)とはどのくらいの威力になるのか知っておくと被害の目安が予想できます。
天気予報を見ていると晴れや曇りといった情報だけでなく風速についても伝えられます。
こうして情報を集めて風の対策や必要な物を用意していきましょう。
では、実際に風速5m(メートル)の風とはどのくらいの威力なのでしょう。
風が吹いているということはそれによって飛ばされるものは確実にあるということです。
この状況でも危険と背中合わせということは間違いないです。
風の速度は、どれくらいかは目に見えない風を速さで表現しています。
そのため、どんな感じかを体感するのだって難しいのではないでしょうか。
ここでは、風速5m(メートル)とはどのくらいの威力なのか?
また、予想される被害の目安や対策と必要な物は何になるのかなど詳しく解説していきます。
風速5m(メートル)とはどのくらいの威力
風速5m(メートル)とは、どのくらいの威力かというとすぐに身に危険が迫るほど強くはありません。
実際に危険とされるのは風速15m(メートル)くらいからです。
1秒間に5m風が動くと言ってもどのくらいかピンとこないかもしれませんね。
5m×60秒×60分とすると18000m、時速18kmほどでちょっとです。
これは、早めに自転車を走らせて当たるくらいの風と思っていただければ良いです。
空っぽの紙コップをそこに置いておくと飛んでしまうでしょう。
自転車のカゴに物を入れて特に覆いもしないままに急いでることを考えれば書類なども危険そうです。
洗濯物も吹き飛ばされることは無くとも端がめくれるくらいはするかもしれません。
特に軽くて風の影響を受けやすいものは風速5m(メートル)でも注意が必要です。
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たとえば、バトミントンの羽根は思っていない方に飛んで制御不能となってしまうでしょう。
こんな日には公園でもあまりやっている人を見かけることはないでしょう。
短距離走やハードルに走り幅跳びに三段飛びなども影響が出ます。
こういった競技は影響を受けやすく上手く記録が伸びればいつも以上の力が発揮できるはずです。
たかが風速5m程度と思われるかもしれません。
でも、桐生選手が日本人で始めて100mが9秒台となった時も追い風1.8m/sだったそうです。
もしかしたら適度に背中を押してもらえた効果もあったのではないでしょうか?
逆に向かい風で抵抗を受けたらワーストの数字が出ることもあるかもしれません。
たかが風速5mと言っても、まったく影響が出ないわけでもないです。
屋外でのスポーツややろうと思っている内容によっては、きちんと天気予報で確認しておくべきです。
もちろん台風で風速15mを超えるような時などは、言うまでもありません。
風速5m(メートル)の意味と測り方
地上10メートルの高さにおいて1秒間に空気が5m移動する速さを風速5m(メートル)といいます。
台風の時などは特に天気予報でもお馴染みの言葉となりますね。
これは、直前10分間の平均した風の強さを言っていると思っていただいたら良いでしょう。
すなわち、もしも午前9時に風速5m(メートル)と発表されたのであれば午前8時50分から9時までの10分間の平均というわけです。
とはいえ風の強さはずっと一定とは限らないことも把握しておくことです。
突然の突風に煽られたりそうかと思えばその後には穏やかな風になったりと刻一刻と変わっていくのです。
ある一点での強さ、それが瞬間風速となります。
瞬間風速は、実際には1秒間に4回のペースで細かく記録されています。
その時々で、どれくらいが気持ちよく感じたり寒さを伴ったりも異なってきます。
また、場合によっては家や車も吹き飛ばしてしまうほどの危険なものとなります。
この風速のこと知っておけば安全に毎日を過ごすのに役立つことでしょう。
風速5m(メートル)とは予想される被害の目安
風速5m(メートル)とは、予想される被害の目安はどうかというと風の中でやろうと思っている内容によって異なります。
どれくらいの被害かは、台風と違い交通網がストップするような大規模なものはほぼ起きません。
でも自転車での通勤通学ならば、風向きによっては早めに家を出た方が良かったりします。
陸上競技、特に大切な記録会を前にしているのであれば風を気にしておきましょう。
向きももちろん、無風になった時を狙って出発した方が良いかもしれません。
一斉スタートの短距離走などであえば誰もが条件は同じです。
しかし、順に記録を取っていくものでライバルとの記録が僅差なのであれば重要となります。
風速5m(メートル)程度の風ならばキャンプも出来ます。
テントを張る時に多少は布の端が煽られることはあるかもしれません。
でも、きちんと抑えてやれば大丈夫です。
キャンプと言えば、バーベキューも出来ないわけではありません。
ただ紙皿や紙コップが風で飛ばされてしまう可能性は大です。
落ちて汚れてしまっては困りますのでしっかり固定できる場所に置くことです。
何より抑えるのに大変でゆっくり食べることが出来ないかもしれないです。
危険なのは、飛ばされた紙製品が火の中に落ちてしまうケースです。
それでどんどん燃え移って火事を起こさないよう配置なども含めて考えておくことです。
場所によっては毎回煙を浴びて目が痛い、服にもしっかり臭いが付いてしまう恐れもあります。
このような状況下では出来れば無理にやらない方が賢明です。
大切な書類をそのまま自転車のカゴや屋外の机の上に直に置きっ放しという方はいないと思います。
なので、こちらは紙が飛ばされてといった被害は考えにくいです。
もしもこの場面で置くことを想定すれば、ファイリングしておくことです。
キャンプと共にアウトドアでできれば、辞めておいた方が良いのが釣りです。
釣竿自体はしっかりとした造りでもそこから伸びる糸は細く軽いです。
いつも通りに飛ばしたつもりでも風に煽られてどこへ飛んでいくかわかりません。
他の方の糸と絡まったり岩場などに引っ掛けて切るしか無くなったりもします。
不安定な足場にいる時に突風が吹けば、バランスを崩して落ちてしまいかねないです。
手配しておいた船が欠航となるような強さではありません。
それでも不安がある場合は、安全のためにもその日はやめておいた方が安心です。
自転車をちょっと早めに走らせている程度の風速でも顔に風は感じられます。
また、葉っぱは絶えず揺れていることでしょう。
そんな風でも場所や状況によっては危険を伴うことは知っておきましょう。
風速5m(メートル)での対策
風速5m(メートル)とは、まずその対策には何があるかというと、必要なのは予定を変更しようという気持ちです。
大丈夫であろうと思う気持ちでいても、もしかしたら何かあるかもしれないというレベルがこの風速の特徴です。
キャンプや釣り、ずっと前から計画して楽しみにしていたかもしれません。
でもそれをやる事でもし万が一にも大事故に繋がってしまっては悔やんでも悔やみきれません。
天気予報同様に風速についても一週間くらい前からどれくらいになるか予想(予測)はされ発表されています。
なので、天気予報を参考に計画を練り直すことも検討しておくべきです。
とは言っても忙しい現代人、他の日に振り替えというのもなかなか難しかったりします。
台風が近づいているならまだしも、風速5m(メートル)程度ならばやろうという声が多かったりします。
改めて一から日にちを考えるというのは難しかったりします。
最悪の事態を防ぐための対策グッズを用意しておくとリスクはある程度は回避できるはずです。
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こんな日にだって釣りはしたい、それならば防波堤など足場が安定した場所を選びます。
湖なども波風が立ちにくく比較的安全です。
使用するのは重めのルアー、重石があることで少しでもコントロールしやすくするのです。
仲間同士ちょっと離れて竿を振るようにした方が絡まりも避けやすいでしょう。
風速5m(メートル)で必要な物
風速5m(メートル)で必要な物ですが、まずはバーベキューのときの対策について解説しますね。
バーベキューのときにおすすめなのがプラスチックやステンレス製の重めのカップやお皿です。
紙皿と同じく100円ショップ(100均)などで手軽に手に入ります。
モノによっては使い捨てでは無いです。
洗えば何度も使えるので次回のバーベキューの予算は節約できるでしょう。
何度でも使えるとエコにも繋がりますね。
シンプルな白い紙皿よりもカラフルでおしゃれです。
どれが誰の食器かも分かりやすく混乱することなく使用できるものメリットなのです。
風で砂や葉っぱなどが飛んできて大切な食材に掛かれば大変です。
せっかくの高級お肉なども砂まみれで食べられなくなってしまいますね。
それを避ける為にも、蓋つき容器に入れておきましょう。
何なら自宅にてカットしてからタッパーなどに入れておくことです。
それを重ねてクーラーボックスに収納して持っていけば風の舞う中での切ったり串をつけたりといった作業が減ります。
こうしておくと火がついたらすぐにでもバーベキューを始めることができます。
風速5m(メートル)でもライターやマッチで着火の際にも風が邪魔して上手く付けられないことがあります。
風が当たらないよう周囲を人で囲むなど対策をしましょう。
夏の暑い時期でも風があれば心地よく、気持ち良く楽しむことができます。
きちんと準備さえしていれば、決して向かない気候では無いというわけです。
ただし、風で火が煽られてどこに飛び火しないとも限りません。
周りに燃えやすい物は置かないようにしましょう。
もしもに備えて、水の張ったバケツなども用意しておくことです。
あなたも釣りやバーベキューなど特別な行事を前にすると準備万端で臨みますよね。
事前に天気予報も確認していることでしょうから風が吹くことも予測していて対策もバッチリです。
ついついいつも通りにやってしまいそうなのが洗濯物干しでしょう。
等間隔で干しているからこそ隙間を風が通り抜けてしっかり乾くものです。
風速5m程度であれば洗濯物が飛ばされて、どこかに行ってしまうといったことはありません。
ですがハンガーが風下側に寄ってしまったりはします。
また、洗濯バサミで止めていなかったタオルが落っこちてたりといったことはあるものです。
偏って重なり合っていると思ったよりも乾燥に時間がかかってしまいます。
着ていくはずだった服が着れないとなると予定が崩れることにもなりかねません。
乾燥までの時間が長いと菌が発生する確率も高まりなんとなく臭い始めるかもしれません。
何より、下に落ちてしまったタオルはもう一度洗い直しです。
わざわざ天気予報で確認せずともベランダに出れば風が吹いているのは感じられるでしょう。
そんな時には始めから洗濯バサミで留めておくことです。
なお、偏りを防ぐための便利グッズも100円ショップには置かれています。
そういった製品も買っておくと、更に強い風にも対抗出来ます。
どうしても決行しなければいけない場合は、そのためのグッズは必要です。
結び
風速5m(メートル)とはどのくらいの威力かの記事はお役に立てたでしょうか?
また、予想される被害の目安と対策についてもご理解いただければ幸いです。
風速5m(メートル)と数字で表されるとどのくらいの威力か恐れも生じるでしょう。
この風速は自転車を早く漕いで当たる風の程度です。
家が吹っ飛ぶような危険さはありません。
でもそれは安全な場所にいるからこその話です。
岩場で釣りをしているなら風に煽られて落ちてしまうかもしれません。
火が飛んで燃え広がってしまうこともあります。
予想される被害は場面ごとに異なるものでしょう。
走っている自転車のカゴに物を置いていると考えて目安と対策とすることです。
紙コップや書類に釣り糸や炎など飛ばされそうなものを動かなく固定するものが必要な物です。
100円ショップなどにあるものでも簡単に対策はできるので、万が一に備えてやっておきましょう。
一番いいのは飛んでしまいそうな危険なものは室内に取り込んで自宅で待機しておくことです。
バーベキューに釣りなどは心配な場合は行かなければ何も起こりません。
実際に、風速5m(メートル)程度の風が影響しての事故は起こってます。
油断することなく万が一を想定することです。
風が吹くことで到達した陸上やゴルフの記録もあるほどです。
風速5m(メートル)は、心地よさももたらす風なのですから上手く付き合っていくしかありません。