卒業文集って学生時代の最後にそれまで起きたことや感謝してることなどいろいろ振り返りながら書きましたよね。
今読み返してみると、ちょっと恥ずかしくなる内容や学生時代と今の考え方や目標にギャップがあるものもあります。
そうかとおもえば、当時書いたままの人生を送っている人や夢を現実に叶えたという人もいますね。
特に有名人の卒業文集に残したメッセージには、今まさにそれを実現して活躍しているという方も大勢います。
余談ですが「卒業したら親のように立派な社会人になりたい」と書いた私は現在、立派に平凡な社会人となっています。(笑)
今日はこの卒業文集の感動的な言葉や小学生、中学生、高校生におすすめの題名や例文について紹介していきますね。
卒業文集で感動的な言葉
卒業の記念で作られる卒業文集は、感動的な言葉が心を動かすことが多くあります。
その理由はやはり、生徒と先生の間で様々な思いがこもった気持ちが交わされるからでしょう。
会話ではなく文章なので、悩みに悩んで選びぬかれた言葉が文面に並びます。
例えば、今まで数年間お世話になりました、あるいはありがとうございましたという言葉は、いずれも感謝の気持ちを感じさせます。
どちらも、具体的な内容があってこそ初めて意味を持つので、その前後に何があるのかを知ることが必要です。
根気良く勉強を教えてくれたこと、何時も気に掛けて味方でいてくれたなどがあげられます。
このように一瞬で感動的にさせる卒業文集の内容は珍しくないです。
実際に行われたやり取りの具体的な描写はなくても、限られた文字数で表現される魅力には説得力があります。
そこには実際に起った出来事が背景に存在しています。
様々なストーリーを想像させるからこそ感動的に感じるわけです。
先生に叱られたこともあった、呆れた表情を見たなどの言葉もあります。
生徒が後になって振り返り先生の気持ちに気がつく感動が込められています。
卒業文集は、生徒の経験を元に文字に起こされたものなので、文面にはその人の個性や性格が表れます。
在学中は反発ばかりしていたのに、卒業文集では一転して感謝の気持ちを文字で現す。
これも生徒の心情の変化や生成に対する思いが感じられるので感動的です。
例え短い文章であっても、先生に対する思いが見え隠れしていれば、それは十分に人を惹きつける魅力があります。
逆に、自分の言葉で表現していないものだと、直ぐに違和感を覚えて感動を感じることがなくなるでしょう。
事実に基づく内容だからこそ人は自然に、文面から本当に起こった出来事や心の動きなどを読み取ります。
こうすることで、思いのやり取りに心が動かされます。
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先生に対する思い以外にも生徒間でのやり取りや将来への希望があります。
そして書き終える最後に感じた気持ちも感動的なポイントです。
友人や先輩後輩への気持ちは、先生に向けたものとはまた違います。
友人だけを取っても、仲が良い相手だけとは限りません。
そこで、喧嘩をしたことを振り返って文章化するケースもあるでしょう。
直接謝れなかったことを卒業時に文章として残すのもおすすめです。
それもまた特別な機会に書き残す文面ならではの文化です。
何処に感動するかは人それぞれ違います。
何気ないフレーズでもうるっりとした、心が温かくなることもあります。
そういった力が卒業文集にはあって、後で振り返る本人も大人になってから感動するほどです。
卒業時に実際に作成する時は、思い出を思い出して気持ちをストレートに表現するのがおすすめです。
小学生の卒業文集の題名と例文のおすすめ
小学生が卒業文集を書く場合は、学校での思い出など、分かりやすく短い題名をつけるのがポイントとなります。
あれもこれも盛り込もうとすると、タイトルが長くなってしまいます。
捻ろうとせずひとまとめにすることをおすすめします。
先生への思いや友達との思い出を盛り込むにしても、全てを題名で表そうとするのには無理があります。
卒業文集は、学校生活を振り返って思い出したこと、感じた内容を書き記すのが目的なので題名は捻らなくても大丈夫です。
将来の内容に比重を置きたいのであれば、これまでのことと、これからの夢といった具合です。
このように2対1の割合で題名を考えるのがおすすめ方法の1つです。
タイトルに時間を掛けるよりも、内容を取捨選択して綺麗にまとめ上げることの方が重要でしょう。
小学校は原則的に6年間でとても期間が長く、起こったできごとや体験した内容が沢山あります。
それらを全てとなれば、タイトルと同様に長くなり過ぎてしまったり、まとまりがなくて焦点が定まらない印象を与えます。
その為、書きたいことがあっても題材を絞り込み、起承転結を意識して卒業文集を完成させるのが得策です。
おすすめの例入学当初の思い出から始まり、先生とのやり取りや友達との思い出としていきます。
こうした学校行事で感じたことを1つずつ盛り込むスタイルです。
例文をあげると、タイトルは「私の小学校6年間」とします。
「入学当初は期待と不安が半分ずつでしたが、直ぐに友達ができて学校が楽しくなった」というような書き出しです。
「2年生3年生と進級するに連れ、後輩ができて先輩としての意識が強くなった」といった感じで続けます。
後は、運動会での思い出や課外活動でのできごとに卒業が近くなってから胸にいだいた思いで構成すると綺麗にまとまります。
中学校でも友達ができるか、もしくは楽しいできごとが待っているかなども良いです。
このように新たな不安と期待を盛り込むのもコツです。
最後に感謝の気持ちで書き上げれば、立派な内容で思いが伝わる卒業文集の完成です。
小学生には他に、題名はコミュニケーションと自分の変化と題して見るのも良いでしょう。
6年間の間に起こったやり取りと心の動きを描写する方法もおすすめできます。
卒業文集はできごとに焦点を当てがちです。
しかし、物事の後に自分にどのような変化が生じたか、そう考えて書くとまた違った仕上がりになります。
例文としては、先生に叱られて反発を抱き納得できなかったことを書きます。
後で振り返ると自分が悪いことに気がつき、先生の優しさが伝わったなどです。
6年間となると、題材は豊富で困ることはないでしょう。
ただし、何をどう書くかによって仕上がりが変わるので要注意です。
中学生の卒業文集の題名と例文のおすすめ
中学生になると、語彙力(ごいりょく)が高まって表現力に期待されます。
そこで、内容だけでなく題名にも拘りたいところです。
おすすめなのは既存の書籍を参考にする方法で、自分流にアレンジしたり上手く活用することです。
まるっきりそのままなのは良くありません。
アレンジすることによってオリジナリティが出ますし内容を期待させるタイトルにもなります。
おすすめの題名は、自分が進んだ約1000日間や、先生や友人と10年後の自分へなどで、どれも期待感が高められるでしょう。
テレビドラマや映画のタイトルも題名の参考になります。
そこで、こういった作品に目を通して決めるのもありです。
特にアレンジが思い浮かばなかったり、迷って結論が出せない場合は、複数のタイトルを組み合わせるのも1つの手です。
卒業文集は中身が大切です。
あまり題名に時間を掛ける必要はないですし、それほど時間はないのでほどほどが大事です。
文章を先に書いた方が、内容から自然と題名が出てきやすくなったりします。
最初にタイトルが決められなければ後回しでもOKとなります。
おすすめの例文は色々とありますが、やはり部活の思い出を中心に文章を組み立てるのが良いです。
学校生活の大半は授業ですが、もう1つを占めているのが部活です。
こちらも上手く盛り込んで卒業文集を完成させたいものです。
正直なところ、授業中のできごとはそう多くないので普段とは異なるできごとに題材を求めがちです。
しかし、学校祭や修学旅行などは目玉にとっておきたいです。
このため、部活を軸として組み立てるのがおすすめのテクニックです。
例文は、部活に入って様々な経験を積み、人として成長できたり強くなれたことが嬉しいという書き始めです。
毎日部活に取り組むようになった結果、ダラダラと過ごすことがなくなります。
このことで時間の有効活用を考える意識が芽生えた、と続けるのも良いでしょう。
常に目標を持って行動する癖がついたと書き加えれば、中学校3年間はとても有意義だったと締めくくることができます。
授業の風景や自分の意識にも軽く触れてみましょう。
更に部活以外の学校行事も散りばめて盛り込めば完成度が高まります。
中学校は僅か3年間ですが、その日々は小学生とは違って濃厚です。
そのため、体と同様に短期間で目まぐるしい変化が生じることもあります。
中学生の視点で日常を軸にあっという間の3年間をどう感じたかを書きていきます。
それを念頭に置いて題材を集めたり書き始めると良いです。
こうすると書きにくい卒業文集も書きやすくなるはずです。
高校生の卒業文集の題名と例文のおすすめ
卒業文集も、高校生になると真面目な内容が求められたり、夢ではなく現実的な目標が求められるようになります。
ただ、真面目に書こうとすると悩みがちですから、ある程度ポイントを踏まえたら後は自由に書くのがおすすめです。
書き出しはあっという間に過ぎた3年間で始め、高校生活を振り返ればと続けるのがおすすめの例文です。
思い出の部分は、友人との出会いや部活と学校行事のできごとに、修学旅行の思い出話しも狙い目です。
楽しかったことに加えて辛かった思い出も書き加えると、内容にリアリティが出て卒業文集の完成度がアップします。
将来については当面の目標と、現状に軽く触れて今後の夢を加えればバランスが良くなります。
最後に先生や友人への思いでまとめれば、感動的な卒業文集を残すことができるでしょう。
座右の銘を入れるのもありですし、有名人の名言集から心に残る言葉を引用する方法も使えます。
題名は自由につけて構いません。
しかし、大人に向けた卒業後の道や、自信に繋がった高校生活の経験など3年間を関連づけるのが要点です。
学校生活が有意義で役立つものになったと、今の自分の視点で将来と結びつけることが大切です。
題名が決まったら内容はそれに従い、大きく外れないようにして書き終えるのが目標となります。
あまり重たい内容だと読む人が辛くなります。
読み返した時に恥ずかしくなる恐れがあるので、楽しかったことを重視して盛り込みましょう。
将来の道や目標も現実離れしたものではなく、地に足がついている内容に留めるのが無難です。
卒業文集は先生や家族に見られますから、誰に対しても恥ずかしくない内容で書き終えたいものです。
経験談は例文でも良く題材にされますし、思い出したり書きやすいので卒業文集の定番です。
思い出話も良いですが、より踏み込んで失敗談も混ぜてみたり、そこから得た教訓も加えると内容の厚みが増します。
高校に対する寂しい気持ちと、新たな人生に対する不安や期待感、そして前向きな言葉を組み合わせて完成を目指しましょう。
タイトルは、内容と大きく掛け離れていない限りは何でも良く、シンプルで捻りがなくても十分です。
むしろ、書き出しやそれに続く言葉に、展開とクライマックスや締めくくりのバランスが重要視されます。
高校生も卒業間近となれば文章力は十分に高いですから、文章構成や洗練さに注目が集まるはずです。
夢物語の内容はどうかと思いますが、語彙(ごい)が少なく想像力を掻き立てられないものも不安です。
短い文章でもイメージできる、そこに重点を置いて内容を構成したり仕上げると、題名がシンプルでも読ませる作品になります。
結び
卒業文集で感動的な言葉についての記事はいかがでしたでしょうか?
小学生、中学生、高校生におすすめの題名と例文の書き方についてもお役に立てたでしょうか。
この章では、これらの記事のまとめた要約を載せていきますね。
感動的な言葉が心を動かすことが多いのは生徒と先生の間で様々な思いがこもった気持ちが交わされるからなんでしょうね。
会話ではなく文章なので、悩みに悩んで選びぬかれた言葉が文面に並んできます。
卒業文集は、具体的な内容があってこそ初めて意味を持つので、その前後に何があるのかを知ることが必要です。
当時の考え方や目標を読んで後で振り返ってみて大人になった本人も感動するようなものが理想ですね。
根気良く勉強を教えてくれたこと、何時も気に掛けて味方でいてくれたなど、一瞬で感動的にさせる卒業文集の内容は珍しくないです。
小学生が卒業文集を書く場合は、学校での思い出など、分かりやすく短い題名をつけるのがポイントとなります。
卒業文集は、学校生活を振り返って思い出したこと、感じた内容を書き記すのが目的なので、題名は捻らなくても大丈夫です。
中学生になると、語彙力(ごいりょく)が高まって表現力に期待されますから、内容だけでなく題名にも拘りたいところですね。
ただし、卒業文集は中身が大切なので、あまり題名に時間を掛ける必要はないですし、それほど時間はないのでほどほどが大事です。
文章を先に書いた方が、内容から自然と題名が出てきやすくなったりすることもあります。
そのため、最初にタイトルが決められなければ後回しでもOKとなります。
高校生になると真面目な内容が求められたり、夢ではなく現実的な目標が求められるようになります。
ただ、真面目に書こうとすると悩みがちですから、ある程度ポイントを踏まえたら後は自由に書くのがおすすめです。
卒業文集で感動的な言葉や題名と例文の書き方についてはこのような感じがおすすめです。
スポーツ選手や有名人の書いた卒業文集の題名と言葉などは自分の夢について具体的に書いてるものが多いですね。
なお、先生や親から卒業する生徒や子供に贈るメッセージも学生に負けないくらい感動的で心に残るものにしたいものですね。
やはり、感動的な言葉や個性的なもの、夢や目標を持ったメッセージは心に響くものです。