スズメガの幼虫ってあの見た目からすると強力な毒を持ってるのか気になるところですね。

 

終齢幼虫

 

また、刺したり噛んだりもしないのか気になるところです。

 

では実際のところはどうなのかの検証結果を今日は紹介していきます。

 

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スズメガ(天蛾)の幼虫は毒がある?

スズメガ(天蛾)の幼虫は風貌が毒を連想させますが毒はあるのか?

 

スズメガ幼虫

 

実は毒は無く研究でもハッキリと証明されています。

 

この幼虫に触れた人の体験談からそれは明確に分かっています。

 

これはあくまで国内に生息するスズメガの幼虫に限ってです。

 

ただし海外には、毒を持ったスズメガの仲間の幼虫もいます。

 

大きな図体や存在感のある行動に独特の色など、どう見ても人に危害を与えるような見た目をしています。

 

スズメ蛾幼虫

 

実際のところ蛾はスズメガに限らず毒を有する蛾の幼虫は限られます。

 

蛾がすべて毒持ちではないので仮に触れても大半は大丈夫です。

 

形的に痛みを与えてきそうなフォルムですが実は痛くなく不快感も少なめとなっています。

 

よく見ると毛はないので実質的に体を守っているのは皮膚だけということになります。

 

 

その点は、あの模様はちょっと不快感や恐怖心を引き起こしますね。

 

体の模様は天敵を威嚇する単なるカモフラージュなので他の防衛手段を持たないのと同義です。

 

つまり見た目で相手を近寄らせないような手段を取っているので本当のところは非力で可愛そうな存在なんです。

 

スズメガの名前の通り、成虫になっても地味ですが幼虫の頃に抱くような印象は薄れて行きます。

 

幼虫は完全に無毒だと分かっていますから害虫を駆除する業者も扱いやすい蛾の一種と認識しています。

 

駆除業者

 

スズメガの幼虫を駆除する理由の多くは、毒ではなく植物を食い荒らされることでの依頼が多いです。

 

しかし、それでも毒はあるのかとの疑問が解消しないために幼虫図鑑などで調べる方もいます。

 

この場合は、スズメガの幼虫を見付けて実際に触れて確認するという方法もあります。

 

 

動きは遅く色々なところにいるので触るのも比較的容易でしょう。

 

勿論、他の蛾の中には強力な毒を持ものもつものも存在しているので良く確認せず安易に触るのは危険です。

 

強烈な毒を隠している蛾も潜んでいることから違いを把握して安全かどうかをチェックするのが基本となります。

 

また、害虫の定義についてですが人が生活する上で害を及ぼす例えばアブラムシのようなをいいます。

 

あぶらむし

 

一般的には害虫でもアブラムシを害虫とみなさない人もいます。

 

これが何を意味するのかといえば、あなたがその虫から何の被害も受けていないか何らかの恩恵を受けている場合です。

 

このようなケースの場合は害虫とはいえないということです。

 

その反面、植物の養分を吸い取りあげくは、枯れさせることもあります。

 

それがその人に関係なく被害も受けていないケースです。

 

反対に例えばナミテントウの幼虫や成虫のようなアブラムシを駆除する益虫だったとしてもその人が不快に思えば害虫ともいえます。

 

ナミテントウの幼虫

 

ナミテントウ幼虫については、下記の記事で詳しく紹介しています。

 

 

スズメガの幼虫の事実を知ることでそれまでこの幼虫を見て感じていた気持ちは薄れてきますね。

 

見た目ほど危険ではなく無害だということが理解できます。

 

ただ、無害だとしても植物の葉を食べて荒らすので違った意味での有害性はあります。

 

安堵

 

繁殖力が強く放置すると数が多くなりやすいですから、発見次第早めに対策をする必要があるでしょう。

 

素手で触れる抵抗感がなければ、そのまま手掴みで除去することもできます。

 

この幼虫の仲間は国内に生息する種でしたら例えばエビガラスズメの幼虫もそうですが毒はありません。

 

 

それができるのは、蛾の中でも無害だということが分かっていて特に害を与えるようなリスクがないからです。

 

また、スズメガなど蛾の幼虫には、天敵もいます。

 

カタグロチビドロバチもそれにあたり、この蜂も蛾の幼虫を狩ることで知られ主にハマキガの幼虫などを捕まえます。

 

ドロバチやその仲間の蜂などは、このように蛾の幼虫を餌にしています。

 

ただし、スズメガの仲間の幼虫は他のアオムシより大きいものが多いので狙われづらいようです。

 

こちらについては、下記の記事で詳しく紹介していますので是非参考にしてくださいね。

 

 

なお、スズメガの幼虫の仲間にシモフリスズメの幼虫がいますがこちらも毒がなく攻撃性もないです。

 

シモフリスズメの幼虫

 

他の蛾の幼虫のすべてが毒がないわけではありません。

 

一箇所に複数の蛾の幼虫が混ざる時は注意を行い無害を確認してから対処しましょう。

 

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スズメガ(天蛾)の幼虫は刺すのか?

スズメガの幼虫は毒を有していないので代わりに刺すのか?と疑問に思っても刺すことはないです。

 

 

無毒な虫なので最初から針すら持っていませんし人に危害を加えるような行動とも無縁です。

 

そもそも観察したり特徴の理解を深めれば、刺すのかという疑問自体が浮かばないかもしれませんね。

 

蛾の種類によっては、危険性を察知して攻撃的になったり刺す行動をしてくる場合もあります。

 

では、油断を見せて隙を突くのかといえば、そういったフェイント的に高度な動作も少ないです。

 

スズメガは体が大きいですし幼虫は動きが遅く方向転換も時間が掛かり刺すのかと思わせることも皆無です。

 

危険性に結び付くような特徴も防衛反応もあまり見せない普通の蛾の幼虫です。

 

なので見た目以外にこれといった特徴はなく警戒する必要もないです。

 

 

毒や刺す行動はしませんが稀に音を出し威嚇してくるスズメガ科の幼虫はいます。

 

オオシモフリスズメの幼虫は威嚇してきたり音を出しますがとくに危険性は無いです。

 

ただし、その威嚇や音を聞いて驚いてしまう可能性はあります。

 

普段は、刺激を与えなければ音も出しませんし殆どは、音を出すことすらしないのです。

 

このように他に何もしてこない特徴と相まって反応は地味です。

 

元々身近な存在ですし幼虫が付いている植物は有り触れているものです。

 

もし危険性が存在するとしたら積極的に駆除の必要があるものです。

 

ですがスズメガの幼虫は、危険性というより植物を食べる害虫といった分類です。

 

キャベツ虫食い

 

植物を育てている人達の間でも危険性はないと認識されている芋虫の一種です。

 

触れた時の反応は人によっては逆に愛らしさを感じさせるほどです。

 

スズメガの幼虫なら行動範囲の狭さ遅いスピードのお陰で安心して見ていることもできるでしょう。

 

うっかり触ってしまっても刺すのか刺さないのかと悩む心配はありません。

 

このため、例え子供が触れても何の心配も要らないです。

 

子供によっては嫌がる場合もあります。

 

 

しかし安全な生き物なので夏休みの観察対象などにもおすすめです。

 

その辺で見掛けても植物を食べる位の害しかありません。

 

直接的な被害を受けていなければ、放っておいても大丈夫です。

スズメガ(天蛾)の幼虫に触れたときの危険性

スズメガの幼虫は、人が触れるようなことをしても毒は先に書いたとおり出さず針で刺してきたりもしないです。

 

体に触れても嫌がる程度で攻撃的な反応をしてくることはないといえます。

 

むしろその程度の抵抗に留まるので触れても危険性を感じさせるというよりは臆病な印象を与えてくるです。

 

セスジスズメの幼虫

 

ここまで危険性のない虫はいるのかといったほどに無害で安全過ぎる位の生き物です。

 

見た目に危険性を感じることはあり得ますが、幼虫はマイペースに植物を食べる程度です。

 

スズメ蛾の幼虫を見ても触れる行動をしても問題無いでしょう。

 

初見だと警戒させる見た目や毒を疑わせる色ですが事実は正反対でギャップが感じられます。

 

幼虫の見た目は毒がありそうな印象ですが、本当は毒どころか針も持っていません。

 

 

刺してくるような攻撃性も見せないのが本当の姿です。

 

危険性がないと分かると急にスズメガの幼虫の見え方が変わってきますね。

 

また、見た目とのギャップで可愛いと感じる人もいます。

 

触れることで臭いを放つような機能も持ってもいないです。

 

ただし、一部の幼虫は粘液を出したりします無害です。

 

危険性は限りなくゼロに等しいですが衛生の観点から蛾に触れた後は手を洗うことが必要です。

 

手洗い

 

衛生面を考慮すると食べられた葉をそのまま食すのは止めた方が良いです。

 

このような間接的には気を付けるポイントこそあります。

 

しかし、スズメガの幼虫に触れる直接的な危険性はなく痒みや痛みが生じる恐れも全くないです。

 

どちらかといえば、積極的に触れる生き物の代表で蛾を観察したり研究するのに適しています。

 

 

必要であれば素手で植物から取り除いたり他の植物に移動してあげることもできます。

 

素手で触ることに抵抗感がなければ摘むような道具も不要で手袋や袋なども要らないです。

 

ただし虫なので独特の感触はあります。

 

しかし、それ以上の害はないと分かっていれば抵抗感が薄れて苦手意識も弱まります。

 

 

視覚的な拒絶反応は避けられませんが実質無害なので、その点は安心ですね。

 

指で触っても摘んで持ち上げても人体への健康面においては平気です。

 

怯えて遠くから棒で突っついたり存在に気が付いて慌てて距離を取るのは滑稽に見えるかもしれません。

 

そうならない為に正しい知識を身につけておきましょう。

 

蛾といえば光に集まってひらひら舞うイメージですが幼虫の方は人によっては、気持ち悪さを感じさせます。

 

でも、スズメガなら触っても無害ですから差があるとしたら見た目から受ける印象程度です。

 

スズメガ(天蛾)の幼虫の生態

スズメガの幼虫は、日本国内では他の蛾の幼虫と変わりないです。

 

ヒメクロホウジャク

 

幼虫は、3~4月または8~10月の期間頃に出没します。

 

スズメガは生まれてから、5cmから10cmほどの大きさへと少しずつ成長していきます。

 

幼虫の大きさは、成虫が羽を広げたサイズとほぼ同じで、とても大きく存在感があります。

 

小さいものはまだ可愛い方ですが、10cmにもなれば立派な見た目のイモムシとなります。

 

 

ただし、スズメガの幼虫はこれ以上は大きくなりません。

 

その大きさで存在感を放っていても限度があります。

 

初期の色は緑系が一番多く特に淡いタイプを見掛ける割合が多いでしょう。

 

色の変化はスズメガの成虫の方が大きいです。

 

少しずつ変化が生じて褐色になったり大きくなるに連れ赤みを帯びるスズメガもいます。

 

セスジスズメ

 

スズメガの亜種ならグレー系の褐色から赤みのある縞模様に変化したりします。

 

北海道から九州にまで幅広く分布しているタイプは、全体的に黒く一部に赤みを帯びているのが特徴的です。

 

 

また、褐色からイエローが入るタイプも存在します。

 

これらはスズメガの成虫で見られる外観で幼虫の多くは卵の延長線です。

 

幼虫の状態だと擬態するので見付けるのが難しかったり他の種類と見間違えることがあります。

 

擬態

 

そのため見た目が地味でインパクトにも少し欠けます。

 

一方の生態は普通のイモムシと同じ動きで行動を行い植物の葉に移動して食事をする形です。

 

正式にはスズメガの幼虫のことを芋虫といいます。

 

食料とする植物の種類は多種多様で身近にある大抵の葉を何でも食べると思わせます。

 

しかし、スズメガの幼虫はその種類によっていろいろと食べる葉が決まっています。

 

ホシホウジャク

 

ただし、直接口が届かないと食事はできないので移動の難しい大きな植物などは避けられます。

 

夜行性で暗闇の中の光に引かれる成虫に対し幼虫は日中でも植物を這ったり葉の上で姿を見掛けます。

 

成虫を目前に控えるまでに成長した後は、葉っぱから地上へ降りて終齢幼虫となり地中に潜り始めます。

 

 

地中での生態も種類により落ち葉を拾って糸で繭を作ったりするものもいます。

 

蛹(サナギ)になってその時が来るのを待っています。

 

スズメガの幼虫は、蛹の状態で越冬する種類がとても多いです。

 

前蛹(ぜんよう)のままで越冬に入り初夏になってから蛹になる珍しい生態のタイプもいます。

 

蛹でいる期間は5ヶ月程度といったところで数週間羽化する種類もあったりと実に多様です。

 

オオスカシバ

 

生態とはいっても、その一生はとても地味です。

 

移動距離も短く大きさが分かったり蛹になる位でシンプルなものです。

結び

ここからは、スズメガ(天蛾)の幼虫は毒があるのかの要約となります。

 

 

幼虫の状態でも毒は無く針もないので、触れても危険性はなく無害そのものです。

 

体の表面に刺さるようなトゲ無いので表面は、つるつるとした質感です。

 

毒を飛ばしてくるだとか触れた瞬間に針で刺すような防衛反応すら見せない虫です。

 

人が思い浮かべる危険性は、人間側の過剰な心配が原因です。

 

その色と見た目や動きなどで思い込んでいる可能性が高いです。

 

幼虫はれっきとしたイモムシで非常に純粋な生態を持っていてお手本と思わせる動きをします。

 

大半を植物の葉の上で過ごしますが、日中に葉を食べるのに明け暮れる日々です。

 

兎に角(とにかく)成虫のスズメガを目指すのに必死です。

 

植物なら雑食なイメージですが食べる種類は決まっています。

 

幼虫が口にする植物は、その幼虫の部類ごとで違います。

 

殆どのスズメガの幼虫がヤブガラシの葉を口にします。

 

ヤブガラシの葉

 

スズメガの幼虫は、思いの外グルメなのかもしれないと想像できますね。

 

こうして5cmから10cm程の大きさにまで成長したら、ようやく葉から地上に移動し成虫になる準備を始めます。

 

蛹(さなぎ)になる為に葉っぱを集める生態は何処か可愛らしさすら覚えさせる印象です。

 

スズメガの幼虫は、その見た目に反して毒も危険性もない無害な虫です。

 

人間が思うよりも弱い存在で一生懸命に生きています。

 

しかし植物にとっては害虫なので必要となれば除去はやむを得ませんね。

 

害虫駆除

 

自然界では害がなく危険性が生じるような疑いもないです。

 

国内に生息するスズメガの幼虫は亜種も毒がありません。

 

見た目の違いや生態系の僅かな差以外は、殆ど似たり寄ったりだったりします。

 

しかし他の蛾の幼虫と見分けが付きにくいのも事実なので気を付けましょう。

 

下にある写真は、チャドクガ(茶毒蛾)という危険な虫です。

 

植え込みなどに幼虫が出てきて安易に触れると突き刺す虫とされています。

 

毒針毛(どくしんもう)に接触すると痒みやかぶれになる危険な虫です。

 

チャドクガ

 

正真正銘のスズメガなら幼虫はただのイモムシで人間からすると危険性のない無害な存在です。

 

成虫の場合は他の蛾との判断が難しいので安易に触れない方が無難でしょう。

 

食害以外で除去を考えたり存在しない危険に怯えて除去する必要はないと思います。

 

そのため、安全に見守ったり触れることもできます。

 

粘液を出す種類がいるといった具合に珍しいタイプも見付けられます。

 

これは子供の観察対象として打って付け(うってつけ)の教材となりますね。

 

観察

 

積極的に飼うような虫ではありませんが、身近にいるのに案外と知らない生態が学べます。

 

意識して注目し観察を行うと大人でも勉強になりますね。

 

刺されて痛い思いをしたり後で腫れるような恐れもないです。

 

スズメガの幼虫が無害と理解できれば安心して接することも可能ですね。

 

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