アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は何?育て方や生態も解説!

生き物

アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は何かお分かりでしょうか?育て方や生態を知ることで、飼育に必要なものが見えてきます。

 

餌となる食べ物はやはり飼育における基本中の基本です。アカタテハに最適なものが分からなければ上手く育てることは不可能ですよね。また、どういった特徴を持っていてどのような暮らしをしているかも気になるところです。

 

それもまた把握が欠かせないことだといえます。好むエサを用意して環境を整えることができれば、後は正しい飼育方法通りに実践するのみとなります。

 

何も知らないまま見切り発車で飼育を始めても、途中で行き詰まったり失敗する恐れがあります。アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物については事前に知識を得て準備をしてから始めるのが得策です。なお、育て方や生態についても詳しく解説していきますね。

アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は何

アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は、イラクサ科全般カラムシヤブマオにニレ科のケヤキの葉などが挙げられます。ただし、ケヤキを食するのは稀なので、あくまでもそれ以外の食べ物が主食となります。

入手性が良いのは、多年草で草地や川岸、道端でも見かけることの多いイラクサ科の植物のカラムシでしょう。

 

7月~9月頃に花を咲かせますから、この間であれば生えている場所が分かりやすくなるはずです。しかし、アオカラムシと似ている部分がありますから、間違えないように気をつけたいところです。一方、ヤブマオは葉先が尖っているのが特徴で、葉の周りはギザギザの形状をしています。

葉の表面はシワが多く、非常に短い毛がみっしりと生えています。これらの特徴がアカタテハの幼虫のエサ探しで役立ちます。ヤブマオが見かけやすいのは林で、それも端の方の林縁です。

 

8月~10月の間に花をつけるので、夏から秋にかけてがヤブマオ探しの好機といえるでしょう。ニレ科のケヤキは落葉高木の一種で、街路樹として植えられることが多くあります。

この植物は、公園の周りにも生えていたりします。ホウキを逆さまにしたような形状なので、誰でも簡単に見つけることができます。

 

案外、普段は意識して見ていないだけで、実は身近に存在していたりしますよ。花を咲かせる時期は4月頃で、夏になると緑の葉が生い茂り、秋になると黄色みがかって葉が落ちます。

 

冬の間は枝のみで寂しい印象ですが、暖かい季節になるとまた葉をつけて花を咲かせます。アカタテハにとっては、ハルニレの葉もエサになるので手に入る場合はこれも確保するように心がけましょう。

ちなみに、成虫が口にするアザミ類やキク類の花の蜜、樹液や落果は幼虫には適さないので注意です。アカタテハの幼虫が食べるのは葉のみです。成虫が食べるからといって蜜や樹液などは与えないのが基本です。

アカタテハの幼虫が食べるエサは決まっています。

 

これらのいずれかを手に入れることができれば飼育は可能となります。アカタテハの幼虫が好むエサとなる食べ物は、冬の間に葉が手に入りにくいものもあります。

 

ですが、越冬については心配ないので大丈夫です。大切なのは幼虫期にしっかりとエサとなる食べ物を確保して、栄養不足にならないようにエサを与えることです。

身近な環境でエサとなる食べ物を見つけられればラッキーです。エサ代を負担しなくても良いので、自由なお金に限りがある子供にとって育てやすい虫となります。

 

勿論、私有地などに生えている植物から無断で葉を取るのはご法度です。この場合は、事前に許可を得てから採取したいものです。元々アカタテハは自然の中で生きている虫です。

 

人がエサを与えなくても自らエサとなる食べ物を探して口にするでしょう。その為、自然でアカタテハを見かけることが多い場所であれば、エサとなる食べ物が存在している可能性は高いです。

 

成虫に比べ幼虫は小さいので、そこは考慮に入れる必要はあります。しかし、口にするエサの種類は少なくないですから注意深く探せばエサも一緒に見つけられるはずです。

アカタテハの幼虫の育て方と必要なもの

アカタテハの幼虫の育て方は、飼育環境を用意して掃除をしたりエサを与えながらサナギになるのを待つというものです。羽化に要する期間は1週間ほどです。

 

短期間の内に驚くような成長を見ることができるでしょう。飼育環境が適切だとアカタテハの幼虫はすぐに巣を作り始めます。しばらくは特に大きな動きはありません。それが移動したり大きく動き始めると幼虫はサナギへと変化を見せます。

つまり、動きが成長の合図になっているので、移動や動きを観察しながら飼育するのが正解です。

 

幼虫になるまではそれほど広い飼育環境は必要ありませんから飼育ケースは大きくなくても大丈夫です。ただ、深さがないとアカタテハの幼虫にとって窮屈でしょう。そのため、ある程度深さのある飼育ケースの用意をおすすめします。

 

幼虫の成長には個体差が存在するので、皆が皆予定通りに成長するとは限らないです。焦っても成長を促進することは不可能です。ほぼ見守ることしかできないので、必要なものを用意したり飼育環境を整えて挑戦するのが賢明です。

 

サナギへの変化が目前に迫ると飼育環境下ではケースの天井にぶら下がり蛹化の兆候を見せることになります。通常、自然環境下では巣の中にぶら下がるのでケース飼育で天井にぶら下がるのは当然です。この時にケースを持ち上げたり揺さぶると落ちてしまいます。

 

なので、くれぐれもケースには極力触れないように気をつけましょう。飼育環境の室温については、自然環境が参考になるので、外気温に近づければ問題ないです。

 

流石に冷房が効きすぎるとアカタテハの成長に影響を与えてしまうので温度差を小さくするように心がけます。アカタテハの幼虫の飼育に必要なものは、エサとカラムシの枝を挿して使う容器、飼育用のケースや新聞紙などです。

 

ガーゼもあると飼育しやすくなるので、これも含めて一通り揃えましょう。容器にガーゼを入れたら、水を加えてカラムシの枝を挿します。

次に飼育ケースの底に新聞紙などを敷いて、枝を挿した容器を置きます。紙を敷く理由は楽に飼育する為で、フンを掃除する際に簡単に交換できるようにするのが目的です。カラムシの枝はあまり長持ちしませんから、定期的に交換して常に鮮度を保ちましょう。

この時に掃除を行うと、アカタテハの幼虫にとって快適な環境が持続します。

 

とにかく成長に必要な栄養を摂取しようとするので、よく食べる一方でよくフンをします。フンを放置すると害虫が湧いてきますから、衛生面をしっかりと守ることが大切です。

 

カラムシの枝は葉と一緒に採取しておき、必要な量をエサとして与えたら残りは冷蔵庫で保存しましょう。常温で保存すると葉の水分が飛んでしまうので、手間でも必ず密閉容器に入れることが重要です。

 

最初に飼育ケースに葉を敷き詰めて、霧吹きで水を与えて乾燥を防ぐ手もあります。ただし、この方法はかなり大雑把です。害虫が湧いてしまえば、結局は徹底した清掃や葉の交換が必要になってきます。

 

その都度掃除をしたりエサを与える方が無難です。育て方としては間違っていないので、どちらの方法で飼育をするかは自由となります。

より確実に飼育を成功させたいのであれば、やはり手を抜かずに準備を整え、手間をかけて育てたいところです。

 

エサとなる食べ物の状態を見ながら必要に応じて交換しましょう。乾燥している場合は霧吹きで湿らせるなどが理想的です。確かに手間はかかりますが、その分アカタテハに愛着がわくかもしれませんね。

 

無事に成長して立派なサナギになる可能性が高まります。自然の生き物は見た目が小さくても強いので、多少雑に飼育しても大きくすくすくと育ちます。

 

それでも、アカタテハの幼虫が十分に育ったり美しい姿になるかは別です。やはり、飼育で万全を期すなら手間暇をかけるのがベストです。

アカタテハの幼虫の生態

アカタテハの幼虫の生態は、葉を探して集めたり、巣を作ってサナギになるのを待つのが最初の段階です。自然で見かけることが多くなるのは春から秋の間で、日本だと秋に姿を見せることが多いです。

 

成虫は花の蜜樹液を好むので、これらの場所に集まる傾向です。そして幼虫はイラクサ科の葉を好むのでこの植物の近くに現れます。

 

巣は葉を綴じて合わせて作るのが特徴で、エサとなる葉を巣の材料に流用します。成虫になった後は活動的でよく飛び回ったり、日だまりで日光浴をしたりします。

しかし、幼虫の段階だと活動範囲は限定的です。幼虫は葉のつけ根をかじる習性があって、葉の表側を内側にして左右を糸で綴ります。自然環境にある綴じたイラクサ科の葉は、開けてみると中からアカタテハが出てくる可能性があります。

 

当然ですが、大事な成長を邪魔してしまうことになるので、無闇に葉を開けるのはやめましょう。人里の多い場所では、葉の裏が白いカラムシが多い傾向です。このような環境にいるアカタテハの幼虫は白い葉に包まれる形で目立ちます。

早ければ、飼育の開始から1週間を待たずに飼育ケースの天井に移動し始めます。

 

そして大きくうねりだしてサナギになろうとします。翅が綺麗に伸びるかどうかは、個体差や飼育環境、成長の経過といった要素が関わってきます。

 

万全を期しても完璧ではなく運任せのところもあります。アカタテハの幼虫の生態は良くも悪くも地味です。飼育そのものの難易度は低いですし生態を理解して間違えなければ、初めてでも育てることができるでしょう。

 

しかし生態には育てて見ないと分からない部分もあります。このように失敗しながら身につくことも少なくないです。自然環境で見かけて分かっているつもりでも、飼育環境下ではまた違ってきます。

 

アカタテハの理解を深めるのは簡単ではないでしょう。生態の傾向は判明しているので、飼育の際はエサとなる葉を用意して巣作りをサポートしてあげることができます。飼育ケースに天井がないとサナギになる為のぶら下がりができないので必ずフタをして飼育します。

 

過剰な干渉は飼育において好ましくありません。必要最小限のエサの供給や清掃を心がけ、残るは見守るのに徹するのがおすすめです。

 

サナギの状態に入っても、しばらくは大きな動きがないので、弱ってしまったと誤解してしまうことが珍しくないです。羽化にはタイムラグがあってサナギは準備をしてから成虫になります。焦らず信じてアカタテハの幼虫を見守ることが大事です。

アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は何のまとめ

アカタテハの幼虫のエサとなる食べ物は何か、その答えはイラクサ科の植物です。または、カラムシに、ヤブマオとニレ科のケヤキの葉などです。

 

育て方は飼育環境下だと、ケースにカラムシの枝を挿した水入りの容器を置きます。カラムシの枝は数日に1回交換を行い、アカタテハの幼虫のフンを清掃してケース内を綺麗に保ちます。アカタテハの幼虫の生態は、葉を食べながら巣を作り、その中でサナギになるのを待ちます。

 

成長が進むとケースの天井に移動するので、フタのついたケースが飼育に必要なものとなります。エサの他に新聞紙も用意してケースに敷くと、掃除の効率が上がって飼育が楽です。巣は葉の左右を綴じ合わせた簡単なものです。

 

その中でじっくりと成長を待ち、サナギになる前に天井へと移動します。本来、自然環境では巣の中が天井に相当します。つまり、飼育環境だと生態に合ったケースの天井でサナギになろうとするわけです。

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