おみくじが大吉だったら結ぶのか持ち帰るのか
おみくじを引く場合に気になるのは、結ぶか持ち帰るかという選択です。
凶や大凶なら手に持っていたくないものです。
それが大吉であれば持ち帰ったり手元に置きたいと考えるものです。
そもそも、おみくじは吉凶を判断する占いで、それを元に生活の指針に役立てるのが目的です。
つまり、お守りとは目的や用途が異なります。
結果はどうであれ内容が書かれている紙自体は気にしなくても問題ないといえます。
ではどうするのが正解か、その答えはどちらでも構わないと答えることができます。
ですが、これは神様と縁を結びあやかることを意味しています。
願い事が叶いますように、という意味もあります。
神様に思いを伝えたい場合は結ぶのが正解です。
ただし、縦に結んでしまうと縁起が良くないので、横に結ぶように気を付けることが大切です。
大吉を結べばより運勢のアップに期待できますし、凶や大凶なら悪い運勢を持ち帰らずに済みます。
持ち帰るのは原則として自由ですから、大吉を手元に置いておくのもありです。
なお、大凶をあえて持ち帰るのも全く問題なしです。
しかし、持ち帰るにしても何時までも財布の中に入れておくのは駄目です。
他のお守りや開運グッズと一緒に保管するのも止めた方が良いでしょう。
運気を損ねてしまう恐れが強まります。
そのため、おみくじはおみくじとして個別に取り扱うのが賢明です。
持ち帰っても管理や処分に困るようであれば神社やお寺にある所定の場所に括り付けて、後のことをお願いするのが無難でしょう。
神様から受け取ったメッセージなので、粗末に扱ってしまえば運気が下がりかねないです。
これらの考え方や扱い方は、一般的に共通するものです。
しかし、神社とお寺によって異なるケースもあります。
そのため、事前に確認してから判断することをおすすめします。
吉凶のいずれかが結果として出ても内容と向き合い今後の指針と捉え、適切な方法で取り扱うことが大事です。
おみくじの大吉と大凶の扱い方の違い
おみくじのルールでは、大吉と大凶のどちらが出たとしても、取り扱いに違いはなく結んでも持ち帰ってもOKです。
運勢的には大吉が良好で、次いで吉と中吉や小吉に末吉、そして凶と大凶の並び順です。
おみくじの紙は、あくまでも吉凶を占った結果が書かれているだけなので、お守りのようなご利益はないです。
違いといえば結果程度だけなんです。
ポイ捨てのような捨て方でもしなければ、どのような取り扱い方でも問題は生じないといえるでしょう。
神社やお寺でも、大吉と大凶の間では取り扱い方の差はないです。
結んで帰っても持ち帰ってもありとなっています。
これは大吉を持ち歩いてもお守り代わりにはならまいということです。
あくまでおみくじは、結果の再確認程度しか意味をなさないということです。
逆に、大凶は境内に結び付け置いて帰った方が、何となく良くない運勢を断ち切れるイメージがあります。
勿論、そうすることで気持ちが切り替えられたり、前向きになって幸運を呼び寄せられる可能性は高まります。
それでも、おみくじは内容を確認して今後に活かす。
その目的と意味を理解しなければ、おみくじは無意味になります。
内容だけ頭に入れておくことで、おみくじを引いたその日の内に手放せます。
ですが、持ち帰って内容と再度向き合うのもありです。
ただ、境内の所定の場所や木に結び付けることによって、神様や仏様と縁が結ばれるのも本当です。
凶以上の良くない結果なら特に、結び付けて持ち帰らない。
このようにするのが扱い方の点においても賢明な判断となり得るでしょう。
おみくじの持ち帰るか持ち帰らないかをどうするかは本人の自由です。
神社やお寺のルールを理解して希望する形で取り扱うのがベストです。
生活における様々な点で、良いことや悪いものを知ったり今後の指針が得られます。
しっかりと理解して役立てるのが理想的です。
仮に凶を引いてしまっても、その時点が最も運勢の悪いタイミングだと考えられます。
今後の良くない状況を避けるヒントも得られるので、吉でなくとも前向きになれます。
おみくじの大吉と大凶の保管場所の違い
おみくじで大吉を引き持ち帰る時は財布やカバンのポケットなどに入れて、肌身離さず持ち歩くようにするのが良いです。
これは、神様から受け取ったメッセージを身に着けて持ち歩く、という風習や習慣に由来します。
当然ながら大凶も神様・仏様からのメッセージなのです。
身に着けて内容を意識したり、たまに読み返して再確認することも必要です。
現代においては、持ち帰らなくても良いことになっています。
財布の中なら、何かのはずみで落ちないように気を付けましょう。
また、シワが寄らないように余裕を持たせるのも大切なポイントです。
お札や小銭を詰め込み過ぎれば、その影響でおみくじを潰してしまう恐れがあります。
また、シワを発生させてしまう恐れもあります。
神様や仏様は寛容なので、多少のことなら許してもらえます。
ただし、無造作に突っ込んだり何も考えずそのままにしておくのは止めましょう。
肌身離さずという取り扱い方を考慮すると、やはり財布かカバンが無難です。
カバンであれば内ポケットを保管場所として大切に扱うのがおすすめです。
最近は、おみくじ帳のようなものも出ていてこちらに保管する人もいますね。
できればポケットを1つおみくじ専用にします。
余裕を持たせるように保管すると、大切に取り扱うことができます。
一方、大凶は持ち歩くのをためらいがちですが、良くない運勢を引き付けるものではありません。
この場合も同じく、大事な人からの手紙のように大切に扱い、内容を振り返って意味を考えたり役立てることが重要です。
結論としては、大吉も大凶も保管場所や取り扱い方に違いはなく、大切に保管して適切に扱うことが共通点となります。
おみくじを机の引き出しに入れておく、あるいは本に挟みしおり代わりにするなどは間違いなので、正しい扱い方に気を付けて身につけましょう。
なお、おみくじにはレアなものに平(たいら)というものもあるのはご存知でしたか?
こちらの運勢や順番、平がある神社については下記のページで詳しく紹介しています。
普段から持ち歩く手帳であれば、挟んで持ち歩いても問題ありません。
財布やカバンに入れるのに抵抗感がある時は手帳が保管に最適です。
おみくじの大吉と大凶の処分の仕方の違い
神社とお寺による扱い方や、保管方法にも違いがないおみくじは処分方法もまた同様となっています。
大吉は境内で結び付けると縁が結ばれます。
神様や仏様に気持ちが通じますから、願い事が伝わり叶うようになる結果に期待できます。
境内に結び付けられたおみくじは、定期的にお焚き上げなどで処分してもらえます。
個人としてはこれで処分が完了することになります。
反対に持ち帰る場合は、ゴミと一緒に捨てるわけには行きません。
やはり、適切な方法で処分してもらう必要があります。
神社は何時でも紙を回収してくれるので、立ち寄った時にお任せするのが無難でしょう。
また、引いた時とは異なる場所だとしても同様に回収してもらえる可能性があります。
大抵の神社やお寺であれば、神道と仏教で違うおみくじだとしても嫌な顔をせずに引き受けてもらえるはずです。
大凶も基本的には同じ考え方で、境内なら良くない運勢を断ち切り、お焚き上げで浄化してもらうことができます。
大凶と書かれた紙を燃やしても、運勢が良くなるというわけではありません。
ですが、内面的に嫌な気持ちを切り替える切っ掛けにはなります。
あえて持ち帰る方を選び、大凶と向き合って今後を変えるつもり。
この場合は肌身離さず持ち歩いた上で次のタイミングに手放すようにするのがおすすめとなります。
次というのは1年後であったり、神社などに出向いておみくじを引くタイミングのことです。
1日に何度も引き直すのは間違いですが、期間を空けて再度運勢を確認するのは普通です。
運勢が変わったか否かをチェックした後は古い方が不要になります。
このタイミングで手放してしまうのが正解となります。
お正月のように、飾りをお焚き上げするタイミングで持ち込めば一緒に後のことを任せられるので安心です。
他にも、お守りと同じく白い紙に乗せます。
それに、お清めの塩を振り掛けて包み燃えるゴミとして出す方法もあります。
しっかりとお清めを済ませれば、役目を終えてただの紙に戻ります。
こういうやり方で正しく捨てるのも1つの選択肢です。
結び
おみくじを引いたら、その後あなたはどのように扱っていますか?
大吉、凶、大凶などの場合でも扱い方が変わってくるのではないでしょうか。
結ぶ、持ち帰る、もしかしたら捨てる人もいるかもしれませんね。
結ぶ以外は保管となり、いずれ捨てることになると思います。
その場合気になるのは保管場所と処分の仕方です。
おみくじは大吉が出たら、結んでも持ち帰ってもどちらでも良いです。
結び付ける方法には、後々の処分に困らないメリットもあります。
内容さえ覚えておけばその場で手放しても大丈夫です。
逆に持ち帰るとしたら、肌身離さず身につけて大切に保管を行い必要がなくなったら適切に処分することになります。
保管場所は普段持ち歩くものが適切で、財布やカバンに手帳の間がおすすめの候補です。
衣服のポケットという選択肢もあります。
しかし、おみくじを綺麗に保管するのは難しいです。
なるべく財布などに収めた上でポケットに入れるのが良いです。
おみくじの紛失は反対に良くありません。
財布に入れる場合は落としてしまわないように気を付けましょう。
紛失や破損を恐れて机に入れっぱなしにする。
それはおみくじの適切な保管、取り扱い方ではないので要注意です。
神社かお寺の方に事情を伝え渡せば済むので、処分方法の良し悪しを考えると楽で安心できます。
塩で清めて燃えるゴミに出す方法もあります。
ただし、これはやむを得ない場合の最終手段なので、なるべく最後まで控えておきましょう。
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