自己啓発で目標を設定する方法
自己啓発を始める人はたくさんいます。
しかし、持っていたやる気が長続きしない人も少なくありません。
その原因として最初に目標をしっかり定めていないことが挙げられます。
マラソンをするときにゴールがどこにあるのか分かっていないと、いくら頑張って走ってもたどり着けません。
それと同じで自己啓発も始める前にゴール地点を明確に把握しておくことが重要です。
具体的な設定の方法が分からないという人も多いでしょう。
たとえば、CoachEd(コーチェット)は、「人を生かし育てるリーダー」を目指すための、コーチング習得プログラムです。
あなた独自の目標到達に向かうと共に、人を活かし成長させるコーチング力を自分のものにします。
いろいろな方法がありますが、実はそれほど難しく考える必要はありません。
基本的には、どのような自分になりたいのかをイメージするだけです。
あとは、目標を設定したらやる気と行動があれば良いからです。
まずは自己啓発に取り組みたいと考えたきっかけを明らかにしてみましょう。
一口に自己啓発といっても、その種類は多岐にわたります。
それを実現したいと考えるきっかけも人によってさまざまです。
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たとえば職場で英語を流暢(りゅうちょう)に話す先輩がいて、自分もそうなりたいと感じたことが発端になっているケースがあります。
その場合は目標を決めるのは非常に簡単です。
その先輩と同じレベルに達した自分をイメージするだけで構いません。
このように目指したくなる具体的な人物がいるなら、自分がその人物と置き換わっても役目を果たせることが一つの目安になるでしょう。
数値で設定する方法も分かりやすいのでよく用いられています。
先述の例であれば、先輩のTOEIC(トーイック)の点数を教えてもらって、自分も同じ点数を取得することを目標として設定すれば良いです。
苦労しがちなのはモデルとすべき明確な対象が存在しないときです。
とりわけメンタルに関する内容でありがちなパターンです。
ですが、そのときは自分で何らかの指標を用意しなければなりません。
たとえば、人の視線を気にしない精神力を身に付けたいと考えている人がいたとします。
精神力は点数として現れるわけでもないため、客観的に達成できたかどうかを判定するのは難しいです。
そのような場合は、あえて視線が集中するような状況に自分を置いてみると良いでしょう。
そのときに汗をかかないということを目標にする方法などが考えられるからです。
このように、自己啓発の内容や性質に合った目標を定めることがポイントになります。
自己啓発で目標や夢を実現するのに必要な行動
自己啓発で目標を設定したからといって安心してはいけません。
大切なのはそこに向かって必要な行動をとり努力することです。
達成後の素敵な自分をイメージすると、本当に実現できるのか不安に感じることもあるでしょう。
英語を話せない自分が格好よく英語スピーチしているシーンなどは、まさに夢のように感じるかもしれません。
人目を気にせずに振る舞える自分は、イメージのなかで非常に輝いているでしょう。
しかし、いくら現時点の自分とかけ離れているといって、夢のままで終わらせる必要はありません。
適切な取り組みをすることで叶えることは決して不可能ではないからです。
必要な行動として、とにかく体験してみることが挙げられます。
まずは難しいと考えている思考の壁を取り払う必要があるからです。
認知行動療法にも通ずるところのある話です。
成功体験を積んでいくことで自信を持つことが何よりも大切です。
英語を聞き取る力がないのは勿論です。
しかし、これまでに成功した経験がないことが大きく関係しています。
まずは優しい教材を用いて、聞き取る練習をしてみるのが得策です。
何度も練習をしているうちに、自分でも理解できるという自信が身に付きます。
慣れてきたらワンランク上の教材にチャレンジしてみください。
しかし、前回の教材を理解できたという自信があるので、今回も繰り返して練習すれば聞き取れるという望みを持って頑張れるでしょう。
そのようにしてステップアップしていけば外国人のコミュニティに参加したときも同様のパターンで成功を目指せます。
つまり自己啓発で目標を叶えるために重要なのは自分を信じて取り組める状況を作り出すための行動です。
自己啓発に取り組むということは、現在の自分に多かれ少なかれ不満を持っていると考えられます。
その状態で自信を持つのは簡単なことではありません。
いくら自分に向かって励ましのことばをかけても、それを素直に受けとめる土台ができあがっていなければ意味がないです。
まずは成功体験を積み重ねることを意識しましょう。
自己啓発で目標や夢を実現するのに必要な課題
自己啓発は、どのように行動すれば良いのか分かったら次にするのは課題を検討してみることです。
すでに目標を設定しているのに、あらためて考える必要性が分からない。
このようなケースもあるでしょう。
たしかに両者は似ている点もありますが同じものではありません。
目標をゴールとするなら、課題はそこに向かうための加速装置と考えると良いでしょう。
または、途中の道しるべという捉え方もあります。
つまり必要になる理由は、ゴールに到達するのを早くするのととともに途中で失敗するリスクも減らすためです。
夢という言葉を使うと、はるか先にあるものだと感じてしまう人もいます。
しかし課題をクリアしていくことで成しえるものだと考えると、実現可能な目標として認識できるようになるでしょう。
これも成功体験を大きく実感できる内容にするのがポイントです。
先述の英語の例では、段階を踏んだ勉強をする方法を説明しました。
それは確かに成功を実感できますが、課題というほどの大袈裟なものではありません。
この場合は、例えば英語を使って外国人に道を尋ねてみるといった具体的な行動が必要となります。
質問をして話が通じれば第一段階のクリアで、次に説明を聞き取れば第二段階のクリアです。
もし第一段階がクリアできなければスピーキングを集中的に練習しましょう。
なお、第二段階でつまずいたならヒアリングを練習します。
このように自分のいたらない点を浮き彫りにするためにも必要というわけです。
そして両方の段階をクリアできたら次は、言葉のキャッチボールをもう一回するといった第三段階を目指すことになります。
夢を叶えるのであれば、自分の現在地を確認できる仕掛けをしておくことが大切です。
自己啓発に取り組むにあたりゴールが重要なのはもちろんです。
しかしゴールが分かっていても現在地が分かっていなければ、地図を見ても目指すべき方向が分かりません。
現在地を明確にすることを意識して課題を設けてみましょう。
特に自己啓発を完遂する意志が弱い人ほど設定しておく意味があります。
そのような人は、小刻みな内容にしておくことがポイントです。
自分の現在地を確認できる頻度が増えるため、進捗(しんちょく)を実感しやすくなって集中力を保ちやすくなります。
自己啓発で目標を設定するときの注意点
自己啓発で目標を設定することは大切です。
その際のミスによって良い結果にならないケースもあり注意が必要です。
たとえば転職するにあたり、リーダーシップを身に付けたいと考える人は少なくありません。
そういう求心力(きゅうしんりょく)のある人物を求めている企業はたくさんあるからです。
しかし、自分が応募しようとしている企業が必ずしもそう考えているとは限りません。
すでに絶対的なリーダーがいる部署では優秀なサポート役を求めているようなケースもあるからです。
そういったケースにおいては面接でリーダーシップがあることをアピールしても高い評価は得られないかもしれません。
むしろ気配りができる人物であることを詳細に説明したほうが有利になるでしょう。
つまり自己啓発に取り組む前に本当にそれが自分にとってプラスになるのかどうかを慎重に考える必要があるということです。
他の例としては、結婚したい女性が間違った取り組み方をしてしまうケースが挙げられます。
昔は花嫁修業として料理などの家事を覚えることが多かったです。
しかし時代の移り変わりにより、男性の価値観は変わりました。
現代社会においては、必ずしも家事の能力を求めているわけではありません。
それよりも自分と一緒に稼げる経済力を重視している男性も多く見受けられます。
したがって、家事のプロフェッショナルになるような自己啓発ばかりしていると、かえって結婚が遠のいてしまう可能性もあるのです。
これらの失敗事例には共通点があり、事前にそれを知っておくことで回避が可能になります。
それは十分なリサーチを行えていないという点です。
転職の事例においては、意中の企業がどのような人材が求められているのかを把握していません。
婚活の事例においても、世間の男性のにニーズを把握していないことが失敗の原因となっています。
つまり情報不足の状態のまま、目標を設定してしまったことが良くありません。
どのようなジャンルの自己啓発であっても、最初にリサーチを行う時間を設けることが大事です。
その注意点を守ることで、達成したときの恩恵(おんけい)が大きくなります。
これから自己啓発を始める人は目標を設定するときに情報収集することも忘れないようにしましょう。
結び
自己啓発で目標を設定しても続かないのは何故でしょうか?
その対策となる正しい目標の設定の仕方やその後は何をするべきなのか?
夢を実現させるのに必要な行動、課題についても重要なことですね。
自己啓発で目標を設定する方法で間違いやすいは?
さしあたって目標をきちんとセッティングしていないことがあげられていました。
このようにゴールがどこにあるか認識していないと、たとえ真面目に訓練を積み重ねたとしてもゴールできません。
自己啓発も開始するにあたりゴール地点を明らかに認識しておくことが求められます。
そこで肝心なのはそこに向けて欠かせない目的をとって行動することではないでしょうか。
そのために外せない行動として、とにかくチャレンジしてみるということが挙げられます。
とにかく困難だとイメージしている思考の壁を取り払うことが大切でしたね。
自己啓発で目標や夢を実現するのに必要な課題は目標がゴールだとしたら、課題はそこのところに行くことに必要な加速装置に見なすことです。
職場を変えるにあたってリーダーシップを身に付けたいと感じている人はたくさんいます。
しかし、そのための注意点もいくつかあります。
自分が応募しようとしている会社が間違いなくこのような人材を希望しているとは限りません。
それとは逆に気が利き気配りのできるあなたであることをきちんと話したほうがうまく運ぶケースもあります。
自己啓発についていろいろ紹介してきました。
ただし、これだけは外せないというものがあるとすればそれはやはり行動です。
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