蚊に刺されやすい人と刺されない人の特徴ってご存知でしょうか?
血液型の違いはあるのか、刺されないための対策はあるのか気になりますね。
自分はよく蚊に刺されるのに周りはそうではないと不思議に思ったことはありませんか。
同じ血が繋がっている家族なのに大きな違いがあるのでおかしいと思うこともないでしょうか。
なぜ、私だけよく刺されてしまうのだろうと嫌な気持ちになっていません。
刺されやすい人と刺されない人とではそれぞれ特徴があることがわかっています。
知ると意外な違いがあって驚くかもしれませんね。
また、蚊に刺されやすい人と刺されない人の血液型の違いや対策も解説します。
これを知ることで、今まで蚊に刺されて困っていた人も困らなくて済むかもしれません。
夏場は人一倍体中が痒くなっていた人にも必見ですよ。
蚊に刺されやすい人と刺されない人の特徴
蚊に刺されやすい人と刺されない人がいるのかと言うと汗が関係しています。
たくさん汗をかく人の方が刺されやすいです。
ほとんど汗をかかない人はあまり刺されることがないでしょう。
このように刺されない人というのは全く刺されないわけではなく正確には刺されにくい人のことです。
なぜ、汗が関係しているのかと言うと汗に蚊が近寄ってくる性質があると言われています。
ただし、汗をあまりかかないからと言って全く刺されないと言うわけではないようです。
なお、体温が高い人も注意が必要です。
蚊の触角にある産毛のようなものが生えていますが、これがセンサーになっています。
このセンサーは二千本ありますが、これが体温を感知します。
0.05度の温度の変化がわかるセンサーで、人間のおよそ10倍の感度です。
温度に対してとても敏感なこともあって体温が高い人の方が刺されやすいことがわかっています。
また、炭酸ガスを感知することもできるので二酸化炭素を多く排出する人の方が刺されやすいでしょう。
口の周りにある小顎髭(こあごひげ)がセンサーとなっており、人の息に含まれている二酸化炭素をキャッチします。
大気中にも二酸化炭素は確かに含まれてはいるものの人間が吐く息の中の方がたくさん含まれています。
よく黒い色が好きだと聞いたことはありませんか?これは本当のことで、蚊は黒い色が好きですが白い色が嫌いです。
赤や青なども含めて実験を行ったことがあり、黒に一番集まることがわかっています。
黒は保護色ですし、太陽の熱を吸収する色でもあります。
黒い色の洋服を着ていると体温が上がりやすくなるので、ますます刺されやすくなることもあるでしょう。
日焼けする前と後では、日焼けした後の方が刺されやすいと言う研究結果も出ています。
人によって足の裏のバクテリアには違いがあります。
これも蚊に刺されやすいかどうかの特徴の一つです。
足の裏のバクテリアの一種に蚊を寄せ付ける働きがあると言われています。
刺されない人にはそのバクテリアが足の裏に存在しない特徴があるために、あまり刺されなくて済んでいるのでしょう。
しかも、足の裏は汗腺が多い場所ですから、足の裏を刺されることがあるかもしれません。
汗をかくことでその臭いに蚊が集まってきます。
足の裏にたくさんの汗をかいてしまう人は特に気をつけた方が良さそうです。
足の裏のバクテリアの違いとなるとこれは本人の努力がどうのと言う問題ではありません。
たまたま自分が持っているバクテリアが原因になっていたわけですから大変な事でしょう。
このことを知っている人はまだまだあまりいないのではないでしょうか。
他の対策をしているのに全く改善されなかったと言うことであれば、足の裏のバクテリアを疑うと良いかもしれません。
蚊に刺されやすい人と刺されない人の血液型の違い
同じ家族でありながらも、なぜか自分ばかりが蚊に刺されておかしいと思っていませんか。
刺されやすい人と刺されない人の特徴の違いの一つに、血液型が関係していると言われているからです。
血が繋がっているからと言って家族全員が同じ血液型と言う事はないかもしれません。
A型の母親は刺されにくいけれど、O型の父親はよく刺されていることはありませんか。
最も刺されやすい人はO型だからです。
単なる俗説のように聞いていたかもしれませんが、実際に研究した結果、単なる俗説とは言えなくなりました。
研究してみると、最も蚊に刺されやすい人はO型で次がB型、その次がAB型で最も刺されない人はA型でした。
なぜ、このような結果が出たのでしょうか。
まだまだわからないことも多々ありますが、どうやら皮膚が関係しているようです。
皮膚には血液型に由来している特定の物質が分泌されている場合があります。
この物質に蚊が反応して刺されやすい人と刺されない人に分かれるのではないかと考えられます。
欧米でも研究が進んでおり、やはりO型が最も刺されやすい結果が出ています。
このように血液型によってもかなり違いがあるようです。
しかも、男性よりも女性の方が刺されやすいこともわかっています。
と言うことは、O型の女性が最も刺されいやすい人ということです。
年齢によって差が出ると言うことはほとんどありません。
O型の女性は全年代で刺されやすい研究結果が出ています。
O型の女性の足の裏には特徴があるのではないかという考え方もあります。
女性の方が足裏に蚊が好きな常在菌がいる可能性があるかもしれません。
まだまだわからないことが多いとは言え、O型女性にとっては嫌な話ですね。
日本以外でも研究が進んでいるとは言え、まだわからないことが多いことも確かです。
ただし、O型が最も蚊に刺されやすい人であることは間違い無いでしょう。
その原因についても予測が出ていますが、今後はより研究が進んで具体的な原因がわかるようになるはずです。
さすがに生まれつきのことですから、個人的に努力をしても難しいことではあります。
なお、A型の人が最も刺されにくいとは言え、全く刺されないわけではありません。
他の要因も合わせることで刺されやすくなるかもしれません。
自分がO型で女性だからと言って悲観する必要もないでしょう。
自分なりにできる工夫をすることによって刺されにくくなる可能性は十分にあるからです。
蚊に刺されないための対策
どうすれば蚊に刺されないようになるのか、対策をしてみませんか。
まずは普段着ている洋服に着目しましょう。
黒い色が好きな人にとっては辛いかもしれませんが、黒い服装を止めることです。
また、できることなら半袖より長袖、半ズボンより長ズボンがおすすめです。
帽子や首にタオルを巻ければ、なお良いですね。
この対策だけでもかなり違いがあるかもしれません。
虫除けスプレーを使って対策するのも良い方法です。
ドラッグストアなどにある虫除けスプレーを使ってみてください。
蚊などの虫が嫌がる匂いが付きますから、近寄っても来なくなるはずです。
蚊の対策にはたくさんの種類がありますが、スプレーが最も使い勝手が良いでしょう。
身体中あちこちにつけやすいので試してみましょう。
家の中であれば気になった時に足を洗うと良いかもしれません。
外出先ではそれが難しいでしょうから、ウェットティッシュを持ち歩くと良いです。
気になった時に足の裏をウェットティッシュで拭いて足の裏を清潔にしましょう。
そうすれば、途端に刺されないようになるかもしれません。
もちろん、家にいる時であれば蚊取り線香も良いですし、置き型タイプのグッズを使うのも良いです。
外出先でも使えるグッズもたくさんありますので、これらを使ってみませんか。
虫除けグッズを自分で作りたいのであれば、ハッカ油を使って自分で作ることもできます。
ハッカ油と無水エタノールと水を使います。
無水エタノールと水は1対9の割合で混ぜて、ハッカ油を数滴垂らすだけです。
これをスプレー容器に入れて使ってみてください。
以上の対策を行えば、もう刺されなくて済むと言っても良いかもしれません。
薬剤が入っているのですが、その中にディートと言う物質が含まれているものが多いです。
人によっては、このディートによって気分が悪くなることがあるかもしれませんので注意してください。
赤ちゃんや敏感な人はディートが入っていないタイプを選んだ方が良いでしょう。
今では、ディートが入っていない商品もたくさんあるので使ってみてください。
蚊に刺されやすい人と刺されない人の特徴?血液型の違いや対策も解説!のまとめ
蚊に刺されやすい人と刺されない人の特徴はいろいろとあり意外な事実もあったかもしれません。
血液型によって変わることもありますので、特に蚊に刺されやすいO型の女性はいろいろな対策をやらないといけないかもしれません。
もちろん、一番刺されにくいA型もO型より刺される可能性低いとうだけで注意はしましょう。
血液型の違いや対策がわかるだけで随分と夏場の過ごし方にも違いが出るでしょう。
刺されてしまうととても痒くなりますし、強い痒みでかかずにはいられなくなることもあります。
刺された部分が硬くなってしばらく治らないこともあるでしょう。
他の対策をしてもあまり改善されなかった人は、足の裏をこまめに洗ってみると良いかもしれません。
様々な対策がありますが、やりやすいことから始めてみると良いでしょう。
他にも、虫除けパッチやブレスレットなどいろいろなグッズが販売されています。
これらもうまく組み合わせて使うとより効果的です。
足の裏のバクテリアに関しては、最近わかったことです。
原因の一つと言われていますので、足の裏を清潔に保つのも大事です。
夏場の服装にも気を使うことで蚊に刺されないようにしましょう。
そうすれば快適に夏を過ごせるはずです。
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