椿(ツバキ)の枯れる原因ってご存知でしょうか?

 

その復活方法や咲き終わりの処理と種の採取も気になるところですね。

 

椿(ツバキ)は古来から日本国内で栽培されてきた観葉植物です。

 

日本書紀や万葉種にも出てきますね。

 

花を楽しむだけでなく、油を採取したり木灰・木炭の原料としても用いられることがあります。

 

椿は日当たりが悪い場所でも栽培することができて、耐寒性・耐暑性に強いとされています。

 

それでも生育環境によっては一部の枝が枯れてしまうこともあるので注意が必要ですよ。

 

栽培をする際は、椿が枯れる原因復活方法や咲き終わりの処理と種の採取方法を知っておくことが大切です。

 

ここでは、椿(ツバキ)の枯れる原因について解説しますね。

 

また、椿の復活方法や咲き終わりの処理と種の採取についても伝授していきます。

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椿(ツバキ)の枯れる原因

 

椿(ツバキ)は耐寒性が強く、日当たりが良くない場所でも栽培することができるという特徴があります。

 

それでも生育環境に問題があると枯れてしまう場合があるので注意が必要です。

 

椿(ツバキ)が枯れる主な原因で多いのは夏や冬の時期に土壌が乾燥することです。

 

また、栄養不足による生育不良・土壌のアルカリ化・病虫害による影響も知っておくことが大切です。

椿(ツバキ)の枯れる原因は土の乾燥

椿が枯れる原因で多いのは、土が乾燥して根が弱ることです。

 

夏の暑い時期に土の温度が上昇すると根の周囲が乾燥して根を傷めてしまう恐れがあります。

 

冬でも空気が乾燥する地域であれば土が乾いてしまい枯れる原因となります。

 

冬に冷たくて乾燥した空気にあたると、枝葉が枯れたり蕾が落下することがあるので注意しましょう。

 

 

椿(ツバキ)は暑さや寒さには強いですが、乾燥に弱いということを知っておくことが大切です。

 

西日があたる場所だと夏に土壌が乾燥しやすくなるので枯れる恐れがあります。

 

冬でも土が乾燥することがあるので、枯れないようにするためには水やりを欠かさないことが必須です。

 

特に植えつけから2年未満の若い株は乾燥に弱いです。

 

そのため、土が乾いた場合にはすぐに水をたっぷり与える必要があります。

 

乾燥に加えて、土壌が原因で生育不良を起こしたり葉が黄色くなってしまうこともあります。

 

 

土壌がアルカリ性だと生育不良を起こしてしまう恐れがあります。

 

水分量や日照に問題がない場合は土壌を調べてみる必要があるでしょう。

 

椿(ツバキ)の生育に適した環境ですが、土壌の酸性度がpH4.5~6.0の範囲であることです。

 

もしも土壌がアルカリ性であれば、硫酸アンモニウムなどの生理的酸性肥料を与えるようにします。

 

生理的酸性肥料というのは、植物によって肥料が吸収された後に酸性の成分が土壌に残留することです。

 

つまり、アルカリを中和して酸性寄りの土壌にしてくれる肥料のことです。

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椿(ツバキ)の枯れる原因は根腐れ

 

椿(ツバキ)は水はけの良い土壌を好み、乾燥に弱い植物です。

 

それでも過度に水やりをすると、根腐れを起こして枯れてしまうことがあるようです。

 

基本的にたっぷりと水やりをすることが大切ですが、水はけにも注意を払うようにしましょう。

 

椿は地植えでも鉢植えでも栽培をすることが可能です。

 

ただし、鉢植えだと十分に根を張ることができないので生育不良を起こす場合があります。

 

これに加えて鉢植えは地植えと比べて土が乾燥しやすいので、こまめに水やりをする必要があります。

 

ですが、必要以上に水を与えすぎると根腐れを起こすこともあります。

 

 

なお、地植えよりも鉢植えの方が枯れやすいといえます。

 

ある程度の大きさに成長したら、地植えに植え替えをすることも大切です。

 

植え替えをする際は根を傷つけないように注意して根鉢を崩さずにそのまま土に植えるようにしましょう。

 

乾燥以外にも、水はけが悪いことが原因で根腐れを起こすことがあります。

 

表面上は問題がなくても、土の中で根が腐っていることも考えられます。

 

根腐れを起こしかけている場合は、水はけの良い場所や鉢に植え替えるようにしましょう。

 

 

栄養不足に陥っている場合には、油かすなどの肥料を与える必要があります。

 

植物は根の先端部部から養分を吸収するので、幹から少し離れた場所に追肥します。

 

アルカリ性の土壌であれば、生理的酸性肥料を与えると効果的です。

椿(ツバキ)の枯れる原因は栄養不足

椿(ツバキ)の 栄養不足も枯れる原因のひとつです。

 

肥料を与えないと生育不良の原因になることがあります。

 

花が咲き終わった後から6月頃にかけて緩効性肥料や油かすなどをお礼肥として与えるようにします。

 

同じ場所に同じ種類の肥料を与え続けると肥料焼けを起こして枯れる原因となる恐れがあります。

 

油かすなどは場所を変えて与えることが大切です。

 

開花すると株が疲労するので、2月頃にカリウム分を多く含む化学肥料を与えると良いでしょう。

椿(ツバキ)の枯れる原因は病虫害

 

椿(ツバキ)は土壌の乾燥・アルカリ化・栄養不足に加えて、病虫害の影響で枯れることもあります。

 

開花後から夏の時期にかけての時期になると、チャドクガの幼虫が発生してきます。

 

この幼虫が葉の裏や新芽に付着して食害の影響を受ける恐れがあるので注意が必要です。

 

また、チャドクガの幼虫に加えて、カイガラムシも付着することがあります。

 

チャドクガの幼虫を見つけた場合は、殺虫剤を散布することです。

 

 

同時に卵や幼虫(毛虫)が付いた部分を枝ごと切り取って駆除するようにします。

 

素手で毛虫に触れると指先などが毒針毛に刺されてしまう恐れがあります。

 

 

幼虫の駆除作業をする際には素手で触れることがないように注意しましょう。

 

カイガラムシが発生すると「すす病」を誘発して枯れる原因になります。

 

 

【サザンカの枯れる原因?復活方法や咲き終わりの処理と種の採取!】

 

このように葉に害虫が認められた場合は、園芸ショップで販売されている殺虫剤や殺菌剤を散布しましょう。

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初夏の時期に殺虫剤や殺菌剤を散布して病虫害の被害を予防する必要があります。

椿(ツバキ)が枯れそうなときの復活方法

 

椿(ツバキ)を栽培していて一部の枝葉が枯れたときは、すぐに適切に対処することが大切です。

 

枯れそうな場合に復活させるためには、早めに必要な処置を講じる必要があります。

 

復活方法はケースバイケースですが、土壌が乾燥して水分が不足している場合はたっぷりと水やりをします。

 

鉢植えの場合は水をやっても鉢内に水が浸透しないことがあります。

 

このような場合は大きな鉢や地面に植え替えをする必要があるでしょう。

 

直射日光が照射する場所で栽培すると土が乾燥しやすいです。

 

なので、鉢植えで育てている場合は場所を変えてみるという方法も有効です。

 

椿(ツバキ)は冬に寒風があたると枯れることもあります。

 

このような場合は鉢を室内に移動したり木の周囲にビニールハウスなどを設置することをおすすめします。

 

 

こうして冷たい風から椿を保護するようにしましょう。

椿(ツバキ) が枯れているか見分ける方法

 

椿(ツバキ)が枯れそうな場合の見分け方を知っておくと役立ちます。

 

椿が枯れているか生きているかを簡単に見分ける方法として細い枝を折ってみることができます。

 

枝が枯れるともろくなるので、少しの力でも簡単に「ポキッ」と折れてしまいます。

 

枯れていなければ枝が曲がるだけで、折れることはありません。

 

枝の先端部分が枯れていたら少しずつ幹の方に近づいて折ってみましょう。

 

途中で折れない箇所があれば、その部分よりも先は生きています。

 

椿(ツバキ) が枯れているかどうかを見分ける方法として、葉の色をチェックすることができます。

 

 

健康な状態であれば深い緑色ですが、葉の端が黄色くなってきている場合は枯れかけている証拠です。

 

一部の枝が枯れていたり葉の変色が認められたら、樹勢が衰えていると判断できます。

 

このような場合は、原因を特定した上で適切に対処する必要があります。

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椿(ツバキ)の咲き終わりの処理と種の採取

 

椿(ツバキ)は常緑樹なので、花が咲き終わった後に適切に手入れをすれば翌年にも花を楽しむことができます。

 

開花時期に多少の違いもあります。

 

一般的に椿(ツバキ)が開花するのは11月~翌年2月または3月〜4月が多いです。

 

ただし中には開花時期が5月とか9月〜10月といったケースもあります。

 

開花後は種子を採取することができ、鉢植えや地植えで育てることも可能です。

 

採取した種子を植えて育てると、親木とは異なる色の花を咲かせてくれるという特徴があります。

 

椿(ツバキ)は花を咲かせた後の時期(6月頃)に花芽分化をするという性質があります。

 

この時期に新芽が出て枝が伸びます。

椿(ツバキ)の剪定作業を行う

 

椿(ツバキ)が来年以降も多くの花を咲かせるためには、剪定作業をしましょう。

 

咲き終わりに新芽が出る頃になったらすぐに剪定作業を行う必要があります。

 

他の時期に剪定作業をしても、来年に美しい花を咲かせることができないので注意しましょう。

 

椿(ツバキ)は開花後(5~6月頃)に新芽が出てから秋にかけての時期に蕾(つぼみ)の成長が安定します。

 

このため、開花後の時期または秋になったら油かすや化成肥料を与えるようにしましょう。

 

ちなみに咲き終わり直後や秋以外にも、春先にも肥料を与えると良いでしょう。

花腐れ菌核病の予防の仕方

 

椿(ツバキ)を育てる際には、開花後に花が腐ってしまう花腐れ菌核病を予防するために適切な処理をする必要があります。

 

花が花腐れ菌核病に感染すると茶色に変色した花弁が腐って地面に落ちます。

 

そのまま腐った花を放置し続けると菌糸は地面で越冬して来年以降にも感染して悪影響を及ぼしてしまいます。

 

花腐れ菌核病を防ぐためには、地面に落ちた花弁や種子の採取をしない花を完全に取り除いてしまう必要があります。

 

腐った花は地面に放置せずに、拾い集めて燃えるゴミに出して処分しましょう。

 

椿(ツバキ)の花を楽しむためには、開花後に適切な処理を行うことが大切です。

椿(ツバキ)の咲き終わりに行うべき処理の流れのまとめ

 

まず最初に地面に落ちた花弁や実を収穫しない花は完全に取り除きます。

 

開花が終了したら、早めに剪定作業をして不要な枝を除去して全体の形を整えましょう。

 

新芽が育つ初夏の時期または秋になったら、幹から少し離れた場所に緩効性肥料や油かすなどを与えます。

 

椿(ツバキ) が開花した後にはお盆過ぎ~10月にかけての時期に実をつけるので、種子を採取することができます。

 

地面に落ちたものを拾い集める方法もありますが、種が乾燥した状態だと発芽しにくくなるという性質があります。

 

実が地面に落ちて乾燥すると発芽率が低くなってしまいます。

 

可能であれば実が木についている間に早めに収穫をすることをおすすめします。

 

ちなみに複数の椿の木を植えて栽培をしている場合は、親木ごとに分けて保存することをおすすめします。

 

この時に、どの親木から採取した実なのかをメモしておくと良いでしょう。

 

親木が判別できれば、新たに発芽させて地植えで育ててガーデニングをする際に開花時期に合わせてアレンジすることができるからです。

 

新たに発根させて育てたい場合には、地面に落ちる前に実を採取することが大切です。

 

ただし実が地面に落下して種子が完全に乾燥していたとしても、1~2日ほど水に浸しておくと発根しやすくなります。

 

採取した種子は発芽させて新たに生育させる以外にも、椿油を作って食用にしたり肌に塗る方法もあります。

 

椿油を作る場合はまとまった量の種子が必要になります。

 

これは、必要な道具を揃えれば家庭でも油を搾ることもできます。

 

椿油を作るためには大量の実を収穫して手間暇かけて処理をする必要があります。

 

ですが、椿から作られる油は植物オイルの中でも最高級品です。

 

興味がある方はチャレンジしてみると良いでしょう。

椿(ツバキ)の枯れる原因のまとめ





椿(ツバキ)の枯れる原因で多いのは、夏または冬の時期に土が乾燥することです。

 

乾燥を防ぐためにはこまめに土の状態をチェックして水やりをしましょう。

 

夏の直射日光や冬の寒風があたらない場所で栽培する必要があります。

 

乾燥以外にも、病虫害が原因で枯れてしまう場合もあります。

 

枝の一部が枯れた際の復活方法ですが、たっぷり水を与えたり害虫が付いた部分の枝を切り落とすなどして対処しましょう。

 

翌年以降も美しい花を咲かせるためには、咲き終わりの処理をきちんと行うことが大切です。

 

開花後に種の採取をする場合は、地面に落ちてしまう前に実を摘み取って収穫するようにします。

 

親木が判別できるように記録をつけておくと、新たに発芽させて育てる際に役立つでしょう。