錦鯉の飼育の仕方!餌のやり方や水槽の選び方と値段?品評会の審査基準の体型・色・模様?

錦鯉(ニシキゴイ)は飼育の仕方や餌のやり方で優美さが変わってきます。

 

正しい水槽の選び方や値段もいくらくらいするのか気になるところです。

 

品評会というものもありますがいったいどんなものなのでしょうね。

 

錦鯉は日本の国魚として「観賞魚の王様、泳ぐ宝石」と呼ばれるほど魅力が高いと注目されています。

 

値段が高く池がないと飼うことが出来ないとイメージしている方も多いですね。

 

実のところ、錦鯉は誰でも購入することが出来る価格から販売されています。

 

水槽で飼うことも出来るなど環境に順応しやすい生き物としての特徴を持っています。

 

そこでこの記事では、錦鯉の値段や餌のやり方、錦鯉の飼育の仕方や水槽の選び方ついて紹介していきます。

 

また、錦鯉の体型、色、模様など現在の品評会の審査基準をきちんと把握することで、飼育の基本を知ることが出来るようになります。

 

こちらについてもその際の審査基準なども詳しく解説していきますね。

錦鯉(ニシキゴイ)の飼育の仕方

錦鯉(ニシキゴイ)は基本的に高価で池で飼育する必要があるとイメージしている方は多く、素人が気軽に飼育するのは難しいと諦めてしまう方は多いです。

 

しかし錦鯉自体は室内で水槽を利用して飼育することが可能な魚です。

 

屋外で気軽に飼育を始めることが出来るとして飼い始める方は非常に増えてきています。

錦鯉(ニシキゴイ)の餌のやり方や水槽の選び方と値段

そこで初めて錦鯉を飼い始めるという方は、基本的な情報として錦鯉の値段 現在の値段、錦鯉の飼育の仕方です。

 

現在の方法や餌のやり方や回数 現在の方法などをチェックしておきましょう。

 

飼い始める上で水槽の選び方や値段、水槽の掃除の現在の方法なども知っておくと初めての方でも安心して飼育していくことが出来ます。

 

まず市販されている錦鯉は稚魚で現在、値段が一匹300円程度から購入することが出来ます。

 

このように他の魚と比べても気軽に購入することが出来るようになっています。

 

錦鯉というと最初から体形や体幅が大きめの魚が立派だというイメージを持つ方も多いです。

 

ですが、あえて稚魚から育てて行くことで将来的に品評会に出すことを目的に飼育するという楽しみを持っている方も非常に多くなっています。

 

また成長すると30センチ以上もの大きさになるので、自宅での飼い方は難しいのでは?と不安に感じてしまう方も多いです。

 

でも、錦鯉は環境に合わせた大きさで成長する特徴を持っているので、屋内で水槽飼育する場合は、水槽の大きさに合わせて成長することになります。

錦鯉(ニシキゴイ)の水槽の選び方

錦鯉(ニシキゴイ)の水槽の選び方としては、入れられた水槽の長さのおよそ半分程度まで成長することを理解しておくことです。

 

自分の理想の大きさに合わせて水槽選びを行うことがポイントになります。

 

例えば、60センチの水槽で飼育を行うことになると、成長後の大きさは約30センチほどになります。

 

飼育する上であまり大きく育てたくないと考えている方は、水槽の大きさを調節しましょう。

 

また、餌のやり方や回数として餌をあげる量を少なめに抑えるようにするのがおすすめです。

 

こうすることで錦鯉が大きく成長するのを抑えることが出来ます。

 

また、水槽の値段も3000円から10000万円以下でも買えます。

 

水槽飼育を行う上で重要になるのが、土台のしっかりとした水平な場所を選んで水槽を設置するようにすることです。

 

場所を選ぶときには給水用のホースがしっかりと届く範囲に置くと安心です。

 

このときに水槽に直接直射日光や雨、雪などが当たらないようにすることも大切です。

 

また、鯉は大きくなってくると水槽からの飛び出しや猫や鳥からの被害が増えてくるため、基本的には水槽に大きめの蓋をかぶせておくことも必要です。

 

錦鯉にストレスを与えない為にも日中に人が頻繁に通ったり、ドアの音などで鯉が驚いてしまわないようにするためにも場所選びはきちんと考えるようにしましょう。

 

餌を与える場合は基本的に鯉の体が大きくなりすぎないようにするための締め飼いを行います。

濾過(ろか)装置の汚れ

餌を与えてしまうと濾過(ろか)装置がすぐに餌の汚れで詰まってしまい水質が悪化しやすくなります。

 

水槽には水量が少ないことから、水質が変化しやすくなる特徴を持っています。

 

そのため濾過効率の高い装置を設置する必要があり、場合によっては2組設置している方も多いです。

 

水槽のそこには5ミリから1センチほどのきれいな小石を3~5センチの厚さを目安にして敷き詰めていきます。

 

この小石は濾材としても役立ちますし、飾り石を置く際にも安定させることが出来るので非常に便利です。

 

鯉にリラックス出来る環境を与える為にも、奥と左右のガラスの外側には青または黒色のバックスクリーンを張っておくと、遮光効果を与えることが可能です。

 

鯉が落ち着きやすくなるだけではなく、鯉の色合いをより美しく見ることが出来るメリットを持っています。

 

錦鯉は水質の変化に強い魚といわれています。

 

急激な水温変化がなければ5度から35度と水温に順応することが可能になっています。

 

ただ極端に温度が変わってしまうと魚に負担を与えます。

 

水槽の掃除をする頻度として1~2週間に1回、水槽内の3分の1程度を目安に行う必要があります。

 

錦鯉(ニシキゴイ)の品評会の審査基準は体型や色と模様がポイント

錦鯉の飼育に慣れてくると、品評会に出品して賞をとることで専門雑誌などで掲載されるなど育成を楽しんでいる方が増えてきています。

 

品評会に自分の育てた錦鯉を出品する場合、注目されるポイントは大きく分けて3つあります。

 

それは、錦鯉の体型と色彩、模様に別れています。

 

このときに注目されるパーセンテージとしては体型が50%・色彩が30%・模様が20%で得点が配分されていきます。

 

これが一般的な評価基準となるのです。

 

この気品と風格とは、錦鯉を全体的に見たときに模様がアンバランスであっても、豊かな個性で気品や風格を補う場合は別途で評価されることが多くなっています。

 

これは従来の欠点を見つけて減点をしていくスタイルではないです。

 

うちに秘められている魅力的な個性を発揮する錦鯉を見出すという意味から来ています。

 

鑑賞眼を向上させることを目的としていて、個性的な模様や色合いの錦鯉は欠点を美点として評価する場合も増えてきていますね。

錦鯉の体型

品評会で大きな審査基準となる体型は、錦鯉の体高と体幅のある肉付きの良いものが評価されているのです。

 

健康的で力強さを感じさせることや、全体的なカラーや模様の美しさに目を奪われて体形の欠点を見落としがちとされています。

 

しかし、やはり体高と体幅大きさは品評会でも重要なポイントになることを把握しておきましょう。

錦鯉の色

次が錦鯉の色彩の部分となり、緋色は明るく、墨は黒でカラーが濃く均一な状態であることが非常に評価されています。

 

ムラがあったり濃淡が目立ちやすいとどうしても評価が落ちてしまうと言われます。

 

緋色と墨の中に映える白地はムラのない雪のような白さが評価されます。

錦鯉の模様

錦鯉の魅力の一つとして評価される模様は、体形の前後左右に模様がバランスよく取れていることが評価のポイントとなります。

 

赤い色の緋盤の質は、キワがはっきりと出ている物がよく、緋からの境界線にあたるサシは均一にはいっているとより美しいと評価されています。

 

一般的に品評会での審査基準は基本的に体形、色彩、模様の3つで選定されています。

錦鯉の光り方

ただし、他にも錦鯉特有の全身の光り輝く状態なども評価のポイントになっているのです。

 

光り方は頭の部分が光で濁っておらず、全身がくまなく光っているものが評価され、全体的に見たときに気品と風格があるかという部分も重要なポイントです。

錦鯉のメス鯉とオス鯉の違い

品評会に錦鯉を出品する際に予め把握しておきたいのが、メス鯉とオス鯉の違いを見分けられるようにしておくことです。

 

メスは全体的に肌が白く腹部らふっくらとして大きくなる特徴があります。

 

オスは手鰭(はたで)、頬(ほお)に追星(オイボシ)が見られるので陰部の違いでオスとメスを判別することが可能となります。

 

また、オス鯉はメスに比べて泳ぎが非常に機敏です。

 

そのため、品評会に出す場合には小さいときに仕上がりが速く美しく育つことから幼魚時代であればオス鯉のほうが出しやすい特徴を持っています。

 

幼魚時代に錦鯉の品評会に出す予定を持っている方はメス鯉よりもオス鯉のほうが良いと考えらます。

全日本錦鯉振興会

全国で定期的に開催されている品評会では、全国的な組織主催のものから地域や販売業者の顧客を対象とした小規模なものまで色々あると言われています。

 

現在プロの団体といわれているのが全日本錦鯉振興会があり、全国的な組織主催では振興会が関連して開催されているのです。

錦鯉のアマチュアの愛好会

錦鯉のアマチュアの愛好会も複数あり、全国的または各地方単位、都道府県の市町村単位で幅広く品評会が介されている特徴があります。

 

また、錦鯉の愛好家と知り合いになれるチャンスでもあるので、お気に入りの鯉を品評会に出品することを目指している方が年々増えてきています。

 

品評会に関する情報は、情報サイトなどを参考にしてチェックしてみると自分の住んでいる地域をはじめとして、全国区の品評会の情報を知ることが出来ます。

 

まずは情報サイトを参考にして錦鯉の品評会の情報をチェックしてみて自分が参加できるか確認をしてみることをおすすめします。

ニシキゴイ(錦鯉)の国魚指定や種類と特徴

現在ニシキゴイ(錦鯉)は観賞魚用に改良した鯉の品種の総称とされています。

 

錦鯉の特徴として挙げられる色鮮やかな体色が錦に例えられたことで名称が付きました。

 

国内各地への移入はもちろん近年海外での人気が高くなっていることにより、海外輸出が活発になっている特徴を持っています。

 

現在錦鯉を日本の国魚指定を目指すためにもニシキゴイ議連を設立したことも話題になりましたね。

 

今後も様々な錦鯉の種類が国内をはじめ海外でも飼育されていくだろうと考えられているのです。

 

数ある錦鯉の種類の中でも一番人気の種です。

 

大正三色昭和三色紅白と御三家と呼ばれている定番の種類で昔から非常に人気が高い特徴を持ちます。

 

この種類の特徴としては、白い肌時に対して緋盤と呼ばれる赤い模様が入ります。

 

次に、この人気が高い種の錦鯉の特徴を説明していきますね。

大正三色の特徴

大正三色は紅白に黒の斑紋が特徴の鯉です。

 

昔は「三毛」と書いたことから現在でも通称で「さんけ」と呼ばれている特徴を持っています。

 

白い地肌に対して緋斑と墨斑が載った色合いをしており、赤と白、黒の三色で構成されているのが大正三色になります。

 

墨の入り方によって華麗な個体にも、重厚な個体にも仕上がる特徴を持っています。

 

市場価格は一匹2000円程で販売されています。

昭和三色の特徴

昭和三色は昭和初期に作出された三色であることから、昭和三色と呼ばれているのです。

 

大正三色と同じく三色の模様が体に入っていますが、墨の面積が大きいことかが特徴の種類です。

 

墨が多いことから全体的に豪快さを訴える種類であり、お腹まで黒い模様が入る個体も多く、水槽など横見での観察にも非常に向いており、一匹1500円程で販売されています。

紅白の特徴

紅白は、シンプルな色合いとされています。

 

しかし、鯉愛好者からは紅白に始まり、紅白に終わると言われているほど非常に奥が深い色合いと評価されているのです。

 

日本の新潟県で品種改良や養殖が活発に行われており、現在では100種類以上もの種類があるといわれています。

 

今後も、品種改良を経て今後もどんどん種類は増えていくだろうと予測されています。

 

人気が高い種類であることから、市場への流通量も多く一匹約1000円前後で購入することが可能です。

白写りや丹頂と緋写りの特徴

錦鯉には御三家の他にも、墨の地体に白の斑紋が入った「白写り」という種類もいます。

 

他にも、丸い緋斑が頭部に一個だけある特徴の「丹頂」、黄写りの黄の部分が赤くなった「緋写り」など様々な特徴の錦鯉の種類が人気となっています。

結び

錦鯉(ニシキゴイ)の飼育の仕方と餌のやり方や水槽の選び方についての記事はいかがでしたでしょうか?

 

また気になる値段や品評会の審査基準についてもご理解いただけたでしょうか。

 

体型、色、模様がその審査基準となることも重要なところですね。

 

この章では、錦鯉(ニシキゴイ)についてのここまでをまとめた記事の要約を載せていきます。

 

錦鯉は日本の国魚指定を目指しているなど、国内と海外ともに非常に評価されている観賞魚とされています。

 

市場流通も多く水槽飼育にも適しています。

 

そのため餌のやり方や水槽の選び方と値段 現在の方法や錦鯉の飼育の仕方の現在の方法をきちんと知っておくことです。

 

そうすることで、初心者でも気軽に飼育に挑戦することが出来ます。

 

本格的な飼育をされている方などは、全国で定期的に開催されている全日本錦鯉振興会の組織主体の品評会の情報をチェックしています。

 

なお、アマチュア向けの品評会も様々な地域で開催されています。

 

品評会の審査基準や現在の情報などもチェックしながら参加する方も増えてきていますね。

 

品評会で出品するためにも、評価の基準となる体型、色、模様に仕上げる為にも、徹底的な管理と飼育を行う方が多くなってきています。

 

錦鯉は大正三色昭和三色紅白といった御三家をはじめ、品種改良で複数の種類が開発されています。

 

種類の開発には様々な背景がありますが、見た目で気に入った品種を見つけてみることをおすすめします。

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