降水量・降雨量・降雪量の違いとは何かと聞かれてすぐに答えることできます?

 

また、その意味や使い方の例と測り方はお分かりでしょうか。

 

降水量と降雨量、降雪量の違いとは何か、知っているようで意外と定義を知らなかったりします。

 

また、使い方の例と測り方が分かると意味の違いが理解できて言葉の使い分けが可能となります。

 

使い方は難しくありませんし、測り方も割と簡単に頭に入れられるので覚えるのは簡単です。

 

降水量と降雨量、降雪量と言葉が3つあって、それぞれ降るものと量の違いを意味します。

 

後はそれぞれの量の測り方さえ分かってしまえば理解できたも同然です。

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降水量・降雨量・降雪量の違いとは

 

降水量・降雨量・降雪量は、文字を見れば何を意味するのか想像できます。

 

ですが、具体的には中々説明できないものですね。

 

しかし、それぞれの違いとは何かを知るのはとても大切なことなんです。

 

これらの意味の違いが分かるとイメージしやすくなります。

 

細かいことをいえば、雨は計測する間に少なからず蒸発します。

 

雪も観測地点の地形などで積もり方に影響するはずです。

 

 

そこまで気にすると正しい数字とは何か分からなくなってきますね。

 

計測の結果はあくまでも参考に、相対的に変化を捉えるように活用するのが正解となります。

 

自然を相手にする気象の計測は難しいものです。

 

雨でさえ場所を少し変えるだけで降り方に違いが生じます。

 

それだけに、計測は観測地点を決めて数字を算出する必要があります。

 

周辺の影響を受けないこと、地域を全体的に見た場合に偏りがないなどの条件が課せられます。

降水量とは何





降水量とは、その意味は正式な気象用語で雨と雪や霙(みぞれ)、霰(あられ)、雹(ひょう)などを対象とします。

 

雨以外の雪などの固まりは、溶かして水の状態にしてからカウントされます。

 

このように地面に降った水分の量のことで、雨だけでなく雪やあられ、ひょうに霜も対象です。

 

正確にはその場に積もる水の高さを表し、これらの体積の合計が降水量となります。

 

単位はmmで計測は0.5mmごとに、10分間や1時間といった区切りで計測されてきました。

 

ちなみに以前は0.1mm単位でしたが、1967年以降は現在の0.5mm単位に変更されています。

 

大気から地面に落ちた水が降水量なので、雪などの固まりは水に換算して計測します。

 

なので地面から上に撒いたり、上空から降らせた水はカウントの対象外なんです。

 

純粋に大気から降る水のH2Oのみ降水量にカウントされます。

 

それ以外のものはいくら降っても無関係です。

 

水に溶け込む大気中の成分は考慮されません。

 

しかし、そもそも水分を損なわずに分離するのは難しいです。

 

 

そのため、現在は集めた雨がそのまま計測されています。

 

ただし、近年はレーダーで観測する仕組みも用いられています。

 

これにより場所ごとの降り方の違いが捉えられるようには進化しています。

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降雨量とは何

 

降雨量とは雨のみを指す言葉を意味します。

 

しかし、降水から雨のみを分離するのは困難です。

 

なので、降雨量は気象用語としては正式なものではないです。

 

会話の中で降雨量という言葉が出てくることはありますね。

 

それは、降水量と同義で用いられるケースが大半です。

 

絶対に雨しか降らない場所があるなら、降雨量も正式な用語になった可能性はあります。

 

ですが、現実的にはあり得ないことです。

 

そのため、気象庁の発表など公式な場では降水量を使います。

 

降雨量は短縮して雨量とも表現します。

 

これは、降水量から雪やひょうなどを除いた文字通り雨だけのカウントです。

 

 

降雨量には溶けた雪などを含むこともあるので、そこは少しややこしいですね。

 

一般的には、降水量も降雨量もほぼ同じ意味で使われています。

 

これは厳密に使い分けられているとはいえないでしょう。

 

ところが、気象庁のように正確な発表が求められる場合は、決まった言葉の定義が重要になってきます。

 

辞書には降雨を雨の降ることと記載されています。

 

なので、その雨の量と考えれば難しく考えずに済みます。

 

 

ただ、雨に含まれる水を分けて内訳を明確にするのは困難です。

 

そのため、気象庁では曖昧に解釈される恐れのある降雨量という言葉を正式に使っていないです。

 

これは気象庁に限らず、気象用語として業界全体で認められていない形です。

 

降雨や雨量の言葉自体は使用されているので、降雨量のみ非公式な言葉と覚えておけばOKです。

 

日常的な会話だと厳密な定義は不要ですから、それほど気にしなくても良いでしょう。

降雪量とは何





降雪量とは積もった雪の深さを測った結果を意味します。

 

雪を降水量でカウントする場合は、ヒーターなどで温めて溶かした水の量を計測するのが基本です。

 

雪は雨と異なり、降り方のムラが大きく場所によって偏りが生じますね。

 

そのため、雪は常に一定の観測地点で記録することが必要です。

 

雨も勿論、観測地点が固定で雨量計も同じものを使用します。

 

しかし、積雪量は積雪計を使い記録を行い、相対的な記録から降雪量が算出されます。

 

 

降水量と降雨量では、計測対象が雪に限定されるとしても測り方で体積の違いが生じます。

 

単純に比較できないことに注意しましょう。

 

降雪量とは降る雪のことで、地面に降り積もる雪の深さをcm単位で計測した結果です。

 

似た言葉に積雪がありますが、降り積もる意味でいえば同じです。

 

ただし、積雪量とは意味や定義が異なるので気をつけましょう。

 

積雪量は地面から深さを測って算出します。

 

 

降雪量はある時点の雪の深さを基準に、そこから相対的に雪の量を計測することになります。

 

つまり、基準点が分からないと計測できません。

 

なので、降雪量を測るには最初に地面とそこに積もる雪の深さを記録しておくことが不可欠です。

 

積雪量は地面を基準に現在の深さのことです。

 

降雪量は例えば1時間前の雪の深さから数えて、1時間の内に何cm降ったかという数字です。

 

つまり、降雪量と積雪量の違いについては前者が1時間などに降る雪の量です。

 

後者は特定のタイミングに積もっている量を指します。

降水量・降雨量・降雪量の使い方の例の違い

 

降水量や降雨量と積雪量は、その意味や言葉の印象が似ていて混同しがちです。

 

そのため、間違えて使わないように注意しましょうね。

 

意味や使い方の例と共に、単位や計測方法も覚えておくと便利です。

 

言葉の違いや使い分けを知りたくなったらこれらを頭に入れるのが近道ですよ。

 

覚えるべき言葉は3つ程度です。

 

その内の1つは正式な気象用語ではないのでハードルは低く、大人だけでなく子供でも覚えることができます。

降水量の使い方の例

 

降水量の使い方の例では、どの地点で1時間の内に何mmの雨が降ったというように使用します。

 

雨以外の降水がある場合でも、雪が降る季節ではないこともありますね。

 

一般的には、あられやひょうが無視できる程度なら、何mmの雨が降ったと表現するのが普通です。

 

ただし天気予報などで解説が行われる時は、あられやひょうまじりの雨といった使い方がされます。

 

初雪が降る季節であれば、いつの時点で雨が雪に変わるというような解説が加えられます。

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降水量は、雨のみを意味する降雨量と違い、大気から降って地表で水に変わるもの全般を含みます。

 

そういう性質があることから、解説なしで単に降水量といっても何がどれだけ降ったのかは分からないです。

 

だからこそ解説が必要ですし、地域や時間ごとに降り方や変化の説明があるわけです。

 

気象庁だと、降水量は雨と雪を分けずに計測する場合に時間雨量として数字を発表しています。

 

混在して降る状況をみぞれといいますが、これは分離が難しくそれぞれを予測するのは非現実的です。

 

そのため、雨か雪、雪か雨とぼかして用いられます。

降雨量の使い方の例

 

24時間の雨の量などを表現する場合は、何月何日の日雨量は何mmという使い方になります。

 

降水量は日時と計測時間の追加情報がないと意味がなくなります。

 

なので、必ず添えてセットで用いることが大事です。

 

雪の場合は、溶かして計測しないと正しい数字は分からないです。

 

ただ単に積もった雪の深さを計測するのは間違いだと頭に入れておきましょう。

 

 

なお、降雨量は正式な気象用語ではありません。

 

ですから、気象庁の発表や天気予報で耳にすることはまずないでしょう。

 

もしテレビなどで耳にすることがあるとすれば、気象予報士やお天気キャスターが誤用したと考えるのが自然です。

 

特に、国家資格試験で合格している天気予報士は、降水量と降雨量を間違えて使うとは考えにくいでしょう。

 

あえて意図的に降雨量を用いることはあり得ます。

 

ただし、天気予報の中で説明もなしに使えば間違いと指摘されるはずです。

 

 

こういった気象用語とその使い方のルールを頭に入れておくことです。

 

そうすることで、天気予報の説明が理解できたり、天気予報士の解説が正しいか分かるようになります。

 

ただ、日常会話で降雨量というのは全く問題ありません。

 

天気予報で耳にした降水量を降雨量といって会話に用いるのもありです。

 

曖昧な使用が認められるのは、やはり使う言葉の定義に厳密さが求められない非公式な場だからこそです。

 

使い方といっても、1時間や24時間に何mmの雨が降ったというように、降水量と使用方法は同じです。

降雪量の使い方の例

 

降雪量は、ある時点から数えてその何時間後に何cmの雪が積もったかを表します。

 

基準になる時間とその時点の降雪量の記録がなく、地面に棒をさして深さを計測するのは間違です。

 

これだと判明するのは積雪量です。

 

公式な場だと降雪量といったり発表してしまえば大変なことです。

 

積雪量は地面からの雪の深さを意味するものです。

 

これに対し、降雪量は観測開始の時間から数えて、1時間や24時間の間に降り積もった量を意味します。

 

 

つまり現在積もっている雪の量を表現するには何cmの積雪量といいます。

 

また、一定時間の間に降った雪の量を表現するなら何cmの降雪量といいます。

 

降雪量はそのまま雨量には換算できないので、雨量として数字を知りたい場合は溶かすのが正解です。

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降水量・降雨量・降雪量の測り方の違い

 

降水量と降雨量は公式と非公式の違いで、降雨量のみを測るのは難しいです。

 

簡易的でも問題ないのであれば、容器を外に置いて時間の経過後に溜まった水の高さを測ることです。

 

これで、降水量や降雨量が判明します。

 

降水量が雨以外も含む全般的に水量を算出するもので、降雨量は雨のみに絞る点にあります。

 

 

降雨量が正式な気象用語ではないのは、雨だけを測る方法が確立されていないためです。

 

つまり、常に変化する気象観測の分野ではあまり意味がないからです。

 

降雪量とは相対的な積雪量のことです。

 

地面を絶対的な基準とする積雪量に対し、降雪量は特定の時間内に降った雪の量に限ります。

 

相対的な基準となる時間とその時の記録がなければ、時間あたりに降った雪の量を算出するのは不可能です。

降水量の測り方

 

降水量の測り方は、雨量計を使って一定時間の雨などの量をmm単位で計測します。

 

雨量計は日本だと漏斗型の受水器が標準的で、これを観測地点の機器内に設置するのが基本です。

 

雪やあられがまじることが多い寒冷地では、溶かして計測できるようにヒーターを備えていたりします。

 

ヒーターには電熱線と加熱油方式があって、蒸発しない程度に暖めて雨量計に水が入るようにしています。

 

雨の降り方にもよりますが、風が強いと飛ばされて雨量に誤差が生じます。

 

 

そのため、助炭と呼ばれる防風の柵で対策がとられます。

 

正しい計測を実現するために、公共の気象観測では検定に合格した貯水型雨量計、転倒ます型式雨量計のいずれかを用いるのが普通です。

 

貯水型雨量計には目盛りのついた容器が設置されます。

 

その目盛りを目視で確認したり、ゼンマイ式で記録された数字を読み取る測り方をします。

 

転倒ます型式雨量計は、一定量の水が容器に入るごとに倒れ、もう片方のますに水が入る状態を繰り返すものです。

 

シーソーのように交互に水が溜まるので、その入れ替わる回数から降水量が算出されます。

降雨量の測り方

 

降雨量の測り方は、深さのある適当な容器を戸外に置いて、1時間か24時間後に高さを測る形です。

 

しかし降雨量は正式な気象用語ではないです。

 

そのため、雨だけを測る方法もありませんから、あくまでも簡易的な計測方法に留まります。

 

あられがまじらないという保証はありません。

 

また、みぞれで雪まじりの雨となれば雪を除いて計測するのは困難です。

 

それと、毎回観測地点が変われば誤差が大きくなります。

 

住宅地の近くだと交通や建物の影響があるので精度が気になりますね。

 

容器の選び方1つでも、雨の入り方に違いが出てきます。

 

なので、降雨量を測るのは難しく、改めて簡易的で参考程度に留めるのが無難だといえます。

 

それでも、雨量の測り方が分かると勉強になります。

 

 

天気予報で伝えられる降水量の意味も理解できますから簡易的に降雨量を測ってみるのはありですね。

 

身近にある空のペットボトルをカットして、目盛りを記入して容器にすると簡単に計測できます。

 

これは、子供の教材や自由研究にもなるでしょう。

降雪量の測り方

 

降雪量は、ある時点の雪の深さから、その1時間後などに何cm雪が降り積もったか計測する測り方をします。

 

基準になる時間はないです。

 

地面に棒をさして雪の深さを測っても、それは降雪量ではなく積雪量なので注意しましょう。

 

降雪量を測るには、一度積雪量を測って記録しておきます。

 

それを1時間後にもう一度積雪量を測り1時間前の数字から差し引けば、降雪量が算出できます。

 

このように、降雪量は相対的に測るものです。

 

つまり、基準がないとどれだけ雪が降ったか知ることはできないということです。

 

 

なお、地面に雪が積もっていない場合は別です。

 

この場合は、降り始めからの積雪量が分かれば、この記録を基準に1時間後に深さを調べれば降雪量が分かります。

 

あるいは12時間や24時間後にもう一度測り、時間内の雪の量を知ることができます。

 

公式な計測では積雪計を使い、送受波器でレーザーを飛ばし、光が戻ってくる時間で雪の深さを測ります。

【降水量・降雨量・降雪量】の違いとは何のまとめ





降水量と降雨量、降雪量の違いとは何かといえば、それは大気から地表に降るものの違いです。

 

なお、測り方にも違いがあります。

 

使い方の例と測り方については、降水量が一定時間に降った雨や雪の量です。

 

単位はmmを用いて1時間に何mm降ったといいます。

 

これだと何が降ったか分かりませんから、雨なのか雪まじりのみぞれなのか説明を加えるのが正解です。

 

測り方は雨量計を設置して、1時間後などに体積の高さを計測するのが基本となります。

 

降雨量は雨が何mm降ったと表現します。

 

ですが、正式な気象用語ではないので測り方も非公式で簡易的です。

 

適当な容器で構いませんから、外に置いておいて1時間経ったら、高さを測ればどれだけ降ったかが分かります。

 

このとき、雨が当たらないよう室内に移動して測ると良いでしょう。

 

降雪量は1時間に雪が何cm降り積もったと使う言葉です。

 

ただし、ある時点から一定時間の経過後に相対的に算出するものです。

 

先に基準点となる雪の深さを記録しておくのが原則です。