彗星(ほうき星)と流星(流れ星)の違いは何?意味も分かりやすく解説!

気象

彗星(ほうき星)と流星(流れ星)の違いは何

 

彗星(ほうき星)と流星(流れ星)は何をもって違いを区別されるかですが、彗星は小型の天体の事と思って下さい。

 

太陽系内を何十年や、何百年という周期で回っており時折、ハレー彗星等の様に地球の直近を通る様な事もあります。

 

また、2021年の1月の初めに発見されたレナード彗星は今年12月12日頃に地球に大接近しました。

対して流星の方は、彗星の放出した塵であったり宇宙を漂う岩石の類が地球の引力に引っ張られて、摩擦熱で燃えながら落ちてくる事を言います。

 

ちなみに彗星も流星も尾が付いている様に見えますが、実は尾の内容も結構違います。

 

彗星の方は氷と固体微粒子という構成で出来ています。

 

これが、太陽に接近した際に、氷部分が溶け出してそこから放出されたガスや微粒子が太陽光に反射して光り尾の様に見えます。

 

太陽風に流されて出来る関係上、進行方向に関係なく太陽と正反対の方に伸びるという事も押えておきたいです。

 

余談ですが、UFOと思われた物体が、尾の分析で彗星を勘違いしたのだろうと判明する様な事もあるとのことです。

 

一方、流星の方の尾は高度100kmに突入した頃合いから燃えだして、70kmになる頃には燃え尽きます。

 

ですが、この時に流星の構成物が炎上して光り輝いて見えるのが実体という事になります。

 

ただし、流星は彗星の時の様に太陽光の影響を受けているわけではありません。

 

進行方向の後に尾が伸びるという事もチェックしてほしいポイントと言えます。

大きさと距離も、彗星(すいせい)と流星(りゅうせい)を分ける大きい違いです。

 

なお、彗星の方が巨大であり、流星の方がずっと小さくなっています。

 

特に彗星の方は物によっては、SFの題材で地球衝突物があります。

 

しかし、地球をずっと凌駕してしまう様な規模を誇る彗星もあります。

 

ただ、彗星の発光のタイミングが太陽に近づいた時であるように、地球ギリギリを通ってしまうという彗星は現在まで登場していません。

 

ちなみに、流星の方は燃え尽きるといっても、完全に消滅しないで地球に落ちてくる事もあります。

 

消滅しなかった流星は流星ではなくて、隕石分類になります。

 

流星も隕石も基本的には彗星よりもずっと小さいです。

 

しかし、隕石に限ってはかなり大きい規模の物が落下してくる事も無いではありません。

 

恐竜絶滅が隕石による被害であるという説もあります。

 

近年でもロシアにかなりの規模の大きさの物が落下して爆破衝撃が発生するという事態も発生しています。

 

後は隕石は学術的に希少価値がある上、需要もある関係でそれを回収して商売をしている隕石ハンターも世界中に実在します。

 

なお、日本は隕石多発地帯程には落ちてきませんが、時折小型の隕石の報告はあります。

 

彗星(ほうき星)の意味をもっと分かりやすく解説

 

彗星(ほうき星)の意味を更に分かりやすく解説します。

 

まず「ほうき星」の名前の由来は彗星本体と尾を含めて、まるで掃除道具の箒の様に見える事にそういう名前になったという説があります。

 

英語では「コメット」とも呼ばれています。

 

レナード彗星

 

流星と違って移動速度は日周運動と同等の為、かなり長い間空に尾を引いて滞空している様に肉眼では観測されます。

 

ちなみに、彗星と混同されやすい物では「小惑星」という括りもあります。

 

ですが、彗星の方は氷やガスといった太陽に接近した際発光する余地がある物質が多く含まれています。

 

逆に小惑星の方はそれらの要素が無い場合を言います。

 

文字通り、小さい惑星が小惑星で条件を満たさない物が彗星と覚えておくのも1つです。

 

ただ、両者がハッキリ分かる様になるのは太陽から3AUの距離まで接近してからとなります。

 

その時に尾が確認出来たら彗星で無かったら小惑星という事になります。

 

大体の目安ですが、この3AUの距離は火星軌道と木星軌道の真ん中程度と思っておくと間違いありません。

 

続いて、彗星が地球に近づく公転周期に関してですが、約3年ほどで最接近する物もあれば数百万年に1度というロングスパンの物もあります。

 

中には地球軌道から飛んでいきそれから2度と戻ってこなかったという様なケースもあります。

 

後は彗星の尾の部分ではなく、本体の方は核と呼ばれます。

 

この核は純粋な氷ではなくて、岩石質と有機物の混合である事が多いです。

 

その関係から「汚れた雪玉」と評される事も珍しくありません。

 

汚れた雪玉

 

他にも、彗星の明るさによる区別もあり、こっちは恒星等と同じで等級により分けられます。

 

古来には、夜空の何もない場所から前触れもなく出現する事から天からの攻撃と見なされます。

 

また、国の破滅や存亡に関する前触れと取られた様な話もあります。

 

古代バビロニアの有名なギルガメッシュ叙事詩にも、おそらくは彗星と思われる記述が確認出来る等、関連する物語や記録は数限りありません。

 

流星(流れ星)の意味をもっと分かりやすく解説

 

流星(流れ星)の意味を分かりやすく解説します。

 

まず流星の元となる小天体の大きさは決して一定ではありません。

 

下は0.1mmから数cm程度の物もあります。

 

 

それこそ隕石分類の様に地表まで燃え尽きないで落ちてくる大きいサイズの物まであります。

 

これらの大きさの物が、毎秒数十kmという尋常ではない速度で地球の大気圏に激突します。

 

その際に大気の分子と流星から出るガスがプラズマ化した結果、発光現象が発生します。

 

ですので、流星は地上に辿り着くことなく燃え落ちます。

 

 

光って見えるのは本体部分の炎上の光ではなくて内臓されていたガスです。

 

つまり、流星近くにあった大気であると考える方が正しい見方という事になります。

 

明るさがマイナス3等から4級程を超えて明るい場合は、火球と呼ばれる事もポイントです。

 

物によっては夜空が突然明るくなったような鮮烈な輝きを見せる種類の物も珍しくありません。

 

満月よりもずっと明るい光を放つ事から、こっちも彗星の時と同様に古来では何かの神託ではないかと思われた様な事も多いです。

 

ちなみに、そういった信仰や文化面で見ると隕石として、地球に落ちてきた流れ星を加工して工芸品として何処かに奉納したという様な話もあります。

 

観測方法としては、流星電波観測や眼視観測、写真観測、流星TV観測等が有名な所です。

昨今では動画配信等で専門家が解説を付けている様なケースも散見されます。

 

後は面白い所では、観測者の方に流星が飛来して来た場合は、観測者からは流星が止まって見えるという事があります。

 

その場合は静止流星停止流星と呼ばれます。

 

「突然明るい星が出て来て、急に消えた」という場合は、大概これに該当する事が多いです。

 

この現象もUFOと勘違いされる事が少なくありません。

 

ちなみに流星が観測者に激突したという案件は、0でこそありません。

 

しかし、本当に珍しい出来事になるので、基本的に心配しないで構わないです。

 

近年では1954年と2002年の2例のみになります。

 

まとめ|彗星(ほうき星)と流星(流れ星)の違いは何?

 

彗星(ほうき星)と流星(流れ星)の何が違いになっているか意味も分かりやすく解説すると、彗星の方が大きく流星の方が小さいのが1点です。

 

他にも構成物質や尾に当たる部分の内容、太陽との距離等でも差異があると思って下さい。

 

 

彗星の方は小天体分類で流星の方はそうではないという事や、尾の発光に太陽が関係しているか否か等も差異として挙げられます。

 

他にも地球に達する前に燃え落ちてしまう物が流星です。

 

そのまま落ちる物を隕石と呼びます。

 

燃える要素を持っている小天体を彗星といいます。

 

燃えない物質がメインになっている物は小惑星と呼ぶという事等も押えておきたいポイントです。

 

何れの天体も、人間社会に大きい影響を与えた事があるという点に関しては共通と言えます。

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