菱餅の食べ方!切り分けてもいいの?三色の意味と調理の仕方も伝授!

飲食

菱餅(ひしもち)の食べ方

 

菱餅(ひしもち)の食べ方ですが、角をちぎる食べ方をすると角が立たないと言われており縁起が良いのでおすすめです。

 

和菓子の一種で桃の節句に雛人形と一緒に飾る菱餅は、切り餅と同じように食べることができます。

 

それから、角を隠すように丸めて食べると人間関係が円満になると言われています。

 

 

最もシンプルなのは焼いて醤油につける食べ方です。

 

しかし、醤油に砂糖を加えて甘くしたり、海苔で巻いていただくのもありです。

 

きなこにつけるのもいいです。

 

あんこと一緒におやつ感覚で食べても問題ないです。

 

つまり味つけやトッピングは自由です。

 

菱餅(ひしもち)だからといって特に食べ方の条件はありませんから、好きなように食べられます。

 

 

お雑煮に入れても美味しく食べられます。

 

油で揚げて香ばしさを加えたり食感を変えてみるのもおすすめの食べ方です。

 

角をちぎると縁起が良い菱餅です。

 

お雑煮だと形が崩れて角がなくなるので、手でちぎらずそのまま食べますね。

 

お雑煮に入れてもOKということは、うどんの具にしたりピザのトッピングにするのもありというわけです。

 

なので、ひと手間掛けて切り分けることをおすすめします。

 

実際に手に持ってみると分かります。

 

ですが、菱餅は1個でも大きいです。

 

なので、小さい子供にとっては尚のことビッグサイズです。

 

少しずつ口に入れて食べる食べ方が身についているならいいですが、大口を開けて口に入れるとなると困ります。

 

油断すると喉に詰まりますし、菱餅は餅なので詰まり方によっては大変なことになります。

 

菱餅は子供だけでなく家族も一緒にいただくわけです。

 

そのため、高齢者も住む家庭だとお年寄りも喉に餅が詰まる可能性があります。

 

だからこそ切り分けることが大事なんです。

 

切り分けてもいいのかという疑問は挟む余地なしです。

 

切らずに食べて喉に詰まるリスクを冒して口に入れるくらいなら、小さく切って食べた方がいいのは明白です。

 

飾る間は勿論そのままが正解ですが、食べる時まで飾る時のルールを適用する必要はないです。

 

菱餅(ひしもち)を切り分けてもいいの

 

菱餅(ひしもち)を切り分けてもいいのか?

 

その疑問に対する答えはイエスです。

 

理由は角をちぎる、あるいは丸めて食べた方が縁起が良いと言われていることです。

 

 

また、そのままでは食べにくいことも当てはまります。

 

三色に切り分けるのがおすすめではあります。

 

しかし、包丁で十字に切り込んだり、一口サイズに細かく切るのも自由です。

 

切って食べることはどの家庭でもやっていますから、駄目という方がおかしいことになります。

 

手でこねて遊ぶようなことをすれば、流石に罰が当たっても不思議ではありませんが、食べる為に切るのはOKどころか推奨されます。

 

そもそも丸飲みする風習でもないですし、菱形の形を保つ必要があるとするなら、口に入れることすらできなくなるでしょう。

 

このように切ってもいい理由はいくらでも挙げられますし、理由の1つ1つに目を通せばすぐに納得できるはずです。

 

菱餅が食べられてきた過去の歴史の中でも、切ってはいけないという話はないです。

 

タカ
タカ

仮にもしあるとしても守るべきか疑問ですね。

 

危険を冒してまで食べる必要があるかといった新たな疑問が生じます。

 

つまり、誰も禁止していないので切るのは全然OKです。

 

 

禁止だとしても守らなくても良いわけです。

 

確かに菱餅(ひしもち)は縁起物で特別な餅です。

 

しかし、そこまで厳密な食べ方が定められているわけではないです。

 

 

飾り終えた菱餅の役割は終了です。

 

なので、後は焼いたり煮て美味しくいただくのみです。

 

切りたくないなら煮込む手もあります。

 

しかし、形が分からないくらいとなれば食感は残らないでしょう。

 

ドロドロに溶けた餅も一度に飲み込めば喉が詰まるリスクになります。

 

そのため、切っても切らなくてもリスクはあります。

 

その為、切る切らないよりも食べ方の方が断然重要です。

 

つまらないことで悩む必要はないといえます。

 

それに切り分けた方が家族みんなで美味しく食べられます。

 

家族1人あたり1個で計算するのと比べて家中を餅だらけにせずに済みます。

 

縁起物の菱餅に包丁を入れてもいいの

 

縁起物に包丁を入れるとなると躊躇する人もいるでしょう。

 

ですが、菱餅(ひしもち)はあくまでも餅なので切っても大丈夫です。

 

三色を残す為に縦に切るのも1つの方法ですが、

 

 

定番は横から包丁を入れて色ごとに分けるやり方です。

 

というのも三色には上からくちなしの実とひしの実、そしてヨモギに由来するそれぞれの意味があるので、切り分けて食べるのが正解です。

 

切らずに食べることもできますが、そのままだと厚みがあって飲み込む時に喉に詰まりかねません。

 

三色で1つの意味をなしているわけではないので、縦に切ったところで罰当たりでもなければ縁起が悪くなることもないです。

 

もし切り分けることでありがたみがなくなると感じるなら、三色に切り分けたものを1つずつ食べることをおすすめします。

 

これならお腹の中で1つになります。

 

意味のある三色を全て体に取り込むことができます。

 

切る切らないで言えば、むしろ切らない方が怒られる恐れがあります。

菱餅(ひしもち)の切り分け方

 

菱餅(ひしもち)の切り分け方は、イメージ的には魚の三枚おろしのように色と色の境目に包丁を入れていく感じです。

 

菱餅を上からしっかりと押さえて切る意識をすると、綺麗に色ごとに菱餅を分けることができます。

 

包丁は刃を水平に保ち、小刻みに動かしながら切っていくのがポイントです。

 

しかし切れ味が悪いと断面がガタガタになりますから、予め刃を研いでおきましょう。

 

刃は刃先だけではなく、包丁全体を使うつもりで思い切って刃を入れます。

 

三枚に切り分けるだけでも食べやすくなりますが、小さい子供がいる場合は更に小さく切ってもOKです。

 

菱餅(ひしもち)は生餅なので真空パックになっている場合が殆どです。

 

そのため、常温でも未開封なら鮮度が保たれます。

 

ところが、開封して空気に触れると水分が飛んで硬くなります。

 

カビが生えてしまうこともあるので、開封後は速やかに調理するのがいいでしょう。

 

味は多少落ちてしまいますが、冷凍保存は可能なので食べきれそうになくても心配無用です。

 

小分けに冷凍しておけば使いたい時に使いたい分だけ食べられます。

 

あれこれと楽しめるのでおすすめできます。

 

焼く前は生の質感で光沢もあります。

 

焼いた後は普通の切り餅のような仕上がりになります。

 

味はもち米の香ばしさが漂う甘みが基本です。

 

ですが、製品によっては塩が含まれています。

 

なので、味つけをしなくてもほんのり塩味が楽しめます。

 

勿論、味つけをした方が美味しく食べられるのは言うまでもありません。

 

やはり市販の切り餅と同じようにいただきましょう。

 

菱餅(ひしもち)の三色の意味

 

菱餅(ひしもち)の三色にはそれぞれに意味があります。

 

解毒作用を持つくちなしの実が入る赤は先祖を尊んだり厄を祓うことと健康のお祝いの意味があります。

 

白は清浄や残雪の意味で、血圧を抑えるひしの実が入れられます。

 

 

緑は元々ハハコグサの草餅でしたが、母子草をつく連想からヨモギに置き換えられるようになりました。

 

ヨモギには増結効果があるとされています。

 

そのため、これも子供の健康を願って入れられてきたことが分かります。

 

意味は春先に芽吹くヨモギの新芽が穢れを祓うことで、萌える若草に由来します。

 

形の理由には諸説あります。

 

宮中で正月に食べられるひしはなびらもちを起源とする説や室町時代に足利家が習慣で食べていた菱形の餅の説あります。

 

 

それと各地に菱餅に似た形の餅を食べる慣習が存在しています。

 

そのため、菱形の餅の歴史はかなり古いものと思われます。

 

 

どちらにしても菱餅は子供の為に、三色に願いを込めて作られているわけです。

 

三色というのは全国的に定着している組み合わせですが、地方には二色や五色以上の菱餅を作る地域も存在します。

 

定番の三色が確立されたり根づき始めたのは、江戸時代以降だとされています。

 

菱餅(ひしもち)の調理の仕方

 

菱餅(ひしもち)は生餅なので、加熱する必要があることを頭に入れておきましょう。

 

調理の仕方ですが、基本的には包丁で食べやすい大きさに切って、オーブンなどで焼きます。

 

完成した菱餅の調理の仕方は基本的に自由です。

 

 

アルミホイルを敷いたオーブントースターで焼いたり、熱した油に投入して素揚げする方法がおすすめに挙げられます。

 

焼く菱餅の調理は一般的な切り餅と同じではあります。

 

ですが、生餅なので焼き加減を見ながら程良い焼き加減を見極めたいところです。

 

生餅といってもそのまま食べてお腹を壊すとはまず限りませんが、食感や美味しさの意味ではちゃんと焼く必要があるでしょう。

 

一方、素揚げはきつね色になるまで揚げれば完成です。

 

しかし、トッピングを用意して好みに合わせて食べられるようにするともっと楽しめます。

 

醤油につけるだけでも十分に美味しいですね。

 

でも同じ味ばかりだと飽きてしまいます。

 

そこで、砂糖醤油などの甘めのものもあった方が沢山食べられます。

 

素揚げした菱餅は料理の具材にもなります。

 

小さく切ってお好み焼きに入れたり、グラタンにトッピングして後は普通に焼くことでいつもの料理がワンランクアップします。

 

 

他にも、ベーコンで巻いてフライパンで焼いたり、チーズを乗せてお好みの薬味をトッピングする食べ方もあります。

 

改めて、菱餅(ひしもち)の調理の自由度は高いことが分かります。

 

市販の切り餅の調理方法が適用できることも理解できます。

 

調理の仕方次第でおやつにも立派な料理にもなりますから焼いて食べるだけでは少し勿体ないです。

 

どのように食べるかは人それぞれなので、それだけレシピが存在しているともいえます。

 

まだまだ増える可能性にも期待が持てます。菱餅の調理は難しくありません。

 

また開封後の扱いにさえ気をつければどう調理しても美味しく食べられるでしょう。

 

菱餅(ひしもち)の作り方

 

菱餅(ひしもち)の作り方は簡単です。

 

普通の餅と同じくもち米を炊いて米粒をすり潰したら、水で濡らしながらついていくだけです。

 

菱餅は三色が均等ですから、単純に三等分して白色はそのまま使います。

 

色は赤だと食紅、緑にはヨモギを入れてよく混ぜて仕上げます。

 

伸ばした餅を菱形の型で抜いたら、三色を順番通りに重ねて冷蔵庫で冷やせば完成です。

 

先に三色を重ねてからまとめて型押しして抜く方法もあります。

 

菱餅の食べ方|まとめ

 

菱餅(ひしもち)の食べ方でよく疑問に思いがちな切り分けてもいいのということですよね。

 

これは、三色の意味と調理の仕方について理解を深めると自信を持って食べたり、説明したりできるようになります。

 

何気なく口にしている人にとっても、興味を持つと知らなかったことが分かる切っ掛けになります。

 

 

菱餅(ひしもち)の食べ方は色の境目を横に切手切り分けます。

 

焼いたりお雑煮に入れるなどしていただけます。

 

切り分けてもいいのかという疑問の答えは良いです。

 

切ってはいけない理由はなく逆に切るべき理由の方が多くあります。

 

三色の意味は先祖を尊び厄を祓い健康を祝う赤、清浄と残雪を表す白、春先に芽吹くヨモギの新芽で穢れを祓う緑です。

 

調理の仕方は基本的に切り餅と同じです。

 

しかし、菱餅は生餅なので加熱してからいただいた方がいいです。

 

一口大に切って素揚げするとそのままでも美味しいです。

 

また、お好み焼きやグラタンと組み合わせたり、チーズや薬味をトッピングしていただくのもおすすめです。

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