源氏物語の登場人物と数は何人ご存知でしょうか?

 

この物語にはいったいどれだけの登場人物が出てくるのでしょうね。

 

メインとなる人物と女性たちの年齢はいったい、いくつになるのでしょう?

 

また、その性格や役割と人柄はどうだったのでしょう。

 

最近は、源氏物語もテレビドラマやドキュメント番組で取り上げられるほどの人気ぶりです。

 

この記事では紫式部(むらさきしきぶ)が書いたとされるこの源氏物語についてフォーカスしていきます。

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源氏物語の登場人物と数は何人で役割は?

 

源氏物語は平安時代に書かれた長編小説で、紫式部を代表する作品として、現代の日本だけでなく海外でも翻訳され親しまれています。

 

また、源氏物語といえば登場人物の多さが特徴的で、具体的に何人かといえば、その数は何と430人余りにもなります。

 

ただし、実名で登場する人物は限られており、多くは紫式部の手で作り上げられた架空の登場人物なんです。

 

それでも1人1人キャラクターが与えられていますから、改めて紫式部の創作力の高さが窺えますね。

 

登場人物は主人公の光源氏を始めとして両親や兄弟、そして女君たちに子女や左大臣家といった役割の人物が登場します。

 

主人公の光源氏の役割は、人々を引きつける美貌を持つある意味で完璧な人物で、同時に好色家の一面を持ち合わせているのが特徴です。

 

 

読者が感情移入する視点の1つで、進行役も担っていますから、源氏物語においてまさになくてはならない存在です。

 

一方で両親の存在は、光源氏という人物がいかにして生まれたか、どのように人格形成が行われたかなど、物語の土台となる役割を果たします。

 

親というのは誰にとっても影響力が強く、一生涯にわたって影響を与え続けることもあるほどですから、人物描写が魅力の源氏物語ではやはり重要です。

 

光源氏の兄弟もまたなくてはならない登場人物で、異母兄の朱雀帝や弟にあたる蛍兵部卿宮、異母弟の八の宮の名前が並びます。

 

それぞれ立場が異なる上に、光源氏に対する様々な思いがありますから、内面の心理描写に注目です。

 

左大臣と大宮の子、頭中将を中心に、光源氏の舅にあたる左大臣や頭中将の正室の右大臣四の君、頭中将の長男柏木というような人物が存在します。

 

 

いずれも役割は、源氏物語の政治的な場面におけるキャラクターですが、主人公の婿入り先で絶妙な距離感がリアルに描かれます。

 

いわゆる政略結婚状態にある人物が登場しますし、本人たちの思いや位置づけなどが魅力的です。

 

全てのキャラクターに役割が与えられ、ちょい役の登場人物1人取っても、物語に欠かせないといえます。

 

政敵の弘徽殿女御、左大臣家と争う右大臣といった、光源氏と敵対する勢力も要注目です。

 

家来筋も登場人物は多いですが、光源氏を身近で知るという、他のキャラクターとは違った役割が持たせられています。

 

巻数が50とも60ともいわれる大ボリュームで、これを3部構成で作られたと考えられていますから、1部あたりに人物が何人も登場することになるのは仕方ないでしょう。

 

もう1人の主人公といえる紫の上関連では、祖母の北山の尼君(きたやまのあまきみ)や尼君の兄にあたる僧都、乳母の少納言に王女御が登場です。

 

 

明石の方は本人と父母程度ですが、玉鬘関係となると右近を筆頭に乳母や乳兄弟姉妹などがずらりです。

 

空蝉(うつせみ)や落葉の宮に女三宮と、宇治十帖まで多方面に登場人物が出てきます。

 

その分、役割がかぶるキャラクター少なからずいますが、決して同じではなく不要でもないです。

 

主人公を軸に、身近な深い関係の人物を結びつけると、更にそこから親兄弟や子供、子供の結婚相手という新たな関係性が見えてきます。

 

このネットワークのような人間関係の理解を深めるのが、源氏物語を読む上での醍醐味となります。

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源氏物語に登場する女性たちの年齢や性格と役割は?

 

源氏物語に登場する女性たちには、光源氏に影響を与え続ける母親の他に、女君たちや子女があてはまります。

 

母の桐壺更衣は按察大納言の娘で、光源氏の父の桐壺帝により溺愛されました。

 

桐壺更衣は光源氏が3歳の時に亡くなっていますが、桐壺更衣の年齢は不明です。

 

身分が低いこともあり、女御や更衣たちには疎まれ、薄幸のまま病で命を落とした印象の薄い登場人物です。

 

性格はこれといって特徴はありませんが、主人公の光源氏にとっては人生観を左右するほどの重要な存在です。

 

源氏物語の数ある登場人物の中でも、このように、女君たちは外すことができない人物ばかりです。

藤壺中宮(ふじつぼのみや)の年齢や性格と役割は?

 

藤壺中宮は先帝の第4皇女にあたる女性で、主人公の母の桐壺更衣に似ているのが特徴です。

 

光源氏が最も愛したのが、母の面影を求めた女性としての役割で物語に登場しています。

 

容姿は美しく優しさや母性を兼ね備えており、非常に真面目な性格で非の打ち所がない性格です。

 

あまりに完璧過ぎるので、桐壺帝の元に入内して光源氏の前に現れるのはやや出来すぎですが、これは紫式部による意図的なものだと思われます。

 

年齢は光源氏の5歳上で、16歳の時点で源氏物語に登場しています。

葵の上(あおいのうえ)の年齢や性格と役割は?

 

葵の上は、光源氏にとって最初の正室で、左大臣の娘という身分の高い女性です。

 

物語の中では、光源氏の四歳年上となる正妻で左大臣と大宮の娘ですが、夕霧を産んで亡くなってしまう役割です。

 

夕霧(ゆうぎり)とは、光源氏の兄ですが、母親は葵の上となり光源氏の継兄(ままあに)となります。

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初登場の年齢は藤壺中宮と同じく16歳ですが、性格は正反対で冷たく感情があまり表に出ない傾向です。

 

容姿の美しさは共通点ですが、お互いの関係は物語の早い時点で冷めていて、光源氏が他の女性の元に通うようになっても不満1つ漏らさないほどです。

 

ただし、内面では受け入れられずフラストレーションが溜まっていますから、感情表現があまり上手くない人物だといえるでしょう。

 

それは身分の高さとお嬢様として育てられたのが理由で、経験が浅い光源氏の女性の扱いの下手さもあって、少々可愛そうな人物です。

 

2人の子供の夕霧がお腹に宿った時は、心境の変化があって人間らしい感情が表に出てくるようになりました。

 

しかし、期待が膨らむ結婚生活とは裏腹に呪いで命を落とします。

六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の年齢や性格と役割は?

 

六条御息所は、初登場時が20歳で後に光源氏の愛人になる女性で、プライドの高さと愛情の深さ、それと嫉妬深さを併せ持つ性格です。

 

容姿は源氏物語の女性たちに漏れず、美しく妖艶ですが、光源氏の正妻の葵の上からは良く思われていないです。

 

死後も嫉妬深さは生霊として残り、意図的ではないといえ、葵の上の命を奪っています。

 

しかも、死霊となって紫の上や女三宮にも取り憑いていますから、思いの強さは本物で嫉妬心が凄いといえます。

 

紫の上は光源氏の正妻で藤壺の兄の娘、つまり姪にあたる役割となる関係です。

 

登場は10歳とまだ子供ですが、可愛らしい容姿と性格で純粋無垢なところがあります。

 

光源氏との間に子供はいませんが、それを除けば容姿も性格も完璧で、男性の理想像といっても過言ではないでしょう。

 

初登場のシーンは紫の上が走り回っているところで、たまたまその様子を見掛けて一目惚れします。

 

当初、光源氏は元気で男の子っぽさがある印象を抱きますが、大人になると素直で愛情の深い女性に成長していきます。

 

冷たく感情表現に乏しい葵の上や、嫉妬深さが強烈な印象を与える六条御息所といった女性たちの中で、純粋さや安心感を感じさせます。

 

光源氏との年の差は8歳なので、紫の上からは兄妹のような感じですが、光源氏にとっては守りたい存在です。

明石の方(あかしのかた)の年齢や性格と役割は?

 

明石の方は光源氏の妻の1人で、地方役人の娘という低い身分ではありますが、謙虚で奥ゆかしく気品を持っています。

 

年齢は初登場が18歳ですが、当時光源氏は27歳と9歳差ですから、大人とまだまだ若い女といった間柄です。

 

惚れた光源氏が繰り返し口説き落とそうとしても、1年間丁重に断り続けたので、それが逆に心に火をつけます。

 

断り続けた理由は身分の違いで、自らの立場が良く分かっていたからこそ、心苦しくも断ってきました。

 

経済的には決して貧しかったわけではありませんが、身分の低さゆえに1年もの間結ばれなかったわけです。

 

後に結ばれて子供ができますし、43歳の時点まで登場しますから、シンデレラストーリーを体現する人物です。

 

女三宮は光源氏の兄の子供で、身分は高く可愛らしい容姿を持っている正妻です。

 

可愛いという容姿は魅力的ですが、幼さが残るタイプの可愛さで、甘えたり自主性がない性格が難点です。

 

身分は高いのにその教養を感じさせないので、長所よりも短所の方が際立ちます。

 

子供はいますが、不倫相手との間に生まれているので、そこもまた困ったところです。

 

極めつけは年齢差で、光源氏が40歳の時に14歳と26歳もの差があることです。

 

性格は、トラブルメーカーとして周囲を困らる役割ですが、そこが源氏物語をより面白くしているのも事実です。

 

ちなみに不倫相手の子供を産んだ罪悪感はあって、罪の意識に耐えられなくなり出家します。

 

このように、源氏物語は様々な年齢や性格の女性が多数おり、物語を色濃く壮大なものにしています。

 

主人公自身も完璧のようでそうではありませんし、豊富なタイプの人物揃いの源氏物語ですから、時代を超えて読み続けられているのだと考えられます。

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源氏物語は女君の登場人物が多い理由

 

源氏物語は女君の登場人物が数多く、何人もの女性たちの名前が次々と出てきます。

 

役割は1人1人少しずつ違いますし、性格も魅力も異なりますから、覚えるだけでも大変といえば大変です。

 

しかし、女君たちのキャラクター性や思いを知ることで、物語の深みは増して更に面白くなってきます。

 

子女は4人で2男2女ですが、実子は3人で実は父親の異なる子供が1人います。

 

とにかく好色家の主人公ですから、関係を持った女性は数知れず、読み始めた段階だと一体何人の女性が登場するのかと思いがちです。

 

ただ主人公は誰に対しても優しく、それに相手を尊重する人物ということもあるので、割と抵抗感がなく受け入れられます。

 

 

もちろん、現代人の価値観からすると全てが理解できるわけではなく、ギャップを感じてしまう部分はあるでしょうね。

 

物語が書かれた時代が約1000年前と大昔で、今とは何もかもが大きく異なりますから、その点を考慮する必要があります。

 

女君たちの役割は、光源氏という人物の様々な一面を浮き彫りにしたり、物語の広がりや深みを持たせるものです。

 

身分や立場に関係性が多種多様ですから、紫式部が執筆する中で想像力が掻き立てられ、登場人物が次々に増えていったと想像できます。

 

それだけ紫式部は書きたい人物像が多かったり、イメージを形にできる表現力があったといえるわけです。

 

 

人生の多くを費やして取り組んだ大作ですから、まさに作者の人生観が現れていますし、当時を知る資料としても揺るぎない価値があります。

 

主人公と親兄弟、それから女君たちといった登場人物の役割が強く、現代の映像作品などではこれらのキャラクターにフォーカスがあてられます。

 

ところが、源氏物語は生い立ちや恋愛だけでなく、政治的な栄光や権力闘争に没落といった要素が含まれます。

 

光源氏の婿入り先の左大臣家は、右大臣側と勢力争いをしており、緊張を緩和する為に婚姻を結ぶなど複雑な状況です。

結び

 

源氏物語の登場人物や数と何人いるのかについてはご理解いただけたでしょうか

 

また、女性たちの年齢や性格についてもお役に立てましたら幸いです。

 

源氏物語を調べてみると登場人物の多彩さが独特で、現実に何人かを挙げるとすれば、その数にしたら何と430人余りにもなります。

 

登場人物は主人公の光源氏は勿論の事両親や兄弟、その他女君たちに子女や左大臣家などの役割の人物が登場します。

 

主人公の役割は、人々を引き寄せる美貌を持つある意味で完璧な人物で、同時に好色家の一部分を持ち合わせているのが性質だと考えられます。

 

源氏物語に登場する女性たちには、主人公に影響を与え続ける母親の他に、女君たちや子女が該当します。

 

母の桐壺更衣は按察大納言の娘で、光源氏の父の桐壺帝により溺愛されました。 桐壺更衣は光源氏が3歳の時に息を引きとっていますが、桐壺更衣の年齢は不明です。

 

源氏物語は女君の登場人物がたくさん、何人もの女性たちの名前が次から次と出てきます。

 

役割は1人1人おいおい違いますし、性格も魅力も違いますから、学ぶのみでも大変といえば大変です。

 

されど、女君たちのキャラクター性や思いを知ることによって、物語の深みは増してますます面白くなってきます。